「ワンダフルシリーズでは愛犬家だったのに、今作では鹿を殺しまくるバンビキラーに!」侵入する男 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ワンダフルシリーズでは愛犬家だったのに、今作では鹿を殺しまくるバンビキラーに!
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広告代理店のクリエイターでリッチな夫妻スコット・ハワードとアニー。カリフォルニア郊外のナパに一軒家の豪邸を手に入れたものの、前住人のチャーリー・ペックが異常なまでにその家に固執していた。連日のように彼らの新居を訪れ、模様替えしてあったら顔を引きつらせ、友人マイクがタバコを捨てただけで仕返しをし、夫婦生活にも干渉してくるようになる・・・
通勤に1時間半もかかる郊外の家に350万ドルは高すぎじゃない?などとも思うのだが、それだけリッチな身分だったのだろう。毎晩、侵入者がいるような気配。防犯カメラも整えるものの、「木が痛む」と文句をつけるチャーリー。フロリダの娘の家に引っ越したんじゃないのか?!と追及するも、引っ越しに手間取ってと言い訳ばかり。もう放っておいてくれ、近寄るなと忠告を与え、警察にも接近禁止命令を申請するスコットであった。
とにかく不気味なデニス・クエイド。自室で作り笑いの練習をしている様子なんてゾッとする。やがて彼の過去が徐々に明るみになってくるのだが、アニーは人のいいチャーリーを気に入っている様子。そんなとき、ジョギング中にひき逃げに遭うスコット。マイクも失踪してしまった。さぁ、どうする!
まさかの自宅に隠し通路に隠し地下室。この意外な発見に驚愕、寒気を覚えた。引っ越したと言いつつ、地下に潜伏していたんですね!江戸川乱歩も真っ青!そして怒涛のクライマックスへと進んでいく。この終盤はありきたりのアクションなのですが、「お前には銃は撃てない」というチャーリーの言葉にアニーがとった行動がとても良かった。これだけでも加点。
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