フローズン・ブレイクのレビュー・感想・評価
全3件を表示
誰も見ないと思うが、金払って見る映画じゃ無いと思うよ。
ロシア人と思しき演出家が
ロシアVSウクライナの争いをデフォルメして描いた。
スゲ~自虐的何だけど。
ロシア人っぽい白人が演じている訳だが、あと、30分もどうやって緊張感を煽るのか?それだけ。
精々、1月1日だけの話にすれば良いと思うけどね。
イルクーツクに1月1日に行った時、花火が綺麗だった。花火は咲いていたけど、寒いので誰も見ていなかった。この映画のようにね。
そもそも怖がらせるだけの映画だから救助がやってこない・・
ゴンドラの宙吊り事故、パニックになった乗客は次々に死んでゆくロシアのスリラー映画。
ロープウェイの事故はたまに耳にするが宙吊りならまだましなのかもしれない。昨年の5月にイタリアのモッタローネ山(1,492m)のロープウェイでロープが切れてゴンドラが落下、乗客15人の内助かったのは5歳の幼児(重症)だけだった、コロナ禍で暫く運休していたらしいが原因は未だ明らかにされていない。高所恐怖症の人は端から観ないと思うが怖い映画でした。
そもそも怖がらせるだけの映画だから救助がやってこない設定を考えたのでしょう、大晦日の夜、運航を断る係員を買収して臨時運行・・。上手いのは軽い停電で一回ジャブを噛ませてから本命の宙吊り、誰もすぐにまた動くと楽観するでしょう。
煮え切らないカップルの恋愛話を絡めたり自己中の情けない男の傍若無人ぶりで気を揉ませるが作りすぎたキャラクターにも思えます。
結局、無駄に死人を増やすのは、事故も怖いけど理性を失った人間の方がよっぽど怖いのねというお話なのでしょう、わざわざフィアンセを地上に残したのはミスロシアが助かるのは半ばお約束と読めてしまうがあの状況で凍死しなかったのは奇跡に近い・・。
それなりに楽しめたけど日本語の煽り文句がひどい
この映画、わりとリアルだなと思った。
最初からキャラクターの性格がパニック時に増幅され違和感がない。
違和感があるとすれば、
・最初の方のシーンで落ちたような古いゴンドラが(遺体みたいなものも!?)放置されてる所。なのに何年も使ってないような設備じゃなくて普通に営業してるじゃん!ってところ。
・さらにあとから来るスキー客に係員が故障だから別のラインにいけと言った先のゴンドラは新しいくて、古いものとの格差が大きすぎるところ
・ゴンドラの故障と係員の遺体の発見遅すぎるところ。あの係員二人が一番ポンコツで日本だったらあり得ないけど、ロシアだからありえるのかなぁと思ってしまった(笑)
スマホ全盛の時代に電話としてなんの役にもたってなくて繋がらないシーン多かったけど、そこは山だと良くあるね。
ラストシーンはちょっとイマイチだなぁ。
まぁ助かったか助からなかったかをあやふやにしてるんだろうけど、もうちょっとカタルシスほしい。
一番違和感あったのは、ポスターの日本語の煽り文句。『極寒の密室、仲間は全員敵』…
ちゃんと映画見て煽り考えたのかなぁ?そうだとすると酷すぎる。全く見当違い。
極限状態のパニック映画なんだから、全員敵とかそんな単純な話じゃないでしょ?恋人同士や女の子同士は助けようとしてたでしょ?
前から洋画が日本に入ってくるときのタイトル改変は内容にそぐわずひどいと思ってたけど、この映画は煽り文句が一番酷すぎた。
全3件を表示