スペシャルアクターズのレビュー・感想・評価
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全てが覆るラスト5分。痛快なトラブル解決コメディ!!
【賛否両論チェック】 賛:演技でトラブルを解決していくアクター達の活躍が楽しく、主人公の成長も微笑ましい。ラストのどんでん返しも圧巻。 否:変に間が空くシーンが結構あるので、違和感を覚えてしまうところも。 演技を使って様々なトラブルを解決してしまうアクター達に加わった、緊張すると倒れてしまう気弱な主人公。そんな彼らが立ち向かうカルト教団との、どこか奇妙な戦いは、コミカル要素も多々盛り込まれていて、クスッと笑ってしまいます。 展開はもちろんご都合主義ですが、クライマックスはまさに痛快そのもの。軟弱だった和人がどう成長を遂げるのか、その辺りにも要注目です。 そして何といっても圧巻は、全てが覆る衝撃のラストです。あまり言うとネタバレになってしまうので、詳しくは実際にご覧になって下さいませ(笑)。 どことなくこじんまりとしている感は否めませんが、それもまたご愛嬌。気になった方は是非。
話もテンポも良くてあっという間でした
始めから大きく配給がついていたので入りはいまいちな印象でしたが、個人的にはおもしろかったです。 たどたどしくて見慣れない俳優さんばかりですがよく役にあっていて。話もテンポもキレが良くてトントンと進んであっという間でした。伏線もちゃんと全部回収してよい脚本でした。
どんでん返ししますよって言われても‥
つまらない訳ではないけど、もう少し造り込めなかったなかなぁ‥、
せめて主人公が憧れるヒーロー映画位は、魅力的に造らないと、主人公自体に感情がもてない。
あとクライマックスの立ち回り位、アクションにこだわってほしい。
スローモーションを使って、幼稚で荒いアクションは目も当てられない‥
無名俳優を使ったわりに、ずっと匂わせているどんでん返しが、フィンチャー監督の『ゲーム』と同じなのは、ある意味驚いた。
どんでん返しするなら、『大家とか、レスキューマン、弟まで役者が演じてました。』位しないと、驚きは無いと思う。
とっても楽しくて、愛と志のある映画
どんなに面白い作品でも途中で退屈してしまう私ですが、めずらしく最初から最後まで一度も「早く終わらないかな」と思わなかった。とにかく面白かった。時間を忘れることができて、スカッとしました! こんなものまで伏線だったの!ありとあらゆる伏線がみごとに回収されて気持ちよいペテンにかけてくれます。 上田監督作品が多くの方から支持される理由はテクニックだけではなく、役者や映画に対して大きな愛があるということです。それに低予算でも世界が驚くような作品は作れるんだ、という反骨精神。 そんな上田監督のエネルギーは見ているものの心をわしづかみにします。 「ジョーカー」に通じるところもあるかもしれません。 心に大きな弱さを抱え、生きづらい人々がたくさんいます。 そんな人たちにむけて「生きていこう! 生きていけるさ」 そんな心のこもった応援映画でもあります。 松竹ブロードキャスティングは作家主義、俳優発掘の精神は素晴らしい。作品もほとんどみていますが「恋人たち」「滝を見に行く」「心に吹く風」など名作、傑作と呼べる作品も数々あります。 そんな志をもった人たちが日本映画界をよい方向に変えてくれるのだと思います。 これからも応援していきます。
ケッキョク タオレンノカーイ
トージンボートージンボー ケッキョクタオレンノカーイ 『カメラを止めるな!』は おもしろい映画でした。 『スペシャルアクターズ』は プレゼントまたはギフトでした。 ありがとう! エンドロールノシュダイカ マデゼッタイミヨー ミンナメチャタノシソー 作品をプレゼントを、 観客の皆さんひとりひとりへ、 手渡しするように、キャストとスタッフが、劇場にいる、しかもみんな、 めちゃ楽しそー。 本当に頭が下がります。
ホッとできる面白さ。
カメ止めほどの口コミが無かったので、え~上映してたんだ・・・と慌てて観賞。 無名の俳優さんを上手く発掘し、脚本を作り上げ、上田監督の独特の発想は、予算掛けなくてもB級でも、この単純なドタバタ劇が、日本人の笑いのハートをくすぐってくれる。 上田監督嫌いじゃないな~自作も期待。
コンフィデンスマンJP的な
面白い! 上田作品大好き! オチがくどいという意見も多いが僕は今回の場合はありだと思う 柔らかいものを握っているとストレス解消できてリラックスできるとは知らなかった だから痴漢は満員電車で見ず知らずの若い女性の臀部を触るのか なるほどやっとわかった 無名な役者さんたちがいい味出している バービーちゃんっぽい人いたけど 教祖の顔が特に面白い どこで見つけてくるんだか でもカメ止め以外観客が少ない 結局多くの人は監督で観ないんだな 原作ものはやめろとか無名な役者でつくれとプロアマ問わず映画評論家は主張するがやってみたらこの有様 やっぱり映画ファンの多くは昔から今も変わらず有名な役者の芝居を観にきてんだよ 片岡千恵蔵の七つの男シリーズなんて内容は酷いけど大盛況で観客の皆さんは大喜びで拍手喝采だったらしいからな 自分は多数派の好みと違うことは子供の頃から認識している ジャンプでもターヘルアナ富子とか超機動員ヴァンダーとかうわさのBOYとか毎週楽しみにしていたのにすぐに打ち切りになってよくがっかりしたもんだ その影響かいつからかジャンプの愛読者とか原作厨が大嫌いになった
