「ラスボス」ジェミニマン ゴローさんの映画レビュー(感想・評価)
ラスボス
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一言で言うとイマイチでした。
エンドクレジットで、ブラッカイマーの名前を見て、そうだった、と思い出し、だからなのかな?と納得。
まず映画というよりもドラマっぽいような気がしました。映像がです。何がミッションインポッシブル007などと違うのでしょう?
アクションなど凄いのに。ワールドワイドに飛び回ってるのに。何故か映画の厳かというか、ワンランク上な感じがなかった。質感の問題??それだけじゃないような…なんででしょう。
アクション映画で意外と大事なユーモアが足りない気がした。会話のセンスが普通な脚本。
キャストが微妙。ウィル・スミスはいいとして、あとが何か物足りない。演じる俳優を知ってる知らないの話じゃない。何か重みが足りない。
あとは、
若い自分と老いた自分、どっちが凄いのよ?どっちが勝つのよ?という点にそもそも興味があった。肉体的には比べるまでもなかろうけど、それを補う経験値や知恵みたいなものってどれだけすごいのか。
日本では年長者を敬えというし、それはもちろんなんだけど、重ねてきたキャリア、生きてきた重みにどれだけ凄いものがあるんだっていうのが個人的にみたかった。そう考えるとラスボスはあいつじゃない。やっぱり自分がよかった。あいつに興味一ミリも湧かなかったし。
というわけで結論は『微妙だった』になります。
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