パラサイト 半地下の家族のレビュー・感想・評価
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エンターテインメント映画として面白い
子供の頃、母の内職を手伝ったことがあります。こたつの上をきれいに拭いて、怪獣カードを5枚ずつ並べ、紙の袋に入れていく。1袋2円位だった気がします。重複NGはもちろん、組み合わせも色々変えなきゃいけません。だって、もし2つ買った子が、全く同じ組み合わせだったら可哀そうだから。
小遣い稼ぎ程度の内職で、短期間やっていただけですが、うちが裕福でなかったのは確かです。
この人達は、どうしてピザの箱をきちんと作らないんでしょうか。
生まれた時からスタート地点で大きく離されているかもしれないが、追いつけなくても差を縮める事は出来るかもしれない。キム家の人々は最下層ではなく、ある程度以上の能力がある。命の危険に晒されているわけでもないし極めて健康だ。それが、地道に努力する代わりに大胆なショートカットを決行し、お人よしの金持ちに付け込んで甘い汁のおこぼれを頂戴する。パラサイトというタイトルはぴったりです。
でもエンターテインメントとしてメチャクチャ面白いです。映像も、明るいリビングと汚くて臭そうな半地下、幅広く舗装された坂道と狭い急坂の石段、水はけの良いきれいな芝生と流れ込んで溜まっていく汚水、場面の対比は映画館の暗い客席で観ると一層効果的と思いますが、描写が結構えげつないので、繊細な人にはお勧めしません。
似ている所と違う所
本作については、台詞や小道具などを記号論的に解釈するレビューがYouTubeなどに挙がっているが、納得できる指摘が多く、映画観賞後に見ると映画の理解がより進むと思われる。それだけ本作は、細部にまで意味を持たせた作りになっている。
本作は、昨年のカンヌ映画祭のパルムドール受賞作品であるが、2018年のパルムドール受賞作は日本の『万引き家族』、2017年のパルムドール受賞作はイギリスの『わたしはダニエル・ブレイク』であった。三年連続して、貧困者を主人公とした映画がパルムドールを取っている。それはカンヌ映画祭の特質を表しているのかも知れないが、それだけ貧富の格差が世界的に共通した問題となっている事の現れでもあるだあろう。
題材は共に〝貧困〟であるが、上記三作品はかなり異なる作風である。『わたしはダニエル・ブレイク』には官僚組織の冷酷さに対する怒りがあり、『万引き家族』には私小説風のユーモアとペーソスがあり、『パラサイト』には富裕層に対する憧れと憎悪がある。日本の『万引き家族』には〝敵〟がいないが、他の二作にははっきりと敵対関係が描き込まれている。また、『私はダニエル・ブレイク』と『万引き家族』は疑似家族がセイフティーネットの役割を果たしているが、『パラサイト』は血縁家族だけが支えとなっている。
作風の違いは、鑑賞中に喚起される感情の違いとなって現れるが、『パラサイト』はエンターテイメントの要素も強く、最も振り幅の広い感情が喚起される。必見。
附)kossyさんのご指摘によって誤りを訂正しました。ありがとうございました。(1/15)
韓国映画・・・
韓国の格差社会を象徴、取扱注意
においによる格差
面白いとは思ったが、要素が多く、簡単に物言いができないと感じた。世...
予告も見ないで観たのですが
騙せ隠れろ逃げろ怒れ
狡猾な一家w
怖いよ
強烈過ぎる自虐描写
これでもかというくらいの自虐描写が炸裂していて、まさに韓国の恥部を垣間見せています。
コメディタッチの作品なので、映画館でも所々で笑が起こっていて概ね万人に高評価みたいでまあまあ悪くはない作品だと思いました。
しかしながら個人的には少しも笑えなかった。何で笑えなかったのか?
主人公に全く罪悪感が感じられなかったから・・自分たちは悪くない。国が悪い。こういう怨みつらみがこれでもかと前面に押し出されてきているから・・日本人特有の罪悪感やそれでも前向きに真っ当に生きようとする感覚を持ち合わせていないから・・
国民性の違いかもしれません。
私には少し受け入れがたいです。
それに
身につまされましたね、
身につまされ過ぎたからかもしれません。
どうやら私はこの半地下家族を観察するような環境にいる人間ではなく、半地下家族とシンクロしてしまうような人間だから
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