劇場公開日 2020年1月10日

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パラサイト 半地下の家族のレビュー・感想・評価

全973件中、921~940件目を表示

4.5アカデミー賞?取るかも😃

2020年1月10日
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もはや巨匠、ポン・ジュノ監督の最新作。駄作が一本も無いという脅威の天才監督、今回も凄かった。だらしなく安酒を飲ませたら世界一のソン・ガンホ兄貴、一生、ついて行きます✨常に弱者というか底辺からの視線でストーリーが展開するけど、かといって金持ちが悪者な訳でもないので毎回、モヤッとする、不思議。観終わった後に、酒を呑みたくなったわ、ポン・ジュノ万歳🙌

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佐野ちゃん

4.0パルムドール

2020年1月10日
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万引き家族、ジョーカー、家族を想うとき、パラサイト…日米英韓、次々と貧困映画が作られヒットするこの時代…なんだかなあ…と、ちょっと憂える。と言っても、確かに作品の出来は良く、皆さん絶賛の通り、ぜひ観ておくべき良作でした。
この作品をあえてジャンル分けすると‘’ブラックコメディ‘’かと。もしくは快適な劇場空間で貧困映画に涙する私たちこそ、‘リアル’ブラックコメディ‘’? 懺悔。

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shioshio

4.5こんな風に映画を作れたらいいのに

2020年1月10日
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鑑賞方法:映画館

とても楽しめました。観ている途中、ふと「ジョーカー」を思い出しました。坂のシーンが印象的だったからかもしれないけど・・・
ただ、どちらも世の不条理だったり、計画通り人生ってまわらないよねってところを描いている部分はリンクしてるのかも。
アメリカの今が「ジョーカー」だったら、韓国の今は「パラサイト」なのかもしれませんね。

そうしたら日本はどうなんだろう?キラキラした観客に押し付けるような、こびるような、そんな作品作ってるばあいじゃあないんじゃないかなー。
ま、需要あるから作ってるんだろうけど。
こんな風に映画を作れたら、きっと、良いだろうなあ。

最近なにかの映画の本で、ワンカットの中に、どれだけ情報を入れられるか、みたいなことを書いてあったので、そういう視点に立って見たりするんだけど、いっこうによくわからんというのが正直なところなのです。
でも、例えば今作品の半地下から見える通りの風景だったり、豪邸の庭でパーティーやってるのを2階の部屋から撮ってて、カメラがパンするとキスしてる2人とか、そういうことなんだろうなあ、と独りごちていました。
こういう色々よく考えられて撮られている映画って、そういう視点で見るのも面白いものですね。

この映画観て周りの人がどんな感想を持つのか、そういうのを話すのが楽しみになる映画でした。

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まめこ

4.0持てる者と持たざる者と…

2020年1月10日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

「万引家族」以降、世界的にこの手の作品が世に出て何がしかの賞を取っている。世界中で経済的な格差社会が現れ、それを元にして差別社会が生じる。問題を浮き彫りにする狙いではあっても、そろそろ内容は頭打ちのように思える。脚本は細かなディテールに多少の粗が目立つが、大筋としては面白く、ソン・ガンホを始めとして役者陣も申し分ない。ただエンディングに救いがあるようで無い。煮え切らない感情が残る。

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shanti

5.0妹の顔好み

2020年1月10日
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鑑賞方法:映画館

ポンジュノ映画はいつもエンタメ度高く最高

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うんこたれぞう

4.5爽快で、滑稽で、残酷で、哀しい…心搔き乱される作品。

2020年1月7日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

怖い

凄く良かった。

現代版 “蜘蛛の糸”。
強固な身分制度が生み出す閉塞感。
その息苦しさに一筋の光明が差したかと思いきや、この世に生を受けた同じ人間にも関わらず、生まれながらの格差が、越えられない高い壁が行く手を遮る。壁の向こう側、糸を持つ者たちの理不尽な物言いに絶望して…遂には。

そこには弱者が強者の裏をかく爽快さ。
強者の驕りと間抜けさ、弱者が故の滑稽さ、両者が相対する際のチグハグ。
弱者が成り上がるために同じ弱者を押しのけ虐げる残酷さ。
強者側に立ったと錯覚した弱者の、これまで意識もしていなかった乖離の哀しさ。
喜怒哀楽、パキッとどれかの感情に偏るのではなく、必ず何かと何かの感情が入り混じり、心搔き乱されます。
観終わった後、揺さぶられ続けた心の置き所に迷い、暫し放心して、気が付けばドッと心地良い疲れに浸っている…そんな作品でした。

