ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビューのレビュー・感想・評価
全143件中、41~60件目を表示
あんな高校生ほんとにいるの?
主人公の二人は、ブスっぷりがすごく等身大っぽかったけど、他の子たちはちょっと違和感。
あんなんで有名大とかGoogleに行けるの?
ルックスもすごく良いし。
葉っぱ吸って、酒飲んでパーティーして。
コメディとは言え、半分はほんとでしょ?
これじゃ日本は負けるわ。
わからないネタがあるのが悔しい。
『レディバード』で好きだなあと思ったビーニー・フェルドスタインが、下ネタマシンガントーク大好きなガリ勉意識高い系生徒会長という弾けた役。冒頭の部屋でRBG!…からの、ケイトリンとの(観てる側はサムイ)謎ダンスにニヤニヤ。
本線は主役2人の一晩の冒険と成長だが、脇役まで含めて多面的な人物像を提示していて、中々に奥が深い。
特に印象に残ったのは、喧嘩したり悪口言ったりしても、人種や体型などを侮辱するようなことは言わないので修復不可能にはならないし、観ていても嫌な気持ちにならなかったこと。これは意図的なのでしょう。
で、肝心要の(違います)パンダですが、なんかこうもっと洗いやすい物の方が衛生的では…。
最&高!
2020年最後に良い青春映画を観れてとても嬉しい。
最初は汚ねぇ高校だし、コイツらのノリやべぇ!
嫌いだわぁから始まってエイミーとモリーのノリも
何言ってっか分かんねぇ、女子にしか分からない映画か?
と思ってたのに、
卒業式のシーンではコイツらマジ最高!
ダサくなんなよ!離れたくねーよ!とモリーに完全に
同調した。
きっと、くだらないの中に、
それぞれのキャラに見せ場があって、
いつの間にかコイツってこう言うヤツだよなって
分かるように作られてたからなんだと思う。
オリビア・ワイルドのマジックにかかってたんだと思う。
二人の恋愛の落ち着きどころも納得出来たし、
エンディングも素晴らしかった。
青春の一晩の話もいくつかあるけど、
流れは一緒でもどんどん今時にブラッシュアップされてる
んだなと感じました。
下ネタはあるけど嫌味がない。
人を傷つける笑いがない。
など観てて下品だけど気持ち良かったです。
モリーとエイミーも尊敬し合ってて、
褒め合うところも微笑ましかったな。
性の寛容さ、LGBT、人種などの観点から観ても、
高校生を題材にした作品の最先端を観たなと言う感じ
でした。
すべてを受け入れる世界
あーもうヤダ!最高すぎ!
キャラがめっちゃ濃いし、動作がいちいち笑えるしもうテンポが最高!
勉強一筋の生徒会長とその"おまけ"が高校最後にはっちゃけちゃおー!ってお話。
いかにもアメリカらしい自由なはしゃぎが楽しくてしょうがない。ストーリーはすっごいめちゃくちゃでツッコミどころのオンパレードなんだけどそこが面白すぎた。
こうゆう暴走はやっぱ大好きだわ!
なんと言ってもやっぱりキャラがすっげぇ面白すぎる。
生徒会長に同性愛者に大富豪にヤク中にジェンダーに金なし校長に先生に恋をしたキモ男。
こうやってキャラを文字に起こしてみると悪口に思えてしまうが、それぞれ個性の価値観を全て受け入れて尊重しているのが今作の面白いところであり、すごいところ。
変な奴がいっぱい出てくるのに誰のことも否定せずそれぞれの個性が全面に出ている。
ある意味、この映画に出てくる人達のような自由気ままな考え方が今の世界には望まれているのかもしれない。
最高のコンビ
「スーパーバッド」の女性版という前評判だったので、大いに期待していたのですが、腹の底から笑えたという面では「スーパーバッド」の勝ち。
でも、ノリのいい音楽に載せた主役2人の下ネタを織り交ぜたマシンガントークがイイ!周囲の登場人物も物語が進行するに連れて、新たな面も明らかになっていき、一歩前に踏み出すことの大切さを教えてくれる青春映画でした。
まさに深夜向けの映画!!
