「警鐘、またひとつ」家族を想うとき ジャーニーさんの映画レビュー(感想・評価)
警鐘、またひとつ
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今年の観納めはこの作品だった。
「わたしはダニエル・ブレイク」より泣けた。
貧困にあえぐ家族の日常生活(とはいえ、アジアとか中南米とかに比べたらまだマシか?)が、「わたしは〜」同様、淡々と描かれながらストーリーは進む。
何か問題が起き、ホッとしたかと思うとまた問題が。その繰り返し。
優しい奥さんが電話で上司を罵倒(優しいけどね)するシーンはスカッとしたけど、この後家族は乗り越えたのか?
真面目な父親、母親は優しさに溢れ、息子(声が良い!)も何だかんだ優しいし、家族想いの健気な娘。
必ず乗り越えて幸せになって!
そう願わずにはいられないエンディングだった。
いろんなこと考えさせられ、利便性ばかり追求していると、あなたたち確実に破滅するよ!という警鐘を鳴らされたと思う。
流通業、老人介護などなど深刻な社会問題はこれからも山積みだから。
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