「右?左?資本主義もまともに歩めない者達に共産主義が聞いて呆れる」家族を想うとき マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
右?左?資本主義もまともに歩めない者達に共産主義が聞いて呆れる
クリックして本文を読む
彼等に起きた事は冷静に対処していれば、大した問題ではない。すべて作られたデフォルメな状況と理解すべきだと思う。
だから、現実は『カモン・カモン』のはずだ。
但し、冷静さは常に持っていないといけない。
日本には年功序列と言う概念があった。現在はその姿の欠片もない。理由は色々あるが、人々の欲望と資本主義の本来の目的が一致したからだと思う。
つまり、一言で言えば、狡猾で冷静な者以外は、前途多難になると言っている。
この映画では、バカ親父以外は気付いたので良いが、この映画を尻切れで終わらせたのは、それに警鐘を鳴らしているのだと思う。
『資本主義か共産主義か』かと大義名分で経済を捉えてしまうが、
経済とは『経世済民』と言う言葉から起こった言葉だともう一度認識するべきだ。そして、それに絶対的に不可欠なのは『教育』だと思う。勿論、今の学歴しか考えない『教育』ではない。叡智を育む事の出来る教育である。
つまり、前科者になろうと、中学しか卒業していなくとも『学ぼう』とする冷静な態度が必要と訴え続けたい。勿論、生きるために。
コメントする