ブライトバーン 恐怖の拡散者のレビュー・感想・評価
全102件中、21~40件目を表示
後味が悪い‼️
予想外におもしろかった。
最初は、おもいっきりスーパーマンのパクリ。でも子供が自我に目覚めるにつれて、自分が、まわりの子と、どこか違うなぁーって思い始めてきた時に、親に真実を打ち明けられる。スーパーマンの話の中では、その時に、世界の平和を守る為にと救世主に目覚めるけど、この本作では、まったく逆のパターン。世界征服を企てちゃう。正直、実際にこんな事が、今の子供たちに起きたら、大半の子は、後者に走っちゃうんじゃないかな。
最後は、ハッピーエンド大好き野郎の私にしてみたら、後味が悪過ぎ。苦労して育てた子供に、あんな殺され方をした親は、可愛そう。顎を潰されて殺された叔父も、運が悪かったとしか、言いようがない。逆にかろじて助かった叔母さんは、運が良かった。
ぜひ、パート2を製作してもらって、この悪の拡散者を、正義の味方、スーパーマンに抹殺してもらいたいですね。
恐怖の中の切なさ。孤独と絶望が生んでしまう、戦慄のダークヒーロー!!
【賛否両論チェック】
賛:特殊能力を持つが故に迫害されてしまった少年が、絶望から邪悪な心に染まってしまう姿が、恐ろしくも哀しく、切ない。
否:急に驚かせるシーンがかなり多いので、苦手な人には向かない。グロシーンもあり。
宣伝文句にもある通り、あの「スーパーマン」と同じ境遇に置かれた少年が、迫害から悪に染まってしまうという、戦慄のストーリーです。
その恐怖もさることながら、特筆すべきは主人公が背負ってしまう哀しみの切なさです。誰にも勝る純粋な心を持っていたのに、その特殊な力を持つが故に忌み嫌われ、最後には自分を愛そうとしてくれる両親ですら恐怖に苛ませてしまい、孤独と絶望を一心に背負った時、少年がどんな暗黒面の顔を見せてしまうのか、非常に怖くも哀しすぎるお話です。
まるでホラー映画のように急に驚かせる演出も多いので、苦手な人には向かないかも知れませんが、人間社会が持つ不条理さを浮き彫りにさせる作品でもあると思うので、ぜひチェックしてみて下さい。
んまー…ワガママな子…
反抗期のスーパーマンは手に負えない
一言で言えば「反抗期のスーパーマンは手に負えない」っていう映画。
この映画、当然元ネタは「スーパーマン」なんだけど、アメコミでよくある「もし〇〇が▼▼だったら」っていうミニシリーズに近い。
実際、アメコミで、「もしスーパーマンがソ連に落ちていたら」って物語もあるしね。
つまり一般の人にもアメコミ映画リテラシーが高まったから成立する物語ではあるんだけど、同時にしっかり親子の物語でもある。
可愛い我が子が反抗期に突入して別人のようになることに戸惑うってのは、親なら多かれ少なかれ経験するだろうし、少なくともトーリたちにはブランドンを正しい道に導くチャンスが何度かあったわけで。(もちろん周囲の人間も含めて)
そういう意味で本作はスーパーマンになり損ねたクラーク・ケントの物語であり、同時にジョナサン&マーサ・ケントになり損ねた両親の物語でもあるんだよね。
中途半端な映画
何の救いもない衝撃の結末に唖然
実際にスーパーマン居たら恐ろしい
観るつもりで観た人は何が起こるか知っているので、説明は不要だろうと思う。
不妊の夫婦に空から贈り物が届く。
中身は可愛い男の子。
夫婦は喜んで育て始める…。
ところが12歳になったブランドン君に変化が起こり始める。
両親が納屋に隠している宇宙から来たときのものに反応し、隠された力が発現する。
怪力、飛行能力、頑丈な身体、機器を操るなど。
誕生日に銃をプレゼントされそうになるが、父親が断るもブランドンは「欲しい」と感情を露にする。
思春期を迎えたブランドン君は女子にも興味津々。近所のクラスメートをストーキングして恐がらせる。
女子児童は恐怖を感じ、ブランドンを拒否、ブランドンの暴走が始まる…。
で、こっから先はほぼ捻りなし、感情的な話も全部吹っ飛んだ異星人と成り果て侵略(奪い取る)を始めるブランドン。
乱暴なのは演出上だが、スーパーパワーで悪事をさせるとこうなる見本的な感じに。観てて怖いとかではなく、「いや~こりゃどうもならんわ」と言う感想しか出てこない。
エンディングまで映像も付けてるが、「それを見せるんならストーリーに入れろ」とは思う。
オーメンのダミアン位に世界征服やりゃいいのに
ジャンルレス。ホラー視点のヒーロー映画
主題歌「bad guy」が映画とマッチ!!!
SF、ホラー、サスペンス、ドラマがミックスされた新しいジャンルの作品。
カンザス州・ブライトバーンで、子どもができずに悩んでいたトーリのもとに、ある時、宇宙から謎めいた赤ちゃんがやってくる。その赤ちゃんはブランドンと名づけられ、養子として愛情を注ぎながら育てていく。でも、12歳になったブランドンは、普通の人にはない異常な力を発揮し始め、悪いスーパーマンのように変貌していく。
ブランドンは、いじめられたり、嘘をつかれることが大嫌い。いじめたり、意地悪したり、嘘をついたら、たとえ親だろうが、親戚だろうが容赦ない残虐さ(本当、怖い)。悪い人がいたら、ブランドンにやられるよ!という究極のメッセージが隠れている!?世界征服が目的なのか?続編がありそう・・・でも誰も勝ち目が無さそう。
主題歌の「bad guy」(ビリー・アイリッシュ)が本当、ピッタリ合っていて、鳥肌ものでした。
スプラッタSFホラーサイコパス映画(?)
胸糞の悪い逆ヒーローもの
金曜ロードショーとかDVDで友達とわいわい見ると楽しいタイプの映画...
全102件中、21~40件目を表示