「小説読破必須のホラー(小説&映画のネタバレあり)」シライサン ネオ アンダーソンさんの映画レビュー(感想・評価)
小説読破必須のホラー(小説&映画のネタバレあり)
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いやー…やられましたw
まずイヤホン360がヤバい、、シライサン来た時じわじわくる感じや、シライサンの気持ち悪さを…声もじわじわ…ヤバい、、
ストーリーは…ちょっとツッコミどころはありますが、普通に面白かった。あの争い⇒強打⇒記憶喪失は…ちょっとな…ってなった。
肝心のシライサンはそこにいるだけでトラウマレベルの怖さ。
音でビックり系ではなく存在でビビらせる系
しかも幽霊もめっちゃ怖い…
こっから先は「小説シライサン」を交えた考察です これ「シライサンの存在を隠蔽?する為の映画(だったらよかった)」じゃないかと
ん?どういうこと?ってなりますが…簡単に話すと乙一さん自ら書いた小説。そっちが本体で、逆に映画は「その舞台装置」だったのです。
エンドロールを見ると脚本「間宮冬美」ってあるんですよ。 なんかおかしくないですか?脚本は乙一さんが自ら執筆したのに…
小説版は…冬美がシライサン怪談を流布してしまい大流行…で大量に死人が出る大惨事 それで冬美達はシライサンの偽情報、偽ストーリーを流布してシライサン怪談本体を埋もれさせようとした…と。その中に「脚本家の間宮冬美自ら脚本〜」的な描写があった…それとこの脚本間宮冬美を当てはめると…これは脚本家「間宮冬美」の描いた偽のシライサンの…のはずが例の怪談はそのままそっくり…名前も…
作中に「巻き添え型の怪談」ってセリフがあったが…(一応見終わった後、小説の考察サイト見て理解)まさに意味がわかると怖い話…
個人的にはこのことをふまえてもマジで好きな感じの映画です
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