「頑張っているのに、空回りする日常」家族を想うとき ミツバチば~やさんの映画レビュー(感想・評価)
頑張っているのに、空回りする日常
当たり前の毎日、普通の人たちを描いたら最高の監督ですね。
すごい出来事が起きているわけじゃないのに、その日常にグイグイ引き込まれていく。奇をてらうことなく、淡々と、そこにはまさに、真面目に真摯に生きている人たちの姿がある。
みんな、頑張ってる。
家族全員が、それぞれの想いを抱えながら、精一杯頑張っているのに、うまくいかない。
え?これ、うちのこと?って思わず言いたくなる現実。
いい子すぎて、みんなが頑張りすぎてて、時間とともに切なくなる。
ごめん、自分を見失ってたってことなのかな、お互いに。お互いを見失ってたって、ことなのかな。
一緒に路頭に迷うのは、駄目なのかな。
親は弱みを見せちゃいけないのかな。
子どもだけど、頼ってくれてもいいのにな。
家族だから、本音が言えない?
家族だから、我慢するの?
大人が思うよりも、子どもは成長している。
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