Winnyのレビュー・感想・評価
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話が盛り上がるところのはずなのに
裁判メインというより主人公の人間性を追求した感じの作品かな。
法廷での逆転劇というエンタメ作品では無かったのは当たり前なのか。
一審で敗訴し、最高裁で勝利するわけだけど、その敗訴からの7年と最期が字幕で片付けられたのは、かなり残念。
敗訴からの勝訴への課程を期待したんだが。
リアリティ溢れる法廷闘争と東出昌大の演技が見物
「Winny」という実に懐かしい言葉を聞き、思わず本作を観に行きました。Winnyのことは今でも覚えていますが、当時利用者が逮捕されたらしいということはなんとなく聞いたような気がするものの、開発者が逮捕され、一審判決は有罪となり、その後最高裁で無罪となったまでは知りませんでしたので、非常に興味深く観ることが出来ました。
開発者であった金子勇氏をはじめ、基本登場人物は実名のようで、この点だけでも日本の映画、ドラマにしては結構攻めてるなあというのが第一印象。内容的にも、当時のネット界におけるWinnyの位置付けが、警察の取り調べから裁判でのやり取り、弁護士同士の会話などを通じて手に取るように理解できる創りになっていて、中々”教育的な”味付けになっていました。特に悪役になった検察・警察側の人間の描き方は、非常にリアルに再現されていた感じでした。この辺りは、2018年に行われた「ホリエモン万博」というイベントの映画祭でフランプリを受賞し製作が決定したことを踏まえると、さもありなんという気がしないでもありません。
また、容疑者として逮捕された金子勇氏役を演じた東出昌大も、彼のプライベートでのスキャンダルを踏まえると、中々に適役だったと思います。前述の通り、第一審で有罪となってしまった金子氏に対して、ダブル主演だった三浦貴大演ずる壇弁護士は、「日本では一度有罪判決が出ると、譬え最終的に無罪になろうとも、一生拭えない汚点になる」という趣旨の話をします。東出昌大さんのスキャンダルは法廷で裁かれたものではありませんが、それが身から出た錆とはいえ、一生背負っていかねばならない十字架だけに、金子氏の人生とダブっていると感じたところでした。肝心の演技の方も、二枚目の東出がコンピュータ”オタク”の主人公を演ずることで全く二枚目感を出していなかったところが新鮮でした。
また、本筋とは別の物語として、愛媛県警の裏金捻出事件が描かれています。捜査協力費などの名目で組織的に不正な裏金を捻出していた愛媛県警の事件が内部告発により明るみになり、その証拠となる資料がWinnyを通じて流出するとなるという下りは、金子勇氏の物語とは全然別物でありながら、劇中劇として厚みを加えていたように思えました。実際こちらの話も実話であり、これはこれで映画が一本創れてしまうような話なのですが、創作映画であれば、金子氏と警察の不正を内部告発した仙波巡査部長(吉岡秀隆)が出会うところ、本作では全くすれ違わないで終わりを迎えるところがまた良かったかなと思います。
そんな訳で、評価は★4としたいと思います。
Winnyに私もお世話になりました
東出昌大メジャー復活?作品です。
未だに、ニュースサイトでは悪い話しかありませんが、とても良い役者で好きです。
最近も映画に出ていましたが、公開館数が多い映画は久しぶりかと思います。
Winnyはとても便利なアプリでした。
途中で少し出てきましたが、YouTubeよりも前のことでしたね。今では歴史ですね。懐かしい。
その後の騒動で、Winnyに悪い印象があったのですが、映画で再認識しました。
もし逮捕がなかったら、世界に誇れるサービスやアプリがあったのかもしれないですね。残念です。
事実の話なので、ドキュメンタリーのような映画でしたが、ちょっと淡々とし過ぎと感じました。ただ、事実ということなので、余計な演出は不要だったのかも知れません。
時代について行けない行政と司法
出る杭は打たれる!
