「青春映画でもあり人間ドラマでもある」思い、思われ、ふり、ふられ mt ymさんの映画レビュー(感想・評価)
青春映画でもあり人間ドラマでもある
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原作未読です。
この映画は最初、青春恋愛王道映画だと思っていました。でも、そんな簡単な映画ではありませんでした。
朱里、由奈、理央、和臣の4人の恋愛模様だけでなく、それぞれの抱えている問題や想いに対して、解決して成長していく姿も見られます。
由奈は最初、自分に自信が無く、人と喋る時も目を合わせることができないのですが、朱里と理央に出会ったことで、自分に自信をもって明るくしっかり顔を上げて行動するようになります。
朱里は、自分の気持ちを犠牲にしてまで、周りの人達に気を使って、周りや自分が傷つかないように生きていたのですが、由奈や和臣に出会ったことで、自分の気持ちを素直になっていきます。
理央も和臣も、それぞれ由奈や朱里に出会ったことで、変わっていきます。
この映画は一括りに青春恋愛ドラマとは言えません。強いて言うなら、青春恋愛ヒューマンドラマといったところでしょうか。4人がそれぞれ人間的に成長していき、最後にはみんなが笑顔になるストーリーです。
色々と考えさせられる映画でした。
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