「過去の名作の掛け合わせというハンデから、ヒューマンドラマ化で一点突破」フリー・ガイ フラレオンさんの映画レビュー(感想・評価)
過去の名作の掛け合わせというハンデから、ヒューマンドラマ化で一点突破
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ビデオゲームの背景でしかないモブキャラが現実世界のプレイヤーと出会い、自我に目覚めて…というお話。
マトリックス、シュガーラッシュ、レディプレイヤーワンという電子世界映画の系譜であり、掛け合わせの感はある。
また結構、欠点も多い。
・アクションが平凡。過去の同系譜の名作にあった「凄い映像体験」が無い。
・ゴールとなる島を見つけたらなぜすぐに問題が解決するのか全くわからない
・現実世界の切迫感が無い。ラスボスもパワハラ上司程度
が、映画の方向性をゲームのルールに縛られたモブキャラが新たな人生を探るという
一般的にも通じるテーマのメタファーにしたところが良い。
何がリアルなのか主人公の親友が語るのがベストシーン
トゥルーマンショーのように心を揺さぶられる演出で、すべての欠点は帳消し。
ちなみにアベンジャーズとスター・ウォーズのネタは必要だったのかなぁ
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