「生きる」北の果ての小さな村で Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
生きる
デンマークで7代続く農家の一人息子がグリーンランドでデンマーク語を教える教師として応募し、人口80人の村に赴任する話。
候補地は首都、人口2000人の町、人口80人の村とある中で、最も小さく現在も狩猟を主な生業としている先住民族の村を選ぶ主人公。
進学するには村の外に出なければならないが、出たことのない年配の村民と当然外の世界を知らない子供達の将来の夢等、文化の違いにぶつかりながら、興味を示し、理解し、打ち解けていく流れで、ストーリーそのものや語られることに物珍しさはないけれど面白かった。
ただ、紀行番組をみている様なつくりで映画のストーリーというより、ドキュメンタリー的な要素に惹かれたところが大きく、ドラマとしての面白さはぼちぼちかな。
コメントする