「予想の遥か上をゆく面白さ!」フリー・ガイ 涼介さんの映画レビュー(感想・評価)
予想の遥か上をゆく面白さ!
主人公はゲームの中の背景キャラ。その男が自我に目覚める。予告編はそれだけだったので、絶対くだらないと思って、期待せず着席。
スタートは予想通り、ゲーム内で毎日繰り返しの生活をする主人公。この生活、ルーティンがしっかりしてて結構幸せ感出てました。
ある日、すれ違った女性に運命を感じた彼は、ルーティンを外して自由な行動を始める。その辺りから、現実世界と仮想世界が交わり始める。開発者ですら知らない空間や施設が存在する事がわかり、現実社会での盗作問題を仮想社会内で捜索する事に。開発者のお姉さん、ゲーム内の主人公に感情移入しちゃう。だっていい奴なんだもん。設定の無い行動ができるってことは、AIがそこに生きてるって事。後半は主人公以外の背景キャラも意思を持ち始める。スタートレックでもコンピューター内に文明が作られたのを思い出した。
現実世界でサーバー壊せば仮想世界は無くなるよね。その危うさでハラハラさせられます。
チョコチョコ出てくるゲーマーや渋谷などの世界の人達を巻き込むスケール感も楽しい。
音楽も楽しくて、まさかのUFOマン!懐かし〜。
最後も超ハッピーで大満足。素晴らしかった。
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