劇場公開日 2020年10月23日

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朝が来るのレビュー・感想・評価

全288件中、161~180件目を表示

4.0また反省させられました

2020年11月8日
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鑑賞方法:映画館

ストーリー説明・ネタバレなし、原作未読 河瀬直美監督作品は『あん』以来の鑑賞だったと思います。 今年はコロナ騒動で映画鑑賞が凄く減ったにも関わらず、観る映画観る映画、殆ど満足していて、特に邦画は質が高い作品ばかりで嬉しくなりますね。今、日本映画業界のガラパゴス化が言われていますが、それで映画の質が上がるなら、例え迫力あるスペクタル映画やアクション映画が作れなくても、例え洗練されたミュージカル映画が作れなくても、日本映画はそれで突き進めば良い様な気がします。 本作ですが、今までの河瀬監督の作品群と比べると是枝監督かと思う様な作風で、とても分かりやすい作品でした。 河瀬監督と是枝監督って扱う題材やテーマが似ている感じですが見せ方は微妙に違い、河瀬監督は映像にドラマを乗せるような感じであり、是枝監督は逆に物語に映像を乗せている感じで、観客にとっては後者の方が理解しやすいと思います。 で本作の場合、才気が先走り観客に対しての気配りの希薄さはあまり感じなかったし、物語自体も分かりやすかったですね。それは『あん』くらいから見られる傾向で、樹木希林という役者からの影響が大きくあったのかも知れませんね。本作ではテーマも興味深いものでしたが、物語にも十分引き込まれました。 それと『星の子』の感想でも書いたのですが、自分自身を反省する様なテーマの作品が多くなってきた様に感じます。本作でもそうでしたが、これは歳をとり頭が硬くなってきたせいもあるのかも知れませんが、今まで嫌悪していた行いを己自身が行っていることの発見ほど応えることはありませんからね。 この作品でも世間一般の浅はかな先入観が、自分の中にも確実に存在している事を気付かせてくれました。 映画の冒頭ではこの作品の主人公は永作博美だと思っていたら、ひかり役の蒔田彩珠が本作の主人公だと気付き、彼女に対する私の印象がまさに“世間の目”的な本質とはかけ離れた、フォーマット化さた行動だけでの未熟さ愚かさだったのですが、これは映画的な誘導というか印象操作もあったとは思います。そう思わされたこと自体が物語の終盤にになって強く自分の心に突き刺さりました。 物語の中で、半グレの様な連中に友達の保証人にされて恫喝されたシーンで(正確な台詞は忘れましたが)「何故、私が……」の答えに対し半グレ達から「バカだから…」という返事をされるシーンがありましたが、これは今のSNS時代の象徴的な言葉でもあり、殆どの人間が他者(世間)に向かって無意識に発している総称の様に感じられ、私も当然その1人であったことを思い知らされました。(『あん』の時のハンセン病に対する世間の対応と同一の人間心理だと思います。) (SNS社会では自分以外の全ての他者(肉親/他人、強者/弱者、賢者/愚者関係なく)一個の人間としてではなく“バカ”という総称で呼ぶ傾向を強く感じてしまうし、自分もその例外ではない) この作品の結末が悲劇となるか?希望となるか?、観客はこの二つの結末の予兆を作中に与えられるのですが、観客はどちらの結末を想起してしまうのか?、人間をちゃんと一個の人間として見ることの難しさをこの作品は伝えてくれました。この作品に登場する全ての人間に(あの半グレ達でさへ)記号的な役柄はいないと、捉えられるかどうかを試された様な気がします。

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シューテツ

4.5うーん…

2020年11月7日
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予備知識なしに、映画のポスター?見開き?と他の作品の際の短い番宣のみで、産みの親が子供を取り返しに来たり、「そして父になる」のような親子になっていくようなストーリーを勝手に想像してた。 ところが井浦新、永作博美夫婦の「子供を持てない葛藤」のあとにくる「産みの親の苦悩」のサイドストーリがコントラストを付けていて、さらには河瀬直美監督の映像美?カメラワークというのかなぁ、淡々とした画面の中にある一つひとつ(一人ひとりかな)がすごく上質に撮られていた作品だと思った。 凄く泣けるわけでもなく、かと言って凄く感動するわけでもないけど、現代社会にある「割り切れない想い」が丁寧に描かれていると思った。

