「アオハル」思い、思われ、ふり、ふられ りかさんの映画レビュー(感想・評価)
アオハル
そもそも戸田菜穂演じる母はどんな人なのだろう?2回バツなら3回目なのに終盤雲行きが怪しく、夫にきつく主張している。終始髪振り乱して。そんな母に、新しい父に気遣う朱里。
冒頭の理央からのラインに気づき慌てて雨の中会いに行くのは朱里も理央が好きだから。偶然出くわした母と新しい父。理央と姉弟になるとわかるとスマホを壊し自分の思いも消し去る。中学生にこんな咄嗟の判断できるかな?
姉弟だからといって他人だから籍をどうにかすればいいのではと思ってしまう。(調べたら可能でした。)母は自分の婚姻を成し遂げ、知らないとは言え、子供2人の気持ちを殺させる。
だから、家族4人での話し合いの時の理央の言葉となるのだけど。
なので原作もアニメも見ずこの作品だけですが、設定に納得できないです。
高校生は心も身体も大人なのに世間での立場は、子供。その辛さがよく出ていたなと思いました。
メイン4人のとびきり可愛い女子2人にイケメン2人は観るのにはいい。清々しかった。特に由奈ちゃん役の福本莉子さん。初々しくて素直で朱里も言ってる真っ直ぐな気持ちを表情の変化や行動で上手く表していました。朱里ちゃん役浜辺美波さん、華奢だけど貫禄の演技。でも雰囲気は大人だな、と感じました。『僕のいた時間』で中学生役で出てた、あれぐらいがちょうどこの作品に合うかなと思いました。しっかりしてるから。北村匠海君、今回は浜辺美波さんに振舞わされず逆にとことん自己主張していて表情もこわいか無表情。夏祭りの時カッコいいなぁと。和役赤楚衛二君。兄の説明による嘘つく仕草。マスコットと告白の時。言葉には出さない和の朱里への気持ちをわからせてくれました。朱里の元カレの涼介って変なのが、「大事な時に言わず後で言う。」と言ってたけど、みんなそうだよ。ここぞと言う時にはなかなか言えない。和は友情を大事にしたのかな。学校での周りの人達は皆良かったので良かった。
共感ありがとうございます。
映画では連れ子同士で兄と妹になるとか、
姉と弟になる・・・の設定が結構ありますよね。
りかさんの仰るようぬ籍をを別々にする・・・
私は他人の若い男女が一つ屋根に住むのは避けるべきだと
思いますけど、古いかな?
シェアハウスとか、普通にありますものねー。
美男美女指数高くて、はっきりものを言う浜辺美波。
でも彼女も実は繊細さを隠し持っていましたね。
福本莉子の「今夜、世界からこの恋が消えても」
ご覧になりましたか?
ちょっと面白かったです。
お暇な時にね!
共感&コメントありがとうございます。
キミスイ以来、イマイチだった浜辺美波が久し振りに持ち味を存分に発揮していました。キミスイ以来の浜辺美波ファンとしては満足できる作品でした。
恋愛ドラマというよりは、生き方の指針といえる示唆に富んだ作品でした。
周りへの気遣いはしながらも、自分の気持ちはハッキリと言葉で相手に伝えるべきだと再認識されられた作品でした。
では、また共感作で。
-以上-