パラサイト 半地下の家族のレビュー・感想・評価
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人間臭いリアルを描いた傑作。
一つ一つの行動に至るまでの気持ちの変化など
地下家族がよく表現していました、面白かった!
前半後半の展開のギャップも秀悦。
まさに社会が人を変えてしまう。
同じ人間でこんなにも違うのかと辛くなる、
でも目を背けてはいけない問題。
あまり趣味ではないがすごい作品
職に就けずバイトで何とか身銭を稼ぐキム一家は長男の友人の紹介で富豪の家で身分を偽り働くことになり…。
先がどうなるのか分からない緊張感が常にあり、社会が悪いのか個人が悪いのかを悩むラストは見どころだが、個人的にあまり趣味ではありませんでした。
衝撃的な映画でした。
「パラサイト 半地下の家族」を見てきました。
事前情報のない状態で見ましたので、ホラー映画じゃないといいなぁという軽い気分で見ました。
始まったときはじめて、韓国映画だということが分かりました。さて、どんな映画なのかなとワクワクしながら見ました。
最初はコメディータッチで、爽快です。中盤から、どういうオチになるのかなとちょっとハラハラしつつ、衝撃な展開。そこからはあっという間にラストまで駆け抜けます。
ものすごい迫力と演技です。
凄い映画です。
ただ、気軽な気分で見る娯楽映画ではなく、かなり重いテーマが描かれているので、見終わった感想としては、見なければ良かった、もう見たくないという思いとともに、何か心がざわつくというか、感情を強く揺さぶられます。
印象に残る作品なので、見る価値はあると思います。
素晴らしい映画です。
純粋にすごいなと思いました。
大好き、ソン・ガンホ!
面白かったですね。
大好きなソン・ガンホなんで行きましたが、タクシー運転手とはまた違い、コミカルでシリアスな微妙な人物像で本領発揮ではないでしょうか。
2時間半はあっという間です。『万引き家族』が下敷きにあったのかなあ、と感じました。地下と地上の対比は貧富の差の中で象徴的ですが、それを単純に善悪に分けず、どちらが「勝利」するわけでもないような緻密さと、先を予測させずドキドキさせ続けるプロットに感心しました。
欲を言えば、金持ちの方の描き方がちょっと平板だったか?というくらいですかね。オススメです。
五感で感じる映画
見終わった後もなんだかずーっと思い返していて、スルメみたいにじわじわ味わえる映画。韓国映画って奥が深いなぁ。
俳優さん、みんなすごいわぁ。4Dでなくても雨とか臭いとか伝わってきた。口コミで広がる理由が分かりました。
ちょうど日本アカデミー賞優秀賞も発表になったけど、日本映画にも頑張ってほしい…
後半の、計画にない事が起こり出してからの、物語の展開が早くて、あっ...
後半の、計画にない事が起こり出してからの、物語の展開が早くて、あっという間にエンディングへ…最後の息子の未来の計画のシーン、なんだかほわっとした。
におい…想像しちゃったな
雨の中家に帰る道、これでもかというほど下に下におりていくシーンが印象的で胸を締め付けられた。
嫌みなく楽しめました。
脚本、演出、配役ともとてもよかったと思いました。
最初の頃のシーン家庭教師候補の主人公が雇い主を訪問したときに、お手伝いがテーブルに無防備に突っ伏して居眠りしているかわいらしい奥方を起こしたシーンでがつんと来ました。邸宅の美しい庭のシーン、主人公家族の切れの良い掛け合いも印象的。全体のストーリーもさることながら、ここのパーツが楽しく、スマート。
賞受賞、ノミネートは関係なく
ゴールデングローブ賞の外国作品賞をとって、アカデミー賞のノミネートされ、話題になっていますが・・・・
正直、毎度この季節に自分に問う事なのですが、賞の正直獲得する基準ってなに?例えば、芸術性を問うのなら、私自身、子供の頃から映画が好きで毎年何百本近く映画を見るけど、賞を取った作品を見る度に「自分には芸術的価値がわからないのね・・・・」
本作品も、賞どうのこうのがなければ、全編飽きる事なく見られます。しかし、賞を取った作品として見ると「本作品の賞をとったポイントや評価がわかりません・・・・」
「万引き家族」も同じように思いましたが、「万引き家族」よりは、面白く、2時間15分位あるのかな、時間を気にする事なく見れましたが、「万引き家族」も同じですが、本作品も、内容のテーマが分かりません・・・・・
内容は楽しめますが、この家族に同情すればいいのか、怒りに対して同情すればいいのか・・・・・
ポン・ジュノ監督作品って面白作品がおおいですね。
「匂い」
浪人生の長男が友人を通じて偶然得た家庭教師の推薦を機に、社会の底辺に置かれた失業中の貧乏一家が、豪邸住まいの大富豪に徐々に寄生していく・・・ってな話だが、世の中そう巧く事が進むワケもなく、中盤以降は波乱満載のトンデモな展開に。
注目すべきは「匂い」。
映像では表現しにくい五感の一つだが、これが本作の鍵。いくら見た目を整えたとて、染み付いた生活臭は隠し切れない。いち早く気付くのが、年端も行かない子供って所が心憎い演出だが、勘の鈍った大人達には気付かれず事なきを得る。
巷ではスメルハラスメントと云うようだが、体臭は実際のところセンシティブな問題だ。異臭を感じていても直接相手に伝える事は憚られるが、ふとした切っ掛けで本人がその事実を知ってしまった時の耐え難さ、やるせなさといった表現が実に巧い。
カンヌ映画祭のパルムドールは正直ビミョーな作品が多いけど、良い意味で期待を裏切る面白さで御座いました。
それにしても・・・
隣国でも貧富の差が凄まじいのねん。
どんな目線で見れば良い?
