劇場公開日 2019年12月13日

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「便利さが世界中のゆとり、寛容性を失って行く。」家族を想うとき wakakusuさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0便利さが世界中のゆとり、寛容性を失って行く。

2020年1月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

今回初めてのケン.ローチ監督作品を観て来ました。

最初から最後まで、今の世界中で起きている問題がありのままに描かれていて、フランチャイズサービス、公共サービス、介護、教育、環境問題等が取り上げられています。

奨学金問題、トラブルを起こすとペナルティの科料を課せられる、全てが自己責任で片付けられてしまう、廃棄物が回収されず放置されている、医療機関の要員不足で患者が充分な診察を受けられない事、ネットで学習する事や、スマホ依存症候群等、身近にある問題が作品に反映されています。

インターネット、スマホの普及でが身近になった所で、SNSによる炎上、ネット通販でのトラブル、格差、環境問題が世界中で身近になった今、本当のゆとり、寛容性等が問われています。

お勧めします。

wakakusu