悪用されたせいで・・。
Winnyを開発者、金子勇の半生の話。
幼少の頃からパソコンを触るのがすきな金子、本屋でパソコンの本(ソフト開発の)と、電気屋の店頭にあるお試しパソコンで暗記した本の内容を入力し、本屋と電気屋を何度も行き来を繰り返し独学で勉強。
後に大人になりWinnyを開発するんだけど悪用(違法アップロード、ダウンロード、コピー)する者が多く最終的に著作権法違法ほう助の容疑で逮捕。
この後、裁判になるも一度は有罪になるも後の裁判で無罪になる。無罪になるもその半年後急性心不全?42歳の若さで亡くなってしまうっていう金子勇のストーリー。
金子を演じたのは東出昌大。
エンドロール途中のこれからの若者へメッセージを観た人、IT関係の仕事されてる人に刺さったんじゃないかなと思います。
裁判で無駄に時間を費やした金子、だけどこういうベースがあるからこそ今があるのよね!
生きがいとともに生きるにはどうすればいいのか
表現の自由はどこにあるのか?クリエイティブなことは正しいのか?一人一人の特性や長所を活かすことはできるのか?1人で闘うことはできませんし、一緒に闘う仲間を見つけることは決して簡単なことではありません。維持するために法律や政府がありますが、完璧なわけではありません。法律を作った人も政府で働いている人も私たちと同じく人間です。貪欲はもちろん持っています。業務を通して正義感がなくなり、自分のために、この権力が続くためにどんなこともできるようになります。しかし、それを見ている憧れを持っている人にとっては生きがいや夢を奪われたと同然です。金子さんの逮捕によって日本のIT技術が遅れたのが事実であり、仮説にはなりますがウィニーの技術を活用することで新しいサービスが生まれていたかもしれません。自分のために行った小さな行動が実は多くの人を巻き込んでいます。しかしウィニーがあったからこそ世界のITは進化しました。開発者の思いを考えながら使用するのは難しいですが、新しい技術やサービスはよりよい道に、よくするために使われることを願っています。
客層が激狭?
WindowsXPの頃、実際に僕のPCにWinnyがインストールしてあった。様々なファイル(もちろん非合法な海賊版も無数)が縦横無尽に置いてあった。しかし、かなりヤバいウィルスが仕込まれた『一見魅力的なタイトル』のファイルもあって、当時はインターネットの進化に目を見張っていたものの、こいつのハードユーザーになる根性は無かった。で、そのうちこの映画の事件が起きた。ナイフを発明した者が殺人幇助で逮捕される、という理不尽に『救え』キャンペーンが、ネットで溢れかえった記憶がある。
リアルタイムで動いていた事件が無罪で終わってよかったが、もし事件になっていなければ、日本にMETAが生まれていたかもしれない。そういう意味では『金子氏の逮捕立件』は、取り返しの付かない国家の犯罪だったと思う。
映画としては、難しいテーマだろうな。知らない人は全く興味ないだろうし。
出た杭は、新しいものは?
当時の真実を伝える映画
敏腕弁護士!!と共に法廷で戦った7年間の重厚な人間ドラマ
あの頃の『2ちゃん』はサイコー楽しかった
けっして多くはない製作費で見事に日本映画らしい作品に仕上がったと思う。
撮り方がノンフィクション作品としてワクワクしました。
この手の作品でよくある警察側のでっち上げ⁈も大袈裟でなく程よく加減。
ちょっと金子氏が世間知らず?に寄せたのは…
東大で教鞭取ってたんだからあそこまでは(笑)
ラストの締め方もとてもいいと思った。
あの頃俺も『スス板』や『アイドル板』でコテハン持ってて色々呟いてた。
AAなんて芸術的なのたくさんあったよね。
ちょっと出してもらいたかった(懐かしい)
どの板もそうだと思うけど何かあったら『ひろゆきのせい』みたいな流れあったと思うんだけど…⁈
当時ひろゆき氏に警察行かなかったのかなぁ?