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キチ

3.0川島海荷のドラマ版が好きで映画を見た

2020年11月7日
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泣ける

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あさと

4.0複雑な心境に

2020年11月7日
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難しい

複雑な心境になりました。 ベストな選択なんてあるのでしょうかね。 世間体を気にしての選択が、人生という長い時間軸のなかで当事者達を変えてしまうこともあるような気がします。難しいですね。聞く耳を持つこと、話しをすることが大事なんでしょね。 良い作品でした‼︎

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あにゃい

5.0最後の最後で涙腺決壊

2020年11月7日
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mintel

3.5切実なテーマをリアルに描いているが

2020年11月7日
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子供が欲しくても授かることのできない夫婦と、子供を産んでも育てることのできない母親。特別養子縁組による子供、養親、実親の関わりという切実で重いテーマを、リアルに、かつ謎解きの要素を入れて描いている。 木々や島の風と光、ドキュメンタリーと見紛う登場人物の表情やセリフ、揺れるカメラなど、河瀬監督の持ち味が十分に発揮されている。 前半の夫婦のパートでは、妊活に悩む姿、特別養子縁組という制度を知って感銘を受ける姿が、自分事として感じられ、「親のためではなく、生まれてくる子供のための制度」とNPO主宰役の浅田美代子が語る姿に、本当に感動してしまった。 しかし、この作品(たぶん原作も)の真価は、子供を産んでも育てることのできなかった母親の事情と心情を描いている後半のパートにある。そこでの母親役の蒔田彩珠の凄みには目を見張る。よくこれだけの難役を演じきったものだ。 ただし、数年振りに会う母親と名乗る人物が変貌し、金を要求してくるシーンは、謎解きの起点となるシーンであり、事情が明らかになった後にはクライマックスとなるはずのシーンだが、他のシーンの描写の濃密さと比べると、ずいぶん薄味で、しかもセリフに頼っていたように感じ、物足りなさが残った。 後半になるにつれて、謎解きを追いかけるのに性急な感じで、残念ながら、河瀬監督はミステリーを描くのは得手ではないようだ。 ラストの母親どうしの再会、そして子供の視点が、監督が描きたかった本当のテーマなのだろうが、自分としてはうまく読み取ることができなかった。

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山の手ロック

4.5一人でも多くの人に観てほしい作品

2020年11月6日
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この映画は ほんの少し前に封切られたはずなんだけど… 今日私が観に行った映画館では今週木曜日迄で終了になるらしい。 今日も実際 私を含めて二人のみの観覧者だったので仕方のない現実なのでしょうが、、、。 邦画はチョッとね~とか、思っている方には特に観てほしい!! 私は他の口コミをされてる方々に比べると原作者の辻村深月さんの事も河瀨直美監督の事も殆ど…いえ、全然、予備知識はなかったのですが。 ただ『朝が来る』は たまたまドラマ版を観たことがあって、 私の場合、もし同じ作品をTVドラマで 観てから後で劇場版を見た場合の多くはドラマ版が勝者になる、って感じだったのですが 本来は勝ち負けの問題ではないのでしょうが、どうしてもドラマの方が内容が濃くなって当たり前だし連続で観る映画に比べれば次の回を観たくなる様なメリハリもつけなきゃならないだろうし。 でも、今回の作品に関しては劇場版の方が断然記憶に残るモノになりそうです。 こんなに丁寧に、且つ其々の登場人物に感情移入出来る作品は そうは無いと私は思いました。 他の方の口コミにも有りましたが、こんなにリアルに、まるでドキュメンタリーの様に仕上げられた作品は少なくとも私は出会った事がありませんでした。 私が語るまでもなく、永作さんも井浦さんも、もちろんヒカリ役の薪田彩珠さんも称賛に値する役者さん達でしたが、 私の中では朝斗君の3人目のお母さんにあたる浅田美代子さんも実に印象深い配役だったと思いました。 若い方々には浅田美代子さんの認識は薄いかも知れませんが、 終盤の浅田さんのセリフは浅田さんにしか出せなかった心からの言葉だった様に思えてなりませんでした。 最後に、最初の内にコーヒーを飲んだのが災いしたのか… エンドロールの少し前からトイレに行きたくなってて、他の多くの方々の口コミを見てなければ最後まで観ずに出てしまうところでしたが、 最後まで観て 本当に良かったです!! この場を借りて有難うございました! 【補足】邦画が好きだと公言してる割にはあまりに認識がなかったので、後で調べて判明した事ではあったのですが… 私の今まで観た邦画作品の中で印象深いモノの中に辻村深月さんの『ツナグ』がありました~! ご存知の方には"言わずもがな"でしょうが主演の松坂桃李さんが比較的近年のアカデミー主演男優賞大賞受賞後に樹木希林さんとの思い出を涙ながらに語られた作品です (長い補足でスミマセン^^;)