B級大前提、予想してしまうと楽しめない
松竹が配給になったのでお金かけるのだと思ったら相変わらずで嬉しい。知っている俳優さんが出てこない(レスキューマンのお父さんだけ再現VTRでよく見てるけど)。ある意味貴重な映画。 知られていないけど良い役者は多いだろうし、新人発掘というか、夢があっていい。 今後もこの路線で頑張って欲しい。 上田監督作品と思えば、B級感が笑えてしまう。怪しい人が沢山出てきて、ニヤニヤ、クスッとしてしまう。 最後の5分くらいで、ネタバレ的な映像があるのは楽しい。ただ、「予測できない最後」と、事前に知らされると、こういうことなのかな?と想像してしまう。良くも悪くも初めの15分で、「こういうことかな?」と予想してしまったので、あとは答え合わせになってしまい楽しめなかった。 B級大前提で、なおかつ、余計なことを考えずになら楽しめるかと。
面白い。でも少し残念な所もあるよなー。
どんでん返し縛りだから、ハードルあがりまくりのなか、
よくやったと思い、面白くみられました。
主演の男優さんが、もしもわざと中途半端な下手な演技をしてたとしたら、物凄く上手いって事だけど、どうなんだろうか?
最初の演技のオーディションで、下手演技。
最後のオーディションで、病気克服してから、
まさかの、超絶ど迫力演技だったら、ベタだけど
上手い男優だったんだ!となるけど、
あんまり変わらず、ただ気絶しなかっただけみたいだから、
わからない。
ムロや、佐藤二郎レベルだったら、どうなるか
少し見たいぞ!
あと、気絶することが、真相解明にあまり役だって無い。
たまたま、そうなってしまっただけ。
オッパイだって、間違って一度くらい本物をモマしてやりたかったよ。
この系統のナンバーワンは、
まだ鍵泥のメソッドだなー!
最後の落ちは、事務所自体が存在しなくて、
弟の作った会社かと思ったけど、
会社自体はあったんだな。
終盤はさすが。
カメとめから本監督の映画は二作目の視聴ですが、伏線からのどんでんがえしてかえされる!な展開はさすがのおもしろさでした。 有名でない役者をつかってるからこそ、それぞれの役者が本当に役のままのリアルに感じます。(決して演技がとてもうまいわけではないですが、、) ただそれ以外の間延び感がもったいないなと感じました。 カメとめのときは前半の退屈さはは後半の面白さの伏線でしたが、今回はもっとテンポよく掛け合いがあってもよかったのではないかなと。話が動くまでは、主人公のうじうじがただウザく感じてしまうことも、、 ちなみに弟さんの顔が好きです。
大ヒット作直後の産みの苦しみから出た佳作
10/19(土)の公開二日目の朝8時30分からの舞台挨拶付き上映の鑑賞に、京都から、滋賀県草津市のイオンシネマ草津まで朝早くからクルマに乗って出向いてきました。 率直な感想を申しますと、 私的には、本作においては、あの『カメラを止めるな!』ほどの大爆笑するほどの笑いのツボにハマる様な衝撃はなかったものの、そこそこ面白い映画でありましたし、また、今回の作品もコメディ路線の体裁を採ってはいるものの、実はその底辺にあるのは、浪花節的な人情噺ではないかと思うほどの感動的な演出が用意されており、思わず泣かされそうになってしまうほどでした。 そういう意味合いでは良作でしょうし佳作と呼べる作品でした。 思いの外、兄弟の絆や姉妹愛を描いた映画でもあり、脚本自体が、配役に根ざした上田慎一郎監督による全てアテ書きとは言え、特に、大野兄弟役を演じられた、男性に詰問されると緊張して気絶してしまうコミュニティ障碍を持つ売れない役者の卵である兄の大野和人役を演じられた、大澤数人さんの臆病なオロオロした演技が真に迫っていて素晴らしかったですし、弟役の大野宏樹役の河野宏紀さんの演技にしても二人共々、将来的に大成しそうなくらいに凄く上手くて良かったでした。 私個人的な、推しメンは、インチキ・カルト教団ムスビルの女性幹部・七海役の櫻井麻七さん。彼女も将来的に売れっ子になれそうな雰囲気を醸し出していましたね。 ネタバレ厳禁の案件なので、あまり詳しい内容は述べられませんが、現在、大ヒット中のDCコミックス映画『ジョーカー』でも主人公は、派遣業でピエロを演じながらコメディアンを目指しますが、精神疾患のために仕事が上手く行かずに貧乏暮らし。 この映画の主人公・大野和人(大澤数人さん)も同じ様な境遇ながらも、最後には多幸感溢れる演出が待っている点で、同じ心の病を持つ主人公の物語としては、あのアメコミ映画の『ジョーカー』とは対極をなす作品かも知れないですね。 私的な評価としましては、 途中までは、クスッとも笑える演出もなく特に面白さも感じられなかったのですが、欺し騙されのコンゲームものの映画だけに、あの『スティング』さながらの欺し合いの妙に感心しながら、最後には多幸感が溢れるような演出が用意されており、思わず泣かされそうになるほどでした。 ですので、あの『カメラを止めるな!』の様なほどの衝撃はなかったものの、浪花節的な人情味溢れる凄く感動的な映画でしたので、五つ星評価的には四つ星評価の★★★★の高評価も相応しい作品かと思いました次第です。 また、前作『カメラを止めるな!』の様なゾンビ映画などの血飛沫などに耐性のない人でも、今作品では、そのような過激な描写もないので、充分に楽しめる内容の映画になっている点も良かったと思いました。
