ヴァイオレット・エヴァーガーデン　外伝　永遠と自動手記人形のレビュー・感想・評価

本編をTVで観たときに劇場版のクオリティだなーと思ってましたが実際に劇場版を観て劇場が栄えるなーと思った。
見応えがあり、あっという間に時間が過ぎてしまった。
あと2回は観たいかな。

映像も音楽もお話も、すべてが美しかったです。
一瞬たりとも目が離せませんでした。
こんなにも心に響く素晴らしい作品を作り上げたスタッフ・キャストの皆さんを心から尊敬します。

残念ながらメインストーリーではなく外伝とあるだけに挿話である、メインの方は鋭意製作中として閉じられているがかなり先になりそうだ。しかしながら作品のクオリティは既に10年前からジブリを遥かに超えており、日本最高水準であり日本の宝である。場面場面どこを切り取っても挿絵として使えるぐらいの高水準で、作画崩壊などどこにも存在しない。ストーリーは時間の制約があるのでもう少し深く描いて欲しいと思うところも多少あったが、そこはTVシリーズを楽しみにしておこう、虫プロの末裔として今後も是非頑張ってもらいたい、ここは期待を込めて評価☆５つとしておこう。

ただただ素晴らしかったです。語彙力追いつきません…。淡々としたストーリーなのに何故ここまで心を揺さぶられるのか。。
絵の超絶綺麗さは言うまでもなく！瞳の美しさ、髪の綺麗さに思わず引き込まれます。それに全てのカットでの背景の美しさ。これぞ「京アニ」作品です。

星５つでは足りない。全然足りない。
これほどまでに繊細で美しい作品が素晴らしくないわけがない。
絵の細部までにも感情が確かに宿っていた。
大切な人を想う、想い続けるその姿には涙を禁じ得なかった。
京都アニメーションさんに最大限の感謝を。

一切アクションシーンのない2時間弱のアニメを劇場にかけるというのは、なかなか出来るものじゃない。今大当たりしてるアニメもカーチェイスシーンがあったし、宮崎さんでさえ魔女の宅急便のラストに蛇足的なアクションを入れていた。(本人が好きだからというのもあるけど)
アクションなし、ヒロインは感情の起伏に乏しい。その為退屈に感じる人もいるかもしれない。しかし、だからこそ、細かな表情、瞳のきらめき、心情に合わせて変化していく風景など、京アニが積み上げてきた演出力が生きる。
そういったものを産み出した多くの人材が失われてしまった。必ず京アニは今まで以上のエネルギーを持って帰ってくると信じたい。
県内唯一の上映館、初日1回目だった為多くの人が観に来ていたが、エンドロールの時誰一人立ち上がらず、皆一言も喋らず、スタッフの名前を目で追っていた。こんな悲しい空気は二度と経験したくない。

多くは語りませんがキャラクター、背景、音楽などすべてが美しく儚く京都アニメーションの素晴らしさを改めて実感しました。
朝一から2回連続で観てしまいました。

作画や脚本、キャラクターの魅力はもちろん、手紙を通じた言葉の重みが心に染み込んで涙がボワっと溢れた。
エンドロール終わって、館内に拍手が起きた！

京アニの劇場版を観るのが、聲の形からで2回目です。やはり、涙がウルウルしました。
ヴァイオレットの人柄にも、それを取り巻く人達もとても良く描かれていて、素晴らしい作品です。イザベラとテイラー姉妹の境遇をメインにヴァイオレットが、手紙で感動を与えてくれます。

来年の劇場版が、かなり楽しみになりました。公開日が、延期になったそうですが、早く観たいです！

改めて京アニの素晴らしさを感じました。
髪の毛一本一本までなびいているような美しさ、緑豊かな景色、そして女性を本当に綺麗に描きます。
この緻密な作業に、心を込めて端正に描いているのが伝わります。

正直、泣きました。でも、色々と納得できない部分が多かった。エイミーが結局何処にも行けないままとか、テイラーと会わないまま終わってしまう事。ヴァイオレットとの手紙を止めてしまった事。成長したテイラーはきっとエイミーに会いに行くと思っているので、そこが見たかったです。

TVアニメから少し力が足りない気がしました。
スッキリしないというか、物足りない
色々な場所で泣けてくるのですが、それはTVアニメの影響もあると思います。ヴァイオレットの生き方や考え方、そして世界観。
ベネディクトの生き方にテイラーの言葉や生き方が影響されるのも感動して泣きました。
ベネディクトのカッコ良さが伝わってきます。

来年の映画も楽しみです。