中流気分ではつまらなく感じるかも。この格差拡大の社会で、明日は我が身と思うと心がザワつく。
登場人物に「この家族は嘘を信じすぎる」と言わせる所がかなり好き。
黒澤明の天国と地獄をちょっと思い出した。
無計画が一番
計画しなければ失望はない。
綿密な計画の上一家全員が就職できた。ある晩、計画にない出来事が起こる。それでもまだ取り返しがつきそうな雨の晩、父は計画しないことが一番と言いきる。
たった一晩で180度変わってしまう、不安定な生活。これが計画をしないからなのか、計画をしても絶対にかなわないからなのか。
兄の最後の計画が悲しい。
雨の晩の水の流れと高低差にこめかみがぐぅぅぅーっと締め付けられた。
笑えるけど悲しい、楽しいけど寂しい、相反するいろんな感情をいったりきたり。
とてもおもしろかった
次々と現れる濃いキャラクターの中から、やがてお父さんとお母さんの人物像が際立ってくる。二人とも最高としか言いようがないが特にお父さんが良い。あと家政婦さんもすごく良い。金持ち家族が揃いも揃ってアホ過ぎるのも良かった。そして兄の頭の良さと裏腹の動きの悪さが深い味わいに。
石を愛でる文化が日韓共通なのが面白かった。無能の人の世界。
ポン監督は脚本&監督としてハリウッドで成功したので、これからさらに傑作を連発するのでは、という期待感があり嬉しくなる。
日比谷の富裕層が集まる映画館で、プレミアムシートの客を目の端に入れながら見たのも何となく臨場感があって良かった。
パルムドールは伊達じゃない
普段よく見ているハリウッド映画と比べて良い意味で異質だった。社会格差という重いテーマを扱いつつも、コメディ要素が各所にちりばめられているため、テーマの割には気楽に見れる映画だ。(とは言っても終盤にいくほどシリアスな展開になる。)韓国にあまり精通していない身としては随所に見れる韓国文化もとても興味深い。とにかく面白いので、なるべく事前情報を入れずに見てほしい。
貧乏人にもプライドあり!
下層階級vs下層階級→下層階級vs上流階級の構図。
貧乏人のにおいをディスられてはね〜
人を下に見ることは我慢ならんのだよな〜
辛口だが激辛ではなく、エンターテイメントに振った印象。観る人を選ばない誰でも楽しめる作品だった。
ただし、これまでのポン・ジュノの作品と比べて傑出しているとは言いがたい。「殺人の追憶」や「母なる証明」のほうがいいという方もいらっしゃるかと。
しかし、バランス感覚は抜きん出ており、世界で勝負するにはちょうどいい。ホント誰にでもお勧めできる。
食べ物を食べながら見てはいけない映画
韓国の社会ってあんな感じなのかと驚いた。
頑張ってものし上がれないカースト制度みたいな
階級社会。
そして…
匂いがしないのに劇場内には汚水の匂いが充満😱
衝撃のラスト10分。
一人でじっくり観たい社会派の映画。
私はお勧めしません
韓国映画が好きで、今回は知人にお勧めしてもらってこの映画を観ました。
話の内容を批判するつもりはありませんが、私はただ気分が悪くなりました。
映画を観ていて怖くて泣いたのは初めてです。
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