「誰かが誰かを想うとき」家族を想うとき はるたろうさんの映画レビュー(感想・評価)
誰かが誰かを想うとき
「家族を想うとき」
もちろん邦画タイトルですけどすごくいいタイトルだなぁと思います。
寂しくてもいい子にしようとする妹。
寂しさから父親に牙をむく兄。
借金を抱え働きづめの両親。
もはやパンク寸前の家族。
妹がとても純粋で家族想いです。
兄だって本当は誰かを想って涙を流せます。
母が父に非行に走る息子の問題を一緒に乗り越えましょうと言います。
この家族なら今の窮地もきっと乗り越えられるはず。
そう思っていました。
ラストシーンまでは。
父の覚悟に震えます。
そしてそれこそがリアルなんだと思います。
どうかこの家族がまた4人で食卓を囲めますように。
そう願わずにはいられません。
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