「後味が・・・」復讐の十字架 ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
後味が・・・
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悪過ぎる。誰もが尊敬、信頼する聖職者から幼い頃に性的虐待を受け、その後の人生が壊された主人公。実際にアメリカではこの手の事件があるのだろう。神父から口止めされ、神父を信じる母親にも打ち明けられない。ここが非常に残念。しかし、その後の人生は自分次第とも思う。現に綺麗な彼女はいる訳だし、友達の身代わりにならなければ、刑務所に入ることもなかった。急に冷たくされる彼女が一番可愛そう。妄想の中の人物なのか?が出てきたり、復讐するのかしないのか、途中はかなりモヤモヤする。そして告解と言う最大の復讐の方法で神父本人に赦すことを告げる。神父が泣き崩れるかと思いきや、平然としているのも、モヤモヤ。結局、神父は焼身自殺をするが、孫にそれを見られるというのも後味が非常に悪い。主人公もこの後、どうなるのか、彼女の元、友達に向かうのか、それを描写してほしかった。何かスッキリしない。
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