劇場公開日 2019年8月9日

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「濃くてクサくてハートウォーミングな、実にインド映画らしい作品」シークレット・スーパースター Imperatorさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5濃くてクサくてハートウォーミングな、実にインド映画らしい作品

2019年8月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

“3大カーン”が3枚目役になって、少女を助けるという展開は、「バジュランギおじさん」と共通するので、こういう作品がウケているのだろう。
このタイプの映画が出てくるというのも、インドという社会が、良くも悪くも画一的な日本と異なって、いろんな階級、慣習、文化、宗教を内包しているからではないのか。描き方によってはリスクがあるだろうが、映画の題材の宝庫なのだと思う。
DVを日本で映画にしようすると、かなり真剣で暗いタッチの映画にならざるをえないが、クソ男役のアーミル・カーンが、ど派手に助け船を出すというエナジー溢れる展開は、実にインド映画らしかった。

Imperator