「最&高!」ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
最&高!
2020年最後に良い青春映画を観れてとても嬉しい。
最初は汚ねぇ高校だし、コイツらのノリやべぇ!
嫌いだわぁから始まってエイミーとモリーのノリも
何言ってっか分かんねぇ、女子にしか分からない映画か?
と思ってたのに、
卒業式のシーンではコイツらマジ最高!
ダサくなんなよ!離れたくねーよ!とモリーに完全に
同調した。
きっと、くだらないの中に、
それぞれのキャラに見せ場があって、
いつの間にかコイツってこう言うヤツだよなって
分かるように作られてたからなんだと思う。
オリビア・ワイルドのマジックにかかってたんだと思う。
二人の恋愛の落ち着きどころも納得出来たし、
エンディングも素晴らしかった。
青春の一晩の話もいくつかあるけど、
流れは一緒でもどんどん今時にブラッシュアップされてる
んだなと感じました。
下ネタはあるけど嫌味がない。
人を傷つける笑いがない。
など観てて下品だけど気持ち良かったです。
モリーとエイミーも尊敬し合ってて、
褒め合うところも微笑ましかったな。
性の寛容さ、LGBT、人種などの観点から観ても、
高校生を題材にした作品の最先端を観たなと言う感じ
でした。