劇場公開日 2019年12月13日

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「安倍晋三にこの映画を無理矢理見せる方法はないものか」家族を想うとき uttiee56さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0安倍晋三にこの映画を無理矢理見せる方法はないものか

2019年12月20日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

英国の巨匠ケン・ローチ監督渾身の一本なのに、単館系で細々としか公開されていないのは一体どういうことなのか。
当然ながら英国を舞台とした映画だが、ここで描かれていることと全く同じことが日本でも起こっている。というか日本の方がずっと酷いのではないか。
個人に大きな借金を負わせて事業を始めさせ、借金とフランチャイズ契約で逃げられなくして事実上の従業員とし、しかし個人事業主であるから労働基準法の保護は無いという、コンビニなどでお馴染みの手法だ。確かに成功すれば本部と加盟店で大きな利益を分け合えるが、そんなに儲かるなら参入が増えて過当競争になるし、今やコンビニのオーナーなんて青色吐息だ。

にもかかわわらず、安倍晋三はフリーランス化を促進する政策を進めるそうだ。狂っている。
安倍晋三は2012年の冬に我々支持者に対して約束したことは何一つ実行せず、我々に約束したこととは真逆の政策ばかりを狂気のように推進してきた。
簒奪者にこの映画を無理矢理見せる方法はないものだろうか。

uttiee56