「Q様といえばカズレーザー、やくみつる、宮崎美子、etc.」見えない目撃者 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
Q様といえばカズレーザー、やくみつる、宮崎美子、etc.
韓国映画で最恐といわれたサイコパスを描いた『ブラインド』(2011)の日本リメイク。そういえば、昨日TVでもタイムショック特番をやっていて、Q様のメンバーが出演していた。その中の問題のひとつに「吉根、小泉、浜口、岩崎・・・」(名前は吉根以外忘れました)というのがあって、思わず「京子!」と答えてしまいましたが、映画の中にも京子ちゃんが出ていたので驚きました。レイサといえばカズレイザーではなく、やっぱりF1レイサーだと思います。最近、仕事中TV漬けになってるのですが、、ニュースでは松田美由紀さんが心筋梗塞を発症したというショッキングな事実も・・・
主演は吉岡里穂。『音タコ』や『Pワールド』といった駄作続きで可哀そう(しかもロングキスやらレイプやらで大変)でしたが、久しぶりにいい映画に出演したという印象。だけど事故を起こして全盲となるという、やっぱり可哀そうな設定。それでも最後には勇気づけられるし、将来を何も考えてない男の子に夢を与える役で、明るい終わり方でした。
韓国オリジナル版ではサイコパスは産婦人科医でしたが、この日本版では今の世相にも通ずる脚本に仕上げられていて、すっきりしていたように思います。小道具やエピソードの伏線も見事に回収されていたし、スマホの利点を上手く使っていた。また、音響効果も賞賛に値するくらい見事に響いてくるもので、静けさと迫力のダイナミクスが活かされていました。
まぁ、ケチをつけるなら高校生があれほど大胆に警察やナツメに協力するはずがないとか、警察の内部資料が紙媒体ばかりでかなりアナログだったりしたことくらいでしょうか。
主役二人以外でも、最強バイプレイヤーの大倉孝二、田口トモロヲ、國村隼が固めていたりで、演技も申し分なかったことに加え、久しぶりに韓国オリジナルに日本が上をいった感じがします。グロ耐性のある方はぜひ劇場にて!
kossyさんへ
ナンバープレートの文字とか、細かいところによく気づかれましたね! 俺は犯人の車の車種が、よく判らなくて。5代目のインプレッサSPORTだと思ったんですが、フロントバンパーとグリルがちょっと違う気がして。黒いし暗いし、良く見えなくて最後まで車種特定できませんでしたw
kossyさんへ
毎度です!
吉岡里帆さんですが、「企画や脚本を見る限りは『イケてる役』なのに、映画そのものが今一つ」な作品が2作続いた印象です、あくまでも印象w
「ファーブル」の木村文乃さんもそうでしたが、若手から中堅手前に差し掛かった女優さんが、そろそろ吹っ切れて来るお年頃なんかなぁ、と言う気もします。いや、良かったです!