夜中に「とんがりコーン」を食べながら観る事ができる映画だと思います。女子二人で喋りながら夜中にパーティ巡りをしていくという発想は面白いですが、全体的に会話がつまらない(中国語は良かった)ので楽しめませんでした。超訳吹き替えにするにしても、かなりバカっぽい内容になると思います。後半、ちょっとエッチなシーンは良かったです。
同種に秀作多く、不利。
典型的ガリ勉も劣等生もいないって、そりゃそうだ。
米国若者のパーティー、結局我々日本人はするに至れず、今も羨ましい、で幕。
キャリーの陰湿切実を想う。
エッジの効く音楽と編集の心地好さは一応ある。
同種に秀作多く不利かな。
桐島部活やめるでもなし。
エネルギッシュな躍動感
な、なんなんだ。このエネルギーは。
冒頭から、なぐられたみたいな楽しさ。
監督がOlivia Wildeとなっている。
Olivia Wildeって誰だっけ。
わたしには「リアムニーソンの映画で素っぱだかになったひと」くらいな、男性的な記憶しかない。
ひとことで言えば学園もの──だけど、各々パーソナリティーがやりすぎで、楽しさが飛び抜けている。
が、学園もの──とはいえ、この映画には、主人公もほかの登場人物もふくめ、プロムでキングとクイーンにえらばれるようなAlphaな人は、ひとりも出てこない。
ダサくて変わってて、あまたの類型性のなかで、かんぜんに負け組を演じるひとびとの狂乱な悪あがきが描かれている。
にもかかわらず──というより、だからこそ、この映画は温かい。
たとえば、日本の学園もののなかで、ダサくて変わっている人が、脚光をあびる世界観が存在するだろうか。
日本のクリエイターは、むしろ類型性のなかに人物をおさめようとする──のであって、いじめられっこを主人公としていてさえ、おしつけがましい善意か、何気ない上から目線──なのが、わが国の学園ものの定石である。
反して、ひとの持っている多様性を許容することにアメリカ映画の素敵さがあるんじゃなかろうか。
イージーA、エイスグレイド、ウォールフラワー、僕とアール、The Edge of Seventeen、あるいはジョンヒューズも、つねに異端に悩む生徒が、良心や友情のなかに溶解することを描いてきたではないか。
この映画にもそれがある。
ことに加えて、いろんな映画でアメリカの学校を見てきた──とはいえ、この映画のそれは、もっともっとけたたましい。
たとえばアメリカの学校(の映画)において、もっともよく見る風景が、ロッカーが居並ぶ廊下である。
ミーンガールズでもクルーレスでも、そこをプリンセス系のAlphaが並列になって闊歩するシーンが学園ものには、いわばつきもの──である。
この映画で見たその「廊下」は、いままででいちばん強烈だった。
多種多様の格好/性格/性向/肌色/体型のひとたち。
飛び交う喚声と罵声と嬌声。飛び交う紙吹雪とトイレットペーパー。飛び交う水風船(コンドーム使用の)。
自分がなければ一秒も生きられない。
だけれど、そのカラフルとヴィヴィッドな色合いのなかで、じっさい描かれているのは、主人公ふたりの友情にほかならない。のである。
それは、監督のオリヴィアワイルドが、インタビューに応えているとおり──だ。
『ガールズムービーをつくろうって考えはなくて、ビバリーヒルズコップとかリーサルウェポンみたいなバディ映画のように、お互いを支え合うふたりを描きたかった。性格の異なるふたりが、必死になって、おたがいの欠損を補い合う姿が描きたかった。高校が舞台の友情映画をつくりたかった。人生のその時期の重要さを描きたかった』
いい。
21世紀の女の子とか言ってるひとたちに爪垢飲ませてやりたい。
ちなみにRyan役のVictoria Ruesgaって女優(すごく有名なskateboarderとのこと)が死ぬほどみりょくてきだった。なんかもう破壊的にadorableだった。
このまま卒業していいのか
2019年、ロスアンゼルスの高校、卒業を控えた仲良し女子2人組は、ひょんなことからこのまま卒業していいのか、と思ってしまう。
二人はガリ勉タイプで、一流大学への進学も決まっていた。
かくして卒業前夜のパーティめぐりが始まる。
今の高校生が生き生きと描かれ、みんな頑張れと声援を贈ってしまう。
もう一度みたいと思える作品でした。 音楽がたくさん使用されていてと...
