「なにも無くなってしまった印象… 1がとても良かったのは、現代を現代...」カイジ ファイナルゲーム ガジラさんの映画レビュー(感想・評価)
なにも無くなってしまった印象… 1がとても良かったのは、現代を現代...
なにも無くなってしまった印象…
1がとても良かったのは、現代を現代として写したうえで、地下(闇社会)では、恐ろしいやり取りが行われている……というのが、作品に緊張感をもたせていたと思う。
しかし、今回は中途半端な架空の社会に設定され、しかも表の社会も、貧困にあえいでいるため、どこにいても変わらない感じが、作品の世界から緊張感を奪ってしまった感がある。
一部の富裕層は、相変わらず存在するが、それらの人々の存在にリアリティが感じられず、すべて架空な世界に見えてしまったことが、『カイジ』という作品から、面白さを奪って、ただの絵空事に変えてしまったのは良くない気がした。
ゲームも、大がかりなのもがおおいが、雑なゲームで緊迫感がつたわらない。
そもそも、カイジが社会を背負った感じで勝負に挑むあたりが、もうカイジという身勝手で、だらしない主人公にみえず、別のキャラクターに見えてしまいがち…。
唯一いいのは、藤原竜也が演じている事が見所だけの、残念な作品でした。
なぜ、こんな作りになったのか?残念過ぎる
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