ちょいと出演してもらいたかった(笑)
3.2役作りされてた
天才プログラマーはキーボード離れれば普通の人でした。
争いの焦点が違ってるのを覆す質問攻めは見事でした。
プログラマーのネット犯罪を問う裁判では捏造された証拠を盾に繰り返される尋問は一人芝居の様な感じで意味不明でしたが雰囲気から読み取れだけに見応えありました。
天才プログラマーを闇に葬る警察の闇の姿に体当たりする弁護団たち証言する開発者と裁判官たちの表情が面白かった。
伏線で警察の不祥事が闇に葬られるかと思いきや情報が漏れて真実に結びつくと言うシナリオもサービス精神旺盛な展開も良かった。
実在するプログラマーの事件の行方は分かっていたもののこの映画で真実を知り、ようやく解決したのでした。
ナイフを作った天才
こんなに見応えがあるとは、、、想定外!
東出昌大と三浦貴大の演技に圧倒されながら、じっくりと丁寧に、重厚感を保ちながらもテンポ良く進んでいくストーリー。近年の刑事映画ではベスト級じゃないでしょうか。目からウロコですわ...。
「天上の花」「とべない風船」と主演作が続いている東出昌大。残念ながら、上記2作品は近所の映画館での上映がたったの1週間であったために、見ることは出来なかったのですが、本作を見て、あれらの作品も面白いはずだと謎の自信が持てました。そのくらい、彼の演技力の成長具合は凄まじい。エンドロール中の映像を見てもらってもわかるが、Winny開発者・金子勇、そのものである。インタビューで、「金子勇が降りてきた」と言っていたが、その通りだと思う。身振りも話し方も、何から何まで素晴らしい。主演作が後を絶たない訳です。
と、同時に、壇弁護士を演じる三浦貴大も面白いくらいに上手い。金子勇と近しい人間であり、彼をどれほど信じ、尊敬していたのかが、一目散に分かる演技。「ある男」で妻夫木聡が最優秀賞主演男優賞を取りましたが、三浦貴大は次の"妻夫木聡"として名を連ねそうな勢いで、弁護士を熱演していました。私なら、来年度のアカデミー賞はこの2人を1番に推します。
ストーリー展開が非常に秀逸で、飽きるどころか、2時間引き込まれっぱなしで、続きが常に気になって仕方がありませんでした。法律や裁判、プログラミングに関する専門的な知識を要する用語が出てきたとしても、上手い具合に説明を加えており、結果的に専門的な知識がゼロでも大いに楽しめる作品となっています。しかしながら、言葉数は多く、集中力は必要。でも、それもまた面白い。集中力は必要とは言いながらも、同時進行で進むエピソードや、金子勇の過去、Winnyの真の目的などなど、興味深い内容が本筋の間挟まってくるため、途切れることはまず無いと思います。
どのようにしてボロを出させるのか。
どのようにして真実を語らせるのか。
裁判を通して生まれるドラマ、策略、名言などがあり、それらも最高に面白い。「イチケイのカラス」はコメディ裁判であったが、本作はシリアス裁判。濃厚で重厚。皆川猿時、吹越満もいい味出していて、Winny事件への関心は高まるばかり。「ナイフを使った殺人事件が起きたとしても、そのナイフを作った職人は捕まらない」。これほどまでに分かりやすい言葉はありません。
ついつい語りたくなる名作です。
正直なところ、金子勇が猛威を振るい、ネット社会に革命を起こした事件の前のエピソードも見たかったなという気はしたのですが、〈Winny事件〉を描くのならば、これ以上のものは絶対に作れないと思います。後世に語り続かれるべき作品。また見たいです。ぜひとも、この秀作を劇場で。
事実に基づく本格的社会派映画
邦画のレベル低下が著しい中、ようやく見応えのある映画に出会った気がする。
裁判を扱う映画やドラマは数多くあれど、ほぼ全てが検察を正義の味方として描く短絡的なものばかりで辟易していたが、この映画は事実に基づくだけあって、忖度なく日本の刑事司法の暗黒を伝える、邦画には珍しい良作だった。
これから鑑賞される方は、これが日本の刑事司法の実情であることをしっかりと認識してほしい。
