「考え方の違う人間と共に生きる。」その手に触れるまで equinoxさんの映画レビュー(感想・評価)
考え方の違う人間と共に生きる。
今まで私は、自由経済を悪魔の考えだと思わない人達に囲まれ、
少なからず成長し年令を重ね生きて来ました。
その私がイスラム圏内、共産主義国家、
或いは何か強固な信念によって団結した地域に移り住み、
ある日急に、
『オマエのウチの隣に住んでるヤツとは口を利くな。
町内で一番偉いお方が憎んでいるそうだ。』
と、お向かいに住む、普段はとても優しく皆に慕われている年寄りに言われ、
その一週間後に、
『オマエのウチの隣に住んでるヤツは死んだ方がいい。
オマエが殺さないと、オマエも家族もエライ目に合うぞ。』
と、言われたら、一体どうすればよいでしょうか?
「アナタガタは間違っている」なんてコト言いますか?
・・・・・・。
・・・・・・、ああ、此処まで書いてスゴイ馬鹿なコト書いてる気がして来た。
この、“スゴイ馬鹿なコト書いてる気” が、戦争テロ攻撃報復侵略圧力格差不幸・・・・の
元凶なのでしょうか。
“どちらに否があるのか”、をハッキリさせるための行為とは、
私には『戦争』としか呼べません。
規模(?)が小さきゃ『攻撃』『制圧』『虐殺』、あるいは『テロ』で済むかも知れません。
既にこの若者は戦時下に生きています。
異教徒の抑圧に耐えながら。
『信仰』と『教育』と『洗脳』は、100%全く同じ行為です。
日本人のほとんどが過激な宗教団体信者に変わりつつある今、
日本人は更にもっともっと視野を世界にまで広げなければいけない。
大戦前と変わらぬ島国日本人の視点からだけではこの映画を理解出来ないし、
即ち、外国人文化の共存など無理なのでは無いか。
今のままで、日本人は変化する必要ない?ご冗談でしょ?
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