ブライトバーン 恐怖の拡散者のレビュー・感想・評価
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んまー…ワガママな子…
大人しく育った優等生の男の子が突然豹変する映画。
ワガママを根っこにやりたい放題傍若無人になる様は、ちょっと唐突で不自然で…感情移入は全く出来ない。
むしろ一所懸命に育てた夫婦が可哀想で可哀想で笑える。。。
で、どうなるかって・・・そうなるのか。
続くの?コレ。何かのスピンオフ?
反抗期のスーパーマンは手に負えない
一言で言えば「反抗期のスーパーマンは手に負えない」っていう映画。
この映画、当然元ネタは「スーパーマン」なんだけど、アメコミでよくある「もし〇〇が▼▼だったら」っていうミニシリーズに近い。
実際、アメコミで、「もしスーパーマンがソ連に落ちていたら」って物語もあるしね。
つまり一般の人にもアメコミ映画リテラシーが高まったから成立する物語ではあるんだけど、同時にしっかり親子の物語でもある。
可愛い我が子が反抗期に突入して別人のようになることに戸惑うってのは、親なら多かれ少なかれ経験するだろうし、少なくともトーリたちにはブランドンを正しい道に導くチャンスが何度かあったわけで。(もちろん周囲の人間も含めて)
そういう意味で本作はスーパーマンになり損ねたクラーク・ケントの物語であり、同時にジョナサン&マーサ・ケントになり損ねた両親の物語でもあるんだよね。
中途半端な映画
ストーリーも淡々と進み、意味も無くスーパーマンみたいなお粗末な自作マントとマスクを被り、世界征服するには映画全体のスケールも小さく結局、数人を殺害しただけ…世界征服に標準を合わせて、もっと迫力シーンがあれば良かったし、ホラー映画にするならもっと恐ろしさが欲しかった…終始中途半端な内容でした
何の救いもない衝撃の結末に唖然
そもそも少年が何者で,何に影響されて突然攻撃的になり始めたのかは一切不明だ。よくよく考えればそれだけでも不安を感じさせるのに,それに加えて突如始まった発作のような破壊的行動。まだ幼さが強く残る優しげな風貌とは裏腹な,〈スイッチが入った〉時の常軌を逸した残忍極まりない数々の行為とのギャップが恐ろしさに拍車をかける。
ラストもある意味で衝撃的だ。ほっと一息つけるハッピーなエンディングとは程遠い結末。いったい地球はどうなってしまうのだろう。中途半端な作りではない,渾身の続編が観たい。
実際にスーパーマン居たら恐ろしい
観るつもりで観た人は何が起こるか知っているので、説明は不要だろうと思う。
不妊の夫婦に空から贈り物が届く。
中身は可愛い男の子。
夫婦は喜んで育て始める…。
ところが12歳になったブランドン君に変化が起こり始める。
両親が納屋に隠している宇宙から来たときのものに反応し、隠された力が発現する。
怪力、飛行能力、頑丈な身体、機器を操るなど。
誕生日に銃をプレゼントされそうになるが、父親が断るもブランドンは「欲しい」と感情を露にする。
思春期を迎えたブランドン君は女子にも興味津々。近所のクラスメートをストーキングして恐がらせる。
女子児童は恐怖を感じ、ブランドンを拒否、ブランドンの暴走が始まる…。
で、こっから先はほぼ捻りなし、感情的な話も全部吹っ飛んだ異星人と成り果て侵略(奪い取る)を始めるブランドン。
乱暴なのは演出上だが、スーパーパワーで悪事をさせるとこうなる見本的な感じに。観てて怖いとかではなく、「いや~こりゃどうもならんわ」と言う感想しか出てこない。
エンディングまで映像も付けてるが、「それを見せるんならストーリーに入れろ」とは思う。
オーメンのダミアン位に世界征服やりゃいいのに
ジャンルレス。ホラー視点のヒーロー映画
強烈な映画だ!家族が軸でリアリティのある家族の物語。息子に対する愛情と葛藤。反抗期の12歳児が親子の会話の解釈のズレから悲劇の洪水は起こる。素直さ正直な笑顔、優しさを全て流し尽くして、12歳のブライアンの正義の暴走が始まる。ホラーなのかサスペンスなのかはたまたコメディなんじゃ。最高の拡散を目撃して
主題歌「bad guy」が映画とマッチ!!!