残念ながらいまや邦画はスケールの点ではハリウッドにも韓国にも太刀打ちできない。
しかしこの映画や、「新聞記者」などの忖度なしの社会派映画を製作することが、今後の邦画の活路を見出す一つの方法のような気がした。
権力者が平然と放送に介入するこの国では、TVでこの実在の事件をドラマ化することは不可能だろうし…。
この事件は絵に描いたような不当逮捕で本当に酷いものだったが、金子勇氏を逮捕・起訴した警察・検察は、謝罪一つしていないという事実も付記しておきたい。
何のために生まれ何を為したか
ファイル共有ソフト
2000年代初頭のネットは
まだISDNの64kくらいが主流のところを
ADSLで8Mが爆速と言われた時期
クライアントサーバーへの保存と
アクセスを介さずユーザーのPC間で
直接データをやり取りすることで
普及したフリーウェアソフト
WinMXやNapster等が有名であったが
結果的にゲームや音楽ファイルなどの
データが違法にやり取りされる下地を生み
社会問題化のきっかけを生んだ側面が
あった
そんな時期に2chのユーザーの意見を
取り入れながらファイル共有ソフト
「Winny」を開発した「47氏」
金子勇氏のあまりに急な逮捕から
無罪を勝ち取るまでの顛末を
まとめた今作
どうだったか
世代的にリアルタイムで
この事件に触れていた事もあり
思い出すように感じ取れるシーンも
ありましたが
同時期に発生した警察の裏金事件
なども重ねながら世の中のために
良かれと思って生み出された道具に
果たして罪はあるのか
公平性をかなぐり捨て機能不全し
オワコンと化したマスコミが
醜態を連日さらし続ける令和の世に
問いかけるもの
大きかったと思います
前述の通り2chの住民と
意見を交わしながらWinnyを独力で
作り上げた「47氏」こと金子勇氏
世間はそれによる違法コピーの横行
によって逮捕者も出だしたところで
彼の元にも警察が訪れます
そして取り調べの中で
コレを書いてくれたら帰す
といって誓約書の例文を渡し
金子氏は「著作権侵害を蔓延
させる事を目的とした」という文に
違和感を感じつつもうっかり
その通りに書いてしまいます
その後警察は家に帰すと
言いながら結局警察を原告とした
著作権侵害幇助という罪状で
刑事裁判にかけられてしまいます
そんな報道がなされた頃
それを見ていた北尻法律相談事務所の
壇俊光弁護士は
「ナイフで人を殺した事件があって
ナイフの製造者が罪を問われるわけがない」
「開発者が捕まったのなら
弁護します」と言っていたら
その通りになったので
弁護を引き受けることになります
金子氏の逮捕は不当であり
技術者の意欲を削ぐ可能性を
はらんでいるからです
実際アメリカではNapster等同種の
ソフトウェアにまつわる訴訟において
ソフト開発者の罪は問われない
と言う判例が下っています
壇が金子に接見してみると
やや変わったコミュニケーションで
人の言う事を鵜呑みにしてしまう
ところがあり裁判で自分を不利にする
事をも意識が無い事に頭を抱えつつ
2chを通じて集まった裁判費用のカンパ
を見せあなたを支持してくれる人が
これだけいるんだから頑張りましょう
という意図を伝えます
すると金子は涙し壇はこの人は
決して悪い人じゃないという確信を
持ちます
丁度その頃場面は変わって愛媛県警
内部で行われていた裏金作りに
若い警官が加担させられているのを
目の当たりにして我慢出来なく
なっている仙波敏郎巡査の場面も
出て来ます
この事件も同時期に実在した
ものです
とはいえ壇弁護士は
苦しい戦いを覚悟しました
日本における刑事裁判は
99.9%有罪になるとよく
言われます
ですのでそうした条件でも
幾度と無罪を勝ち取ったことがある
秋田真志弁護士に主任弁護を
依頼することにしました
委細を聞いた秋田は
・警察が原告であること
・逮捕が早急であったこと
などに疑問を持ち
法廷においての質問にも
答えることがありませんでした
著作権侵害であれば著作権保有者が
まず訴えるべきだし何故?