もう一度みたいと思える作品でした。
音楽がたくさん使用されていてとても楽しいです。
価値観の多様性が認められている世界だと思いました。
そこが最も好印象です。
未鑑賞の方、おすすめします。
ブックスマート
今年61本目。
久々に観るコメディ映画。しっかり面白かった。
私もこんな青春送りたかったなと思いつつ、人には誰にも言えない秘密があるのだな、そしてそれを打ちあげるのには勇気がいるんだなぁと感じた作品。
ライアンとジョージが好きすぎた。
アメリカのパーティ文化の闇を覗き見た感じがした。
アメリカの節目節目のパーティ文化はおそるべき派手さと快楽追求の祭り。本当にこういうのについていけるのはどっか無理してるとしか思えない。。。
いや、日本だって居酒屋でしょっちゅうぎゃあぎゃあやってますが、あれとこれとはなんか違う。
まず、家でやる。家にたくさん人呼ぶのが好き。家のなかも暗い。暗いの好きだね。
それとすぐマリファナとかドラッグやる。
それと、みんなが見てない部屋でエッチしだす。でかい音量で音楽をかけて夜通し流している。家を暗くしてドラッグ、セックス、音楽かけてればアメリカのパーティという理解。これはなかなか日本ではありえない。
そして仕切りに明るく楽しもうとしている点。これが闇を感じる。『キャリー』を観て、プロムであんな酷い目にあわせられて、あまりにも可哀想なあのシーンをふと思い浮かべると、いけてない人にとっては地獄でありいじめの場となる。あんた何しに来たの?みたいな。いけてない奴が楽しむところじゃないんだよ!みたいな。
この映画はコメディだから、ホラーのような殺戮は始まらないが、いけてない側の主人公2人組はパーティで嫌ーな恥ずかしい思いをする。いけてない人にとってのパーティはやはり苦痛の場だ。
これは、どんなパーティにも当てはまるかもしれないが、アメリカのパーティは明るさの度合いが強い分(部屋の明るさは暗いが)、明るさについてけない人にとっては地獄度合いが高いと思われる。
いけてる側でもいけてない側でもないどっちつかずのめちゃくちゃ可愛い女の子が一人いる。ホープという女の子。なぜそんな中途半端な立ち位置にいるのかが、ああそうだったのか、とわかるところは深いなあと思いました。
こんな風に言ってますけど、明るいコメディですけどね。明るさに潜む闇のコントラストの深さって点で見るとまた見方が変わってくると思いました。
やっと観れた!観れてよかった!
青春コメディと侮るなかれ、レズビアンは必見である。
モリーとエイミー、なんて愛すべき2人なんだ!!!久々にこんなに愛おしいキャラクターに出会ったよ。
もうさ、自分も歳なのかもしれないけども、もはや親目線なんだよね。母性が溢れて溢れて…。
もうずっとさ、それでいい!それでいいんだ!傷ついて成長しようぜ!いろいろ経験して大人になっていけ!
って思いながら観ておりました…。
しかもちゃんとジョークが笑えるのよなー、パンダのくだりとか爆笑だったよ。あのキャラがあれば多分この作品は無敵。ジジがありえない登場しても全然見逃せちゃうもんね。
そして終盤、エイミーとホープよ…。もうなんなのホープ最強じゃない???あの群れない感じ堪らんし、朝わざわざ家まで来る古風なところもすきだ…エミリー派だけどね…
あとあと知ったけど、エミリーちゃんはショートタームの子なんだね!あと監督はオリヴィアワイルド!!!まじすげえあの人!!正直あのルックスでこんな映画撮られたらもう変な目でしか見れないよ…
あーもう一回観たいな。
この映画パンフレットも最高にいかしてるのよねーーー
ローラーガールズダイアリーが 好きな人絶対見るべきすごい楽しかった...
ローラーガールズダイアリーが
好きな人絶対見るべきすごい楽しかった
曲のセンスもいいし映画館でみて正解
気分が上がった
英語も簡単だったから嬉しかった
最高だぜー!yeah! という感想で十分事足りる。
おっさんなので、外国の青春群像劇に対して己の主義主張や異論を挟む気とかはもう起きません。若い頃なら「は?結局超ハイレベルな人間が小さい事でウジウジしてるだけじゃん。嫌味?下層の思春期舐めてる?」とか思ってたかもしれませんが、もう思いません。終始微笑ましく観れます。
これまず大事。
絶対に若い頃に見た方がいい映画ですが、若い頃だからこそ苛つく部分もあるかも。でもそれも含めて10代〜20代前半に見るべき映画。
内容は「最高だぜー!yeah!」という感想で終わらせていいと思う。そのくらい痛快かつ軽快かつ甘酸っぱい。
などなど楽しいが故にストーリーばかりに目が向きがちなのだが、ふと冷静になると、特に演技、音楽、編集辺りが恐ろしくよくできていることに気がつく。特に演技面では本当にスキがなく、若い俳優ばかりなのにお見事。万歳。
しかしこの映画もそうだったけど、最近の洋画コメディ、食い気味とかスカしとか、間の作り方が日本のお笑いに似てきてる気がする。私の思い込みかしら。
全143件中、41~60件目を表示