SF、ホラー、サスペンス、ドラマがミックスされた新しいジャンルの作品。
カンザス州・ブライトバーンで、子どもができずに悩んでいたトーリのもとに、ある時、宇宙から謎めいた赤ちゃんがやってくる。その赤ちゃんはブランドンと名づけられ、養子として愛情を注ぎながら育てていく。でも、12歳になったブランドンは、普通の人にはない異常な力を発揮し始め、悪いスーパーマンのように変貌していく。
ブランドンは、いじめられたり、嘘をつかれることが大嫌い。いじめたり、意地悪したり、嘘をついたら、たとえ親だろうが、親戚だろうが容赦ない残虐さ(本当、怖い)。悪い人がいたら、ブランドンにやられるよ!という究極のメッセージが隠れている!?世界征服が目的なのか?続編がありそう・・・でも誰も勝ち目が無さそう。
主題歌の「bad guy」(ビリー・アイリッシュ)が本当、ピッタリ合っていて、鳥肌ものでした。
スプラッタSFホラーサイコパス映画(?)
前情報でグロいけどそんな怖くはない、的なことを聞いてナメて観に行ったんですが思いっきり怖かったです(涙)
あれですね、宣伝では「少年の反抗期が人類の脅威となる」的なこと言ってましたが実際はちょっと違ったというか…宇宙から来た我々人間とは最初っから絶対に相容れなかったサイコパスエイリアンの殺人劇というか…実は全ての始まりのあの時から日常が完全に崩壊してしまっていた…的な恐怖がすごかったです。うまく言えないですけど…
あと実際かなりグロかったです。終盤の終盤でいきなりあんなん見せられて漏らしかけました(号泣)
胸糞の悪い逆ヒーローもの
まともに育てば正義のヒーローになるはずだった超能力少年が、ひねくれて人を殺しまくるっていうホラー映画。
「ガーディアンズ・オブ・オブ・ギャラクシー」の製作者がディズニーに契約切られた後に作ったのがこの映画だったとか。愛と正義が世界を救うなんてつまらない映画を続けて作りたくなかったんでしょうかね。
金曜ロードショーとかDVDで友達とわいわい見ると楽しいタイプの映画...
金曜ロードショーとかDVDで友達とわいわい見ると楽しいタイプの映画。
スーパーマンが悪だったらっていうコンセプトは面白いんですが、雑な展開も多く「なんで?」「なにっ」「思わせぶりだった〇〇はどこに行ったんだよ」っていう感じで視聴者がおいてけぼりになることもしばしば。内容的には子供が駄々こねてるだけですしね
副題がいただけないなぁ
恐怖の拡散者って、いかにもSNS世代を意識した副題はセンス0。
力を持った少年(宇宙人?)が、年頃だけに使い方が分からず抑制も出来ず悪いとも思わず、悪と決めつけた人に制裁を食らわすのだが、そこに育ての親の葛藤が加わって、映画は展開していく。
しかし好意を寄せていた彼女から少し気持ち悪がられて思わず傷付けてしまうのだが、学校で双方の親が罵りあいになるあたりは流石アメリカと言うか日本ではあまり無いだろう状況だ。
明らかに少年が悪いのにね。
恐怖の拡散者の割に、かなり狭い範囲で拡散しただけで終わってしまう映画だったが、それなりに楽しめたので星は3.5。
次があれば是非マーベルがDCに参戦して、ヒーロー達と戦って欲しいけど、少年だから絶対無理か(笑)。
スーパーマンの奇跡性がよくわかる
タイトルの通り、上映中も上映後も皆様ご存知「スーパーマン」という存在がいかに奇跡的なものか、今作を観るとよくわかる(地球に来た目的がまったく違うということはあるものの)。ここまでではなくとも大なり小なり今作のブランドンのようになっちゃうよ。少なくとも俺はそうなる自信がある(なんのこっちゃ)。今作は意外に評判が良くないのであまり期待していなかったのだが(事前情報として拡散されていたのに、蓋を開けるとジェームズガンが「監督」じゃないというのも期待せずの原因)……なんだ素晴らしい作品じゃないか!ホラーというよりは直球で「ヒーロー」作品でした。MARVELというよりかはDCや、もっと言えばミスターガラス、クロニクル好きなひとにより刺さるかなという感じ。
最後に。ブランドンは設定年齢を差し引いても観ていて「とっても凡庸」です(それも上記の「地球に来た目的」に関係あるのだろうが)。だからこそ、今作は「怖さ」というものがだいぶ伝わると思うです🤔
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