「似非科学では飛行機は作れない」Winny berkeleyさんの映画レビュー(感想・評価)
似非科学では飛行機は作れない
Winny
著作権が脅かされている。好きな作家の権利が侵害される。普通の感覚で妨害する。しかし普通の感覚でいるので、そのことで恩恵を受けていることには終ぞ気づかないで終わる。
(自分も末端ながら医学に携わっていて思うが)無論監視機関は必要かもしれないが、科学を含む学問というものは元々一枚岩などではなく、専門家の議論の中で組み上がっている。それどころか一人の専門家の中にも議論がある。修正、改良は、似非学者がやるよりも専門家が集まって行った方が早い
Winny事件については恥ずかしながら無知であった。友人が使っていたのを白い目で見ていたのを覚えている。メディアの発信は有罪の第一報しか覚えていない、罰金で済んで許せないとすら感じていたかもしれない。確かに弁護側一点からの視点ではあったが、単なるドキュメンタリーを超えた描写力、そして展開は、、つまり事実は小説より奇なりか
振り返って、幇助の意味等を一々解説するところに、裁判官に対するデジタルの解説との入れ子構造のようなものを感じた、意図的であろうか?映画を含め、何かを伝えることは難しい。
眼鏡の件など、東出さんは役の懐に入っていくのが上手い人だと感じた。遺族の方々の反応もあり、作られる意義があったと心から感じる映画だ。
コメントにお返事ありがとうございます♪
このレビューはとても分かりやすくて、見るときの参考にさせていただきますね。
私は諸事情でほとんど劇場に行かないんですよ。
映画は好きなので毎日でも見たいほうです。
コメントの交換をさせていただくと、優しさと誠実さが浮かんできます。
誠実さが一番ですね。
(私は大したものではないです、だんだん分かってくると思いますが、凡人で、ただの映画好きですよ)