見えない目撃者のレビュー・感想・評価
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かなり振り切った作品
邦画でのスリラーに関して、ほぼ諦めていたが、この映画は、なかなか良かった。特に、スマホを駆使した地下鉄でのシーンは、テンポも良くスリル有り。R15+により、犯人の猟奇性を大胆に振り切ることにより表現できている。しかし、犯人が判明してからの展開は、その後の流れが見えてしまい少し残念。
主演の吉岡里帆さんは、これまでにないハードな役柄で、このような役も出来るのかと高評価。役者としての幅が大きく広がったと思う。
追記
この映画、見終わった後の余韻が凄い。何度もフラッシュバックしてしまう。もう一度観たい気分。
この映画のDVDが発売されるようだ。今さらDVDを買う気になれない、なぜBDを出さないのか理解不能。今年観た映画の中でも傑作と評価しても良い作品、考え直して欲しい。
おもしろこわかった
物語に一気に没入しました、が。
中国リメイク版の方が良かった
オリジナルの韓国版は見ていないが、2015年制作の中国版は見た。
後半が気に入らない人、そっちを見ましょう。
見えない目撃者(2015)
https://eiga.com/movie/83876/
さて。
本作は「前半は緻密なサスペンスで良かったが、後半が雑なドタバタ」。
ストーリー展開、前半は中国版と同じで後半が違う。
お察し。
前半、育児放棄や家出、風俗についての日本アレンジは良かったと思うのだ。
警察の捜査についても、組織構造の違いからくる変更も適切だったと思うのだ。
そして、ネット検索したシーンからすると、後半も同じ展開で作ってはいたように思えるんだ。
犯人の行動原理が妙にチグハグだったり、主人公側が意味不明に自爆しに行く理由は推測できる。
後になってねじ込んだ要素が歪みを生じてるんだ。
きっと、「儀式」を思いついちゃったんだろう。
多分、中国リメイク版の方が、原作の韓国版に忠実なのだと思える。監督がオリジナルと同じ人だし。
だから、そちらをお勧めする。
原作もので余計なことすんなっての。
最初のシーンはいらなかった
☆☆☆★★★ 《親に見放された子供達》 元ネタとなった映画は未見。...
☆☆☆★★★
《親に見放された子供達》
元ネタとなった映画は未見。
ノベライズ版は読了済み。
ノベライズ版自体は割と平板な印象が残り、映画化に対しての不安が多かった。
元婦人警察官とは言え、割と強引な話に思えたのがノベライズ版を読んでの感想でした。
映画は、オープニングで。警察学校時代の映像を描く事で、なつめが優秀な警察官だった事を、観客に向けしっかりと認識させる様にしていた。
この辺りは。文章だけだとはっきりとは伝わらないが、映像による力が強く関わっていた。
しかし犯人像にしろ。凄惨な事件にせよ。やはり強引な内容なのは否めない。
犯人は冷酷非情な人物なのに。なつめや重要な人物に対しては、非情さは何故か薄れてしまい…と。
まあ、その辺りに関しては…。
ハ ラ ハ ラ し な け り や 映 画 に な ら ん ! (`・∀・´)
…って事で、観客には納得して貰わんと如何ともし難いのだと思うしかないですね(u_u)
また、その様な強引さは事件の全容にも。
昔に起きた事件が、犯人の心に深い関わりをもたらしていたのは、まだ納得するとして。
それが何故この時期に?…とゆう。時間的な繋がりに対する説明がない為に、どうしてもこの時期に都合よく起こってしまっている印象が強く残る。
でもノベライズ版を読んでの感想よりも、映像化に於いて良かった点も。
引退した元刑事がしみじみと語る。
「もっと出来る事があったんじゃないか?…って思うんだ!」
主人公は元婦人警察官だったが。志し半ばで事故により市民の安全を守れなかった人物。
刑事の木村は定年を間近に控え、今後の進路を決めかねており。悶々とする日々を送っていた。
そんな木村を身近に見ていた後輩刑事の吉野は、どこかヤル気の起きない案件だったのだが。ある時に春馬が発した一言から、刑事として市民を守る使命に目覚める。
その辺りの個人的な想いに関しては。ノベライズ版でははなかなか伝わっては来ず、映像化に於ける優れた部分だった様に思えた。
エンタメ性と共に、サスペンスとしても。最近の日本映画の中では、傑作…とまでは行かなくとも。2時間そこそこを楽しませて貰え、オススメ出来る内容だったと思います。(但し、後半にグロ度合い多し)
どうでもいいんだけど、追跡場面でのロケ撮影で。つい先日に観た『闇に抱かれて眠れ』の商店街が使われていたのは。ここ最近での東映さんのトレンドなのだろうか( ˘ω˘ )
2019年9月22日 TOHOシネマズ市川コルトンプラザ/スクリーン7
サスペンス×成長ドラマの日韓ハイブリッド!
突っ込みどころ満載だけど、吉岡里帆がカバー
ラスト30分は早送りしたかった
発想はね面白い
涙の音
オリジナル版未鑑賞
警察学校卒業直後に自動車事故を起こし、弟を亡くすと共に視力を失い辞職した警察官が誘拐事件と思しき事象に遭遇しそれを追う話。
通報するも目が見えない上に事故のショックで精神を病んでいる人物の証言ということから、簡単な捜査で事件性なしとして処理され、主人公が自ら動き出すというストーリー。
何だかんだと人の良いスケボー少年を巻き込みながら、鋭い観察&推理で迫って行く主人公。
出来過ぎながらも目が見えない女性と無力な少年コンビという危うさがついて回りスリリングでさもあって良い感じ。
配役とわざとらしい演出で犯人が余りにも早く読めてしまったのはびっくりしたけど、ストーリー的にもある程度早い段階で犯人に辿り着くからまあそこはね。
捜査情報を流しまくる警察だったり、みたことない程人気のない地下鉄や駅だったり、他にもご都合主義は否めないながら、猟奇サスペンスものとしても非常に面白かった。
ラストの衝撃は
◯物語
警察学校の卒業式の夜、自らの過失で弟を事故死させてしまった浜中なつめ。自身も失明し警察官の道を諦めた彼女は、事故から3年経った現在も弟の死を乗り越えられずにいた。そんなある日、車の接触事故に遭遇したなつめは、車中から助けを求める少女の声が聞こえてくることに気づき、誘拐事件の可能性を訴える。視覚以外の感覚から感じ取った“目撃”情報を警察に提示するなつめだったが、警察は目の見えない彼女を目撃者と認めず捜査を打ち切ってしまう。なつめは少女を救うべく奔走し、事故現場で車に接触したスケボー少年を探し出す。やがて女子高生失踪が関連づけられ、連続誘拐事件の存在が判明。なつめは事件の闇へと切り込んでいくうちに、弟の死とも向き合うことになる。(映画.comより)
まず、間もなく最初に弟の事故のシーンを迎えます。そのシーンから、ハラハラ!視覚障害というのはとても辛いものだと思いました。
そして、車中からの助けを求める少女のシーン。視覚障害は視覚を失ってる分、他の「聴覚」「嗅覚」「聴覚」「触覚」が研ぎ澄まされているので、これだけ感じることができるのかと思いました。
そして、予告編でも出ている「衝撃のラスト20分」。見てれば、ここがラスト20分かと、感じられるくらいすごい心臓がバクバクしました。
全体的に暗く、緊張感も出てて良かったです。
私は、原作の映画「blind」を見ていませんがこの類は面白いです。
あっという間に…。
予想外...良い意味で
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