「王道の少女マンガ映画」思い、思われ、ふり、ふられ スキピオさんの映画レビュー(感想・評価)
王道の少女マンガ映画
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「ストロボ・エッジ」「アオハライド」の咲坂 伊緒の王道少女マンガが原作。引っ込み思案の由奈、由奈の幼馴染みの和臣、親同士の再婚で姉弟となった朱理と理央の4人の恋愛モノ。幼馴染みに親再婚、引っ込み思案が実は美少女、って少女マンガの定番設定がてんこ盛り。当然に4人の中で三角関係になりますし、タイトル通り、コクって振られて、結局はハッピーエンド。
結構、面白かったです。言葉や行動にしてはダメな「想い」と、言葉や行動にしないと伝わらない「思い」が交錯する朱理と理央のターンは良かったな〜。
理央と由奈のターンは、理央から見れば朱理とダメになったので、一度ふった由奈が気になって、おぅ可愛くなったじゃん、で付き合おうって、イケメン限定のターンですね。
和臣と朱理は、う〜ん、お互いに夢があるのだから、高校生の今は敢えて「付き合わない」ってエンドでも良かったんじゃないかな〜?
女優陣は東宝シンデレラの鉄板「浜辺美波&福本莉子」のダブルヒロイン。「センセイ君主」「屍人荘の殺人」と本作で3作目。いままでは、浜辺がメインで抱き合わせで福本でしたが、本作はダブルヒロイン。そろそろ福本莉子が主演でも良い気がします。いい感じの「素朴キャラ」で土屋太鳳的なポジションで。
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