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fys

2.5テーマや取り上げ方は良いが・・・

2020年11月5日
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キッスィ

4.0彼女にお金が必要な理由

2020年11月5日
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幸せ

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f(unction)

4.0望まない妊娠した少女と望んでも生まれない夫婦との有り得る絆

2020年11月5日
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この問題はどこにでもあり得る問題を愛を持って紡いで行く絆を 表現してほつこりする映画でした。一人一人が子供を愛していたし、子供も養子で有る事を知っていて中学生の彼女が島で出産して、赤ちゃんの顔に顔をくっつけるシーンや家にいられなくて放浪し何度も養子宅に訪れて脅迫まがいの事をしても、真意を分かった夫婦が子供に広島のお母さんだよ言い、子供も会いたかったと話すシーンは涙が出てきました。辻村深月さん原作で河瀬直美監督、永作さん井浦さん、浅田美代子さん蒔田さん、朝斗役の子役さん皆さん良い演技でした。

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高桑 ムツ子

2.0ラストと随所に入る主題歌が釈然とせず

2020年11月5日
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じーたら

4.5里親から観た「朝が来る」

2020年11月5日
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知的

幸せ

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Yoshinori Asakawa

5.0この映画を観ようかどうしようかと迷っている人はまず私のレビューを読んで欲しい。

2020年11月4日
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悲しい

はい。ようこそ来て頂きありがとうございます。 この映画を観ようか、やめようか迷っているあなた!まずこのレビューを読んで頂ければ幸いでございます。 なんか不妊症の夫婦の話かあ。重そうだな。きつそうだな。はい、わかりますよ。わかります。だって私もそう思っていましたから。 確かに不妊症の話しはかなりの尺を使って描かれます。 男性側が無精子症だと顕微授精でお金が掛かります。心理的な負担も有ります。つらい。観ている方もつらい。しかし・・・ 中盤から話しは一転。赤ちゃんを提供した少女の話しにシフトします。しかも最初からです。 ひと恋染めしのドキドキ感から妊娠、そして出産まで。これはこれでつらい。しかし。しかしです。・・・観て損は有りません。きっと。 ここで、まるで違う話しになります。 三年前に奈良に行った時の事です。知っていると思いますが、鹿が沢山います。可愛い。何度も鹿せんべいを買って鹿にあげます。 大仏殿に向かう参道で鹿せんべいを買いました。その刹那。なんか生暖かい。獣臭い。そうです、肩の上に二頭の鹿。脇に二頭の鹿。完全にロックオンされています。 当時は台湾でドラマの「鹿男あをによし」が放送されていて、台湾では大ブームです。8月に行ったのですがお客の半数は台湾の方です。台湾ギャルは鹿に追い回されて嬉しそうです。多分一生忘れないよ。 しかし。