「この大傑作を観ないで死ねるか!」見えない目撃者 masamiさんの映画レビュー(感想・評価)
この大傑作を観ないで死ねるか!
この映画は韓国の映画「ブラインド」の日本版という事です。私は韓国版も中国版も観ていません。
まじ!クソ使えねえ!クソ虫が!
すみません。これから言う事はかなり恣意的に
なります。
韓国映画はその圧力が凄いです。我が国の映画はレイテングとか、スポンサーへの忖度とか、
テレビ局へ慮ったり、芸能事務所のバーターとか・・・
空気を読みすぎる!
韓国映画は違います。クリエイターの思いが一番です。邦画では表現しきれない部分まで描かれます。本当に尊敬します。
例えば「海にかかる霧」残酷だし、エグい映画です。その圧力に圧倒されっばなしでした。正直面白い!
これから本作について語ります。
まず吉岡里帆の熱演!凄い!
朝ドラ「あさがきた」の、のぶちゃんのイメージ。ユーアールであーるのイメージ。コメディエンヌ。違います!
いつも笑ってねえよ!このタコ!
本当に上手い!途中から吉岡里帆じゃなくて
なつめにしか見えなくなりました。心理の機微の表現。襲われる恐怖。犯人と対峙する度胸。
伝わりました。大女優です。
いつもは脚本については言及しませんが、ささやかなネタバレをします。全体の20%位します。いやな方はここでやめて下さい。
この映画の肝は最初の15分です。 そこが終盤で回収されていく。快感です。「バック ツゥーザ
フューチャー」に匹敵する名脚本!凄いです。
過去の名作「羊たちの沈黙」「暗くなるまで待って」などのオマージュも感じました。
はっきり言って今年の邦画で一番面白かったです。
この大傑作を観ないで死ねるか!
言葉が汚くてすみませんでした。
masamiさん、この映画ほんとに傑作でしたね!私もオリジナル版韓国のほうも絶対見ようと思います。
日韓関係が最悪と言われるなか、市民レベルや文化はかわらず交流していきたいです。こないだまで韓国に行ってきましたが、全くかわらず優しい人々で、不安に思っていた自分が恥ずかしくなりました。全然関係ないお話をすみません。
熱いレビューになりましたね♪
韓国オリジナル版はよりは良かったですよ!
みなさんのおっしゃるツッコミどころもあるんですけど、それを感じさせないスピード感があったと思います。