と思っているところへ
京都府警の情報がWinnyを通じた
ウイルス感染で流出したという
ニュースも流れます
つまり府警のPCでWinnyを
使った署員がいたこと(不祥事)
を隠蔽するために金子の逮捕を
急いだという勘繰りを弁護団は
するわけです
壇がそのあたりを金子に尋ねると
Winnyは脆弱性が弱点で
ウイルスに弱いことや
(実際キン○マウイルスなんて
呼ばれるヤバいのがあった)
使われながら改善を進めていく
途中だったこと
何よりWinnyを作った目的は
匿名のまま著作物を広く公開
出来ることであったこと
などの答えが返ってきます
壇は金子がピュアなプログラマーで
あることをただでさえ裁判官や
世間にはわかりにくい
コンピューターやプログラムの話で
どう伝えるかに頭を悩ませることに
なります
その頃先ほどの愛媛県警の仙波氏は
地元マスコミに公表を訴えるものの
取り合ってもらえない事でついに
弁護士を通じて世間に公表する
決意をします
弁護士からは身の安全を第一に
ホテルを使うなど要請されます
ここを映画では
Winnyが目指したものと
対比しているのでしょう
裁判は
金子が「自発的に書いた」
と警察側が言う申述書の
蔓延を「満えん」と誤記してある
部分から秋田弁護士は
この文章は普段使っていない
言葉を用いた→書かされた
ものであるという機転もあり
捜査情報流出の不祥事を抑えるため
京都府警が手っ取り早く逮捕状を取り
申述書を無理に書かせた事実を
ほぼ暴く事に成功します
しかし金子氏の著作権侵害の意図が
無かったことまでは
証明し切れていません
そこで檀氏は法廷で金子氏が
他に作っていた飛行機や
人形が格闘するプログラムなどを披露
ある意味彼がプログラムすることにしか
興味が無い事を裁判官に訴えます
またその頃ついに愛媛県警の裏金を
公表した仙波氏
県警は事実を否認するものの
裏金の証拠となる架空の捜査費用や
協力費の領収書がWinnyを通じて流出
それを見た新聞社が報道し
事態は急転していました
人知れずWinnyがその本来の
目的を果たしていたという
印象的な描写です
(事実として実際関連したのかは
わかりませんが)
そして判決の時
結局金子氏は一審では有罪になって
しまいましたが最高裁まで争い
7年後に金子氏は無罪を勝ち取ります
しかし…その半年後に金子氏は
急性心筋梗塞でこの世を去り
自由にプログラミングを続けられたのは
ほんのわずかだった事になります
それでも遺族の姉は弟は檀氏にいつも
感謝していたと遺品の眼鏡を
檀氏に託すのでした
2003年時点で
Winnyを作ったことが
早かったか遅かったか
今ではYouTubeやSNSなど
情報を個人が広く拡散するツールが
あふれる時代にWinnyが普及する事は
無かったでしょう
早く生まれた技術が批判のやり玉に挙がる
これはよくあることです
個人的にはWinnyに崇高な設計思想が
あったとして金子氏が意見を取り入れた
という2chの住民の意図は本当に
違法ファイル拡散でなかったと
言い切れるのか?
と思うところもあります
ただ普及のし始めってやっぱりそんなもの
(YouTubeだって初期は
TV録画の無断公開ばかりでした)
公開を経て順次改良改善を加えていく
そうやって社会に則したものに
なっていくものです
Winnyは金子氏の裁判によって
その機会を失ってしまった
不幸なソフトと言えるかもしれません
正直ちょっぴり
映画で伝えたいことの焦点が
ぼやけてわかりにくい印象も
ありますが
色々考えさせられるには十分な
作品だったと思います
改めて東出昌大は良い俳優だなと
感心しました
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