しかしです。十鹿十色。鹿は本来優しい生き物です。 大仏殿に向かう途中に小さなせせらぎがあります。暑い盛りなので多くの鹿が涼をとっています。 ふと見ると若い雌鹿。人間だと推定15歳。そしてその横には小さな仔鹿。とてつもなく可愛いです。私は仔鹿を写真に撮ろうとしました。しかし、母鹿が仔鹿の前に出る。 何回も繰り返し結局、仔鹿を写真に収める事は断念しました。 鹿は本来草原で、草を食んで生きる動物。捕食者、被捕食者で言うと完全に被捕食者です。つまり本能として仔鹿を守っているのです。 二月堂に向かうと外国人が何度も鹿にお辞儀をしています。鹿もそれに呼応してお辞儀をします。 オー ニホンノシカハ レイギ タダシイデス❗️ ちょっ!待てよ❗️鹿せんべいは❓あげろよ。私は買いに行ったんですよ。代わりに。そしたら店頭に人がいねえの❗️やる気だせよ。鹿さんごめんね🙇鹿さんは可愛い。ディア 鹿さん。 はい。枕終わり。長いなあ。すいません。まずは簡単にストーリーを紹介します。ネタバレはしませんからね。 栗原清和(井浦新)と佐登子(永作博美)の夫婦は一度は子供を持つことを諦めましたが、特別養子縁組により男の子を育てることになりました。朝斗(佐藤令旺 さとうれお)と名付け、良い子に育ちました。 もうね朝斗くんが可愛いし健気なんです。幼稚園でいざこざが有り、周りがギクシャクした時の一言。 「ママ、ぼくがやったって言った方がいい?」 私はびえんだよ。すいません。調子に乗りました。新しい事を言いたかっただけです。 夫婦に突然の電話。ドキドキ。私の子供を返して下さい。 えっ?まじっすか?その人は家に来ます。茶髪でスカジャンを着ています。夫妻は赤ちゃんの受け渡しの時、女子中学生に会っています。似ても似つかない容姿。 あなたは誰ですか? そして物語は中盤に入ります。少女の話しです。片倉ひかり(蒔田彩珠 まきたあじゅ)の視点になります。 まず奈良の風景が美しい。流石の「あをによし」です。里山の風景。桜のインサート。光が溢れています。河瀬監督は奈良出身なんですね。奈良愛を感じました。しかし鹿はワンカットしか出ません。 蒔田彩珠。最近観た映画に出ていたんで覚えています。凄く上手い。なんと次の次の朝ドラ「さよならモネ」で清原果耶の妹役を勝ち取ったのだった。凄い。 皆様。名前を覚えて下さい。まきたあじゅ、まきたあじゅ。最後のお願いに参りました。まきたあじゅに皆様の清き一票をお願いします。 何故、選挙風❓ その後の広島の島の風景も素晴らしい。内海なので太平洋のような暴力的な海では有りません。とにかく優しい海です。 あなたの島にお嫁に行きたくなりました。 そんなこんなで泣きました。良かった。凄く。 ネタバレなしなので隔靴掻痒の思いでございます。夜は冷たく長い。でも誰にでも朝は来ます。希望の朝です。 夜は鬼が出ます。朝の映画は如何ですか? エンドロールの最後まで制作者の愛を感じました。 長文でごめんなさい。 ふざけてごめんなさい。 ここまで読んで頂き感謝カンゲキ 雨嵐でございます。

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masami

1.5レビューの良さで期待しすぎた

2020年11月4日
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レビュー評価だけ見て あえてレビュー内容は見ずに鑑賞 なんだろ・・・ ワケあって育てられなかった中学生も 母性を持ったのはわかる ならば自分の母ちゃんに対して少しでも 心の変化がほしかった 仲違いのままで救いなし 自分の将来を考えてくれる家族がいたのに ないがしろのままで終わったのは 悲しかったな 最後まで自分自分で 自分の子供に会いたいやら金だせやら 人を思いやれる人になって 身を引いたりもせず 心の成長が見れず残念 なんなん?