特筆すべきは、視覚的な対比。
嫌という程に、残酷なまでに強者と弱者の対比を丁寧に描く。
山の上と山の下。
広々とした空と電線だらけの空。
開放感溢れる窓と足元だけが見える地下窓。
贅沢なソファとテーブル、地べたと汚い台。
白い壁と薄汚れた壁。
間接照明と裸電球。
そして雨が山の上から流れ、濁流となり地下に流れ込む。
夢のような時間が過ぎれば、地獄のような現状が待っている。
表面上は取り繕うことは出来ても、本質は、“匂い”は見抜かれ、明確な線を引かれ、越えられない壁が立ちふさがっている。
その閉塞感に心を蝕まれ、息苦しく。

また弱者の“弱者が故の間抜けさ、滑稽さ”も哀しい。
憧れた環境で弱者達が謳歌する、その陳腐さ。
やりたいことの品の無さは間抜けであり、滑稽であり…哀しい。
弱者と弱者の罵り合いも間抜け。
でも、薄い膜一枚剥がせば、そこには死が待っているという切羽詰まった状況が哀しい。
或る人物の一気通貫した“だらしなさ”も幸せになる資格が無いように見えてしまい、無性に哀しい気持ちに。

爽快で、滑稽で、残酷で、哀しい…心搔き乱される本作。

全編通して“不謹慎”な笑いに溢れていてゲラゲラ笑いながら、暗い影が差すという絶妙なバランスを成立させた監督の手腕に脱帽。
正直な話、溜めに溜めに溜めた…後のアレは思わずガッツポーズが出ました。
ヒトとして間違っているかもしれませんが爽快感に痺れました。よくやった!

兎にも角にも前情報無しで鑑賞するのが鉄則。
劇場で流れる演者達の前紹介、その背景、服装が妙な皮肉感で溢れているのも劇場で観てこそ。
オススメです。

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Opportunity Cost

4.5すごく惜しい

2020年1月6日
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ポンジュノの母なる証明には勝てないが映画としてはすごく面白い

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めんてる

5.0ゾンビが出てこない『ランド・オブ・ザ・デッド』

2020年1月6日
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鑑賞方法:映画館

半地下のアパートに暮らすキム一家は全員無職の極貧家族。長男のギウは親友から女子高生ダヘの家庭教師のバイトを紹介されて勇んで面接に出かけると、そこはIT企業の創業社長パク氏の豪邸。ダヘの弟ダソンがデタラメな絵を描くことを知ったギウの脳裏にある計画が思い浮かぶ・・・からの奇想天外なブラックコメディ。

パルムドール受賞も納得の圧倒的な風格を持った作品。先行上映ということで映画が始まる前にポン・ジュノ監督や出演者の方々がとにかくネタバレだけはやめてくれ的なコメントを入れていましたが、確かに中盤以降の展開は知らないに越したことはないです。そんな意外な展開も納得して受け入れることが出来てしまうのは作品の背後に横たわる絶望的な貧困が全然リアルだから。何気に私は半地下に2年ほど下宿していたことがあるのであくまでギャグとしてブチ込まれる極貧あるあるの凶暴さに身の毛がよだちました。鳥肌立てながら笑うというのは生まれて初めてかも。

『万引き家族』、『永遠の門 ゴッホの見た未来』、『グリーンブック』、『存在のない子供たち』、『ある女流作家の罪と罰』、『ビール・ストリートの恋人たち』、『ROMA/ローマ』・・・昨今の賞レースを賑わせた作品群が挙って貧困をリアルに描いていますが、この傾向はすなわち世界中で貧富の差がシャレになっていないということを表しているわけで、そんな作品をスノッブの牙城であるミッドタウン日比谷のプレミアムスクリーンでかける、どんだけ皮肉やねんと目眩がしました。あえて例えるならば全然作風は違いますが、まるでゾンビが出てこない『ランド・オブ・ザ・デッド』。それくらいスクリーンから投げつけられるメッセージが辛辣でずっしり重いです。

何気に貧富の差のコントラストが鮮やかで物凄く美しいのも本作の特徴。便器から溢れる汚水までが見惚れるくらい美しい。これは撮影監督のホン・ギョンピョの手腕でしょうか。本作、オスカーで結構な数のノミネートがあると思います。さりげなく下ネタもエゲツないので全然デート向きじゃないです。

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よね

3.0パルムドール作品でした。

2020年1月6日
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世界の評判と自分の感性の不一致…。
主人公たちの都合の良いように物事が運ぶストーリーで、モヤモヤしてます。 都合良くいいタイミングでヘマしますし…。 メタファーなんだろうけど。
これを観ると「万引き家族」の良さが際立ちました。それに発見できて良かった。
でも良い作品なのは間違いないです

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さち

4.5ネタバレ回避して観て欲しい

2020年1月6日
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実に凝って練られた作品。
新春早々に傑作を観られました。
格差社会と貧民層の悲哀が込められ、前半はコメディタッチ、後半はシリアス。
そして、どんでん返しな最後の10分は目を離せません。