話題作の次の作品って、相当なプレッシャーなのでしょうね。
「カメラを止めるな」のカントクの次の作品
やはり見てみなくては、ということで鑑賞しました。
注目を集めた作品の、次の作品となると相当プレッシャーが
あったのだろうと容易に想像できます。
前作の類似品にならなかったのは、良かったなと。
(なんか評論家きどりモードですいません…)
以下、思ったことです
キャラの立ち方
「カメラを-」に比べると、キャラが弱かった気がしました。
緊張すると失神する主人公
その設定は上手く生かせていたかとは思うのですが、花が無いというか。
前作の ポン! のおねーさんは、すごいインパクトありました。
敵(?)の設定
「新興宗教の集団」というのが、どうも私には生理的に合いませんでした。
全くもって、これは個人の感性の問題です。
まあ、ゾンビも得意ではありませんが…
ストーリー
次第に盛り上がってくる感じで良かったのですが、最後の展開が…。
個人的には、あのラストは無い方が良かった気がします。
弟君かっこよすぎで、兄貴の立場がない…
帰宅してから考えて、あれはもしかすると
「蒲田行進曲」のエンディングのような「ひねり」を狙ったのかな
という気もしましたが、さて。
これから他の方のレビューを見ようと思います。
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
俳優愛はあるが
きっと
俳優愛はあるんだと思う。
演じること、
何もないとこから
何かを作り出すことを
とても愛してるんだろう。
でも、
優しい嘘であったとしても
私が主人公であったなら
と思うと
なんか、とても傷つくよね。
馬鹿にされてるって
思うよね。
なんか
主人公が愛されてない。
とても、愛されていない。
バカバカしくて面白い
「カメ止め」が強烈だっただけに、上田監督は相当なプレッシャーだったはず。だから比べちゃうのは気の毒すぎる。 前作のような疾走感がなくて、中だるみな感じがしたのだけど、急に物語がスピードアップしてどんどん面白くなって。中だるみに感じたのもこの終盤に向けての布石だったのかと思うと、そこも意味あるものになった。 いい意味でバカバカしくてニヤニヤしながら鑑賞。 2作目ということで前作のような衝撃がないのは仕方がないわけで、これはこれで十分に楽しくて面白かった。
最後まで気を抜けない
コメディ的な感じで見てたけど、構成は結構練られてたと感じた。話題になったカメラを止めるな監督ということで、何か仕掛けがあるのかと思いながら見てましたが、最後まで騙されてしまった。低予算を感じさせるけど、それがいい味を出してて面白い作品でした。
ひたすらドンデン返し
「《カメラを止めるな!》みたいな作品を」って企画段階で言われてるんだよ、多分、上田監督は。それで、時間もそんなにないしさ、ドンデン返しをひたすらやってく作品を作ったんだろうね。
つまらなくはないんだよね。だからいいんだけど、ドンデン返しに爽快さがないの。「そうだったのか!」ってのがなくて、「まあ、ドンデン返しやらなきゃだもんね」って感じが残っちゃう。上田監督からの「このレベルのものならいつでも作れますよ」というメッセージを受け取った感じかな。
単にドンデン返しをやればいいなら、そんなに大変じゃないと思うんだよね、作るの。この作品でもラストからさ「と思ったら、実は本当の黒幕はこの兄弟の両親で」って話にして、作中にそれっぽいエピソードと両親まぎれこませとけば、やれるからね。
ドンデン返しで出てきたストーリーに「なるほど」ってものがどこまであるかなんだよね。《カメラを止めるな!》はそこが凄かった。この作品はそういうのないよ。
上田監督べつにドンデン返しものじゃなくても脚本うまいから、普通の話でも良い作品撮ると思うんだよね。企画する側も「カメ止めの監督使って」ってやれば通りやすいだろうし、上田監督も話がくれば受けるだろうけど、ドンデンはみんなすぐ飽きちゃうんじゃないかな。
それに、ドンデン返し系でカメ止め超えるのキツいから、どうしても面白くなくみえちゃうよ。監督の才能が消費されないといいなあと思ったよ。
あと櫻井麻七さんは良くて、なんか印象に残ったよ。
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