「相変わらずのローチ節」家族を想うとき drakoさんの映画レビュー(感想・評価)
相変わらずのローチ節
クリックして本文を読む
社会派監督ケンローチはまだまだ健在でした。
イギリスってこんなにハラスメントが横行している国なんだろうか?コンプライアンスは何処に?との疑問もあるが
徹底して、家族が社会の中でどう生き、もがいているか
に焦点が当てられている。
今回の批判対象は国や制度よりも、Amazonを含んだ
GAFAを盲目に受け入れている社会そのものなのかもしれない。
ドラマの構成として、ほんの少し陳腐な演出部分は
あったものの、鑑賞後に内容を反芻し咀嚼しないと
自分の中で消化しきれない。
どうしたって自分の家族、日本社会と比較してしまう
いつものケンローチ映画でした。
これからも、彼の新作を見せて欲しい!
邦題が今ひとつで
原題に込められている意図とのズレがちょっと残念。
コメントする