くれぐれもネタバレは避けたい内容でもありました。

=====【追記】=====
実はこの映画、ストーリー的には目新しいところはなく、ひねりも少ない。
主人公一家も、社会構造が生んだ貧富格差の被害者というわけでもなく、貧乏ゆえに飄々と金持ちに、文字通り寄生(パラサイト)してるだけで、特に不満の象徴というわけでもない。
ラストは単に「勢い」と「なりゆき」なのかなと。

ただ、自分が感動したのは、上流階級の住む場所から自宅ある半地下までの「距離と高さ」の見せ方でした。

また、それによる「キャラクターの味わい」具合と、「いつこいつらが怪物化するのか?」というスリリングさが、映画として面白いって感じ。
『グエムル』の「いつ襲ってくるのかな」と「振り回されるキャラたち」が面白いのに似て。

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コージィ日本犬

3.5格差社会を描くことで格差社会を“魂静め”した映画?…「計画しなければ失敗もない」…確かにその通り あと『臭い』…かな?

2020年1月5日
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もし監督の意図が地下=低所得層だとすれば少し安易過ぎる比喩だと思う。資本主義社会であれば格差が生じるのは当たり前の事。では何故題名が『PAPASITE(寄生虫、居候)』なのか。何故親父は結局○○に○○しかなかったのか?ネタバレしないようにとのお願いだったのでここら辺にしておきます。それと、映画的には二つの家の窓(とそれを通して見える風景)を上手く使っていたと思う(ネタバレじゃないでしょ)

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もーさん

4.5面白い!

2020年1月5日
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鑑賞方法:映画館

TOHOシネマズで先行上映されてたので観て来ました。

監督・脚本ポン・ジュノ、主演ソン・ガンホでカンヌ受賞なら相当期待出来るので楽しみにしていた映画です。

地下室での鉢合わせするシーンあたりの中盤での盛り上がりは最高でした。

後半の臭いでキレるのには少し驚きました。

あの終わり方でも悪くはありませんがラストにもう一捻り有れば言う事無かったです。

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heran

4.0先入観なく観ることの難しさ

2020年1月5日
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結論から言うとすごい面白かったです。
ドンデン返しは別に期待してなかったのですが、初っ端からネタバレ禁止よとか来るもんだから、逆にハードル上がりますわ(笑)
確かにドンデン返しというか、ネタの部分はそこそこパンチがあった。
あそこから空気が変わりましたね。

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肉玉ぶっかけうどん

3.0前半・絶好調、後半・大失速

2020年1月4日
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鑑賞方法:映画館

始まって1時間を過ぎたあたりでは、「こりゃ面白い」と思った。

しかし後半は、その興味深い状況設定を生かすことなく、ドタバタ劇となる大失速。
致命的なのは、過激に走りすぎて、観客が心情的に、思わず主人公に「肩入れ」してしまうという“共犯関係”を利用できていないことだ。

もっと真面目な“社会派”映画を期待したが、あざといほどの“サスペンス & コメディ”で、“社会派”のフリをしたエンタメにすぎなかった。
“映画館”で観る必要のないタイプの作品だと思う。自宅で十分だ。

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Imperator

4.0貧富の差

2020年1月4日
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ネタバレできないので、レビューし難いですが、見終わった後に、黒澤明の天国と地獄の中の、スラム街から見上げる富豪の家のシーンを思い出しました。ソンガンホの目つきの変化にやられました。

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poke143

5.0非の打ち所のない

2020年1月3日
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非の打ち所のない、って言葉初めて使うけど、ほんと非の打ち所のない作品。ポン・ジュノ、段違いに凄い。今までの作品も、他の映画も色々好きだけど、こんな完璧な映画は近年なかったんじゃないか…と思える作品。匂いや水や地形などの使い方、邸宅と低所得層の街などの美術、撮影、そして役者…どれも凄い。エンターテイメントとして抜群に面白い。階級についてこんな風に語れるのも凄い。とにかく凄かった…

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takk

4.5現代韓国虫ケラの歌

2020年1月3日
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2020年一発目、と決めていたので先行上映へ。
まあつまらぬわけはないな。上映前にネタバレ厳禁アナウンスをポユジュノか言うので余計期待が高まるが、まあ飽きさせず徹底的に押しまくる。今の日本映画でこんな雨は見たことない。黒澤明「天国と地獄」感と、ブニュエル感溢れる密室劇。エンターテインメントと社会風刺がびしっと決まった虫ケラの歌。こういう映画がたくさん観れますように。

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ONI

4.5年明けにふさわしい秀作で満足

2020年1月2日
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脚本、キャラクター、演出とハイレベル。今年1本目に選んで幸先の良い出だしで満足でした!

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ドラゴンミズホ

5.0やっぱり映画っていいよね

2020年1月2日
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鑑賞方法:映画館

何を言ってもネタバレになるので何も言えないけど、直接的な説明や主張じゃないものから伝わる感情やメッセージ、映画ならではだなと改めて思う。

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Hiroko
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