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のりまき

3.0疲れる

2020年11月4日
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難しい

お金を払って見る映画か疑問 たぶんテレビだったら、途中でチャンネルを替えていただろうと思う 重たい内容だが、もっと判りやすくしてもらいたい感じ 女だけが損すると、見終わって感じた

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pee poa

4.0法律だけでは片付けられない

2020年11月4日
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知的

子供が授かれない側(前半)と 産んだが育てられない側(後半)の 苦悩と葛藤 この映画を観るまでは 前半側の意見に 凄く共感してました しかし、 色んな事情で 手放さなきゃいけなく 凄く苦しむ人もいると わかりました 2人の母親が 子供にとって 良い選択を取ろうと 必死にもがき 考え 苦しみ 終盤に 泣きながら ひざまづいて 謝る姿が 見てられなかった 法律だけでは 片付けられない要素が そこにあり 人の感情と世間体(社会)との 狭間を揺れ動く描写など うまく表現していると思いました 帰り道 あとから泣けてきます

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H1DE!

5.0母親だって誰かの子供

2020年11月4日
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幸せ

きちんと丁寧に各々のバックストーリーが描かれている素晴らしい作品。 最後の最後にすべて報われました。 本当に見てよかった。

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MAMI

4.5一本一本と大事に物語を紡ぐ。これが邦画だ。日本映画なんだ!

2020年11月3日
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個人評価:4.4 美しい人。守りたい人。命と人生を扱った素晴らしく、そして誇張がない人間ドラマだ。 河瀬作品はどれも素晴らしいが、自身が物語も手懸ける作品と、原作がある物語を手懸ける作品とではやはり趣きが違う。「あん」でも感じたが、原作がある時の作品は人間描写が素晴らしく繊細と感じる。台詞なしで表情のアップ、その眼差しだけで何を感じているか伝わってくる。人間を描くのが本当に上手いと思う。他作の自身が物語を描く時は、人間よりも土地や風土に宿るモノを描いていると感じるが、人間を描かせた河瀬直美も本当に素晴らしい。 一本一本と大事に物語を紡ぐ。外国映画にはないこれが日本映画なんだ!という作品。 アメリカアカデミー賞に久しく日本映画がノミネートされた事も嬉しく思い、オスカーも必ず取れる作品だ。

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カメ

3.5送り出す母、向かい入れる母の壮絶なバトルかと思いきや、どちらの母も...

2020年11月3日
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送り出す母、向かい入れる母の壮絶なバトルかと思いきや、どちらの母もそれぞれの立ち位置で子を思う良き母だと思った。 1番怖かったのは幼稚園のママ友。(ママ友あるある) 十代で妊娠した女の子は子供を産んだ事で精神年齢と実年齢が伴わずうまく生きて行けなくなったのに男の方は変わらず学生をしている姿がリアルだった。

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uzumoti

5.0見事な映像の連なりに魅せられた

2020年11月3日
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知的

難しい

全ての監督作品を見ているわけではないけれど、個人的には最も好きな作品だった。 私的ドキュメンタリーから始まって、どの劇作品にもその影響が色濃いという認識。この作品もリアルさの追求というものを強く感じたけれど、これまでと違うなと思ったのは、画面の中の絵を意識的に意図したものを作り上げようとしていたようなところ。偶然に捉えたものとか極力抑えて、偶然に見える箇所も明確な演出があってそのように構築されていると強く感じた。故に、これまで以上にカッチとした劇映画という印象だったけれど、その反面、これまで以上に全てがナチュラルに流れている印象で、相当見入った。 とにかく、映像の連なりが見事で、話とか構成も素晴らしかったけれど、絵がいいなあという─、今までこの監督作品ではそんなこと感じたことがなっかたのですが・・・。 まだまだこれから傑作を作り出してくれる監督だとは思いますけど、とりあえず今のところの総決算的な映画のように感じました。

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SH