パラサイト 半地下の家族のレビュー・感想・評価
全976件中、661~680件目を表示
韓国ならではのシチュエーションに同調できるか。
初めて韓国ものに触れる人にとっては、異次元のマインドを持つ人々だらけて、びっくりすんだろうなぁ。
韓国ドラマや映画をよく見る私でも、やっぱ分かるけど理解できんわ。
とても面白く、よく練られほていて、ちゃんと足跡を残してくれる作品てす。
文句があるとすれば、エンディングソング?が、全然しっくりこなかった。
ピアノソロで、歌はいらん。
ということで、主演のチェウシクくん、映画にドラマにどんどん頑張れ。
アカデミー作品賞受賞なるか!?
第92回アカデミー賞開催直前のタイミングでのコメントです。
本作はほぼ全編、韓国の群像、景観で構成されており、その点で一見非常にローカル色の強い作品です。一方、「家族」「貧困」「階層の二極化』といった本作のテーマは、是枝裕和監督の『万引き家族』、ケン・ローチ監督『家族を想う時』等と重なり合います。現代社会の抱える問題を取り込んでいるからこそ、これだけの評価を集めたのでしょう。
監督がパンフレットに寄稿されているように、具体的な内容に触れる記述はここではできないのですが、中盤以降の、緊迫感がいや増すと共に、前述のテーマがギリギリと観客の脳裏にねじ込まれてくるような展開が凄まじいです。
現時点はもちろん、時間を置いて何度も見返すべき作品でしょう。
アカデミー作品賞、本命の『1917』を追う展開で『パラサイト』が猛追、大穴として『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』と報じられているけど、結果はどうか…?
染み付いたもの
見終わったあと、しばらく自分がどんなことを感じたのか考え込んでしまいました。
韓国の格差社会を題材にしているのもわかった上で、色々考えたんですが…。
実はもっとすごい感情的になる映画だと思い込んでいました。
家族が全員就職してしまうまでの計画が非常にコミカルで、思わず声を出して笑ってしまうシーンもあったぐらい。
本当は事細かなところに感想を持っているのですが、ネタバレしたくないので、書けないのです。
これは情報入れないで観た方が断然エンタメとして楽しめるから。
言いたいけど、言えない(笑)
後半部分からラストにかけて、「染み付いたもの」は裕福を夢見ていても、簡単には取れないんだなということを知って、絶望を感じました。
父親が最後に選んだ道に、希望なんてひとつも見当たらなかった。
本質的なところ、この家族は何とかしようという気力が失われてしまっているようにしか見えない。
それは染み付いてしまったものに慣れてしまっているから、そこが彼らのぬるま湯なんじゃないかな。
だからあんな結末なんじゃないかと。
ただちょっと裕福な世界を夢見ているのでしょう。
そりゃそうだ。
普通の生活をしたいはずだもの。
わたしはそういう風に感じ取りました。(個人的な感想です!)
韓国映画のレベルは高い!
「黒澤明監督の孫が日本ではなく、韓国で生まれた」と、16年前に「殺人の追憶」が公開されたときに評されたポン・ジュノが本気出した、という感じを受けた。
本作を見た前日に、テリー・ギリアムの「ドン・キホーテ」を見て、がっかりしただけに、映画的なカラーはまったく違うものの、同じ映画でもこうも違うものか、と改めて感心した。
それほど熱心に韓国映画を見ているわけではないが、年に3-4本はこの十数年見ていると思う。
いずれも、アクションにスピード感があり、作品的にも深いものが多い。韓流のテレビドラマは見ないので、分からないが少なくとも劇場映画の韓国の水準は、何年も前からかなり高いと言えるだろう。
平日の昼間に見たが、レディースデーということもあるけれど、女性だけでなく男性客も結構入っていて驚いた。
実際に、ランク入りを続けているし、こちらのサイトでのレビューの数もかなり多い。
映画の見巧者なら、これが面白いかどうかはすぐに分かるはずだ。実際にカンヌでパルムドールを取っただけのことはあると思う。
本作の前年にパルムドールを取ったのは、言うまでもなく我らが「万引き家族」。あれはあれでいい映画だけれど、同じくおかしな家族をテーマにしながら、こちらのほうが「おもしろさ」はぶっちぎりで上を行っている。
韓国のことを嫌いな日本人は多いけれど、ここまで自由に映画・映像で表現力をつけている彼らは大したものだと思うね。
ラストはちょっと意表を突かれたが終わり方が見事
面白かったし、
THEエンターテインメントでありながら、社会派!
おもしろかったぁぁぁぁぁ!
あらすじも読まず、事前知識は、映画のポスターととにかくネタバレ厳禁であること。前知識なしで観た方がよいという情報のみ。
本当に前知識なしで観てほしい。だから、あんまり内容は語れないけど、
笑いあり、ハラハラドキドキ。前半と後半がまるで別の作品みたいだった。コメディー、サスペンス、ヒューマンドラマ、、社会派でもあり、いろんなジャンルが1つになっている感じ。先が読めない展開、本当によくできていて、クオリティー高いエンターテインメント作品。
対称的な2つの家族を中心に展開していく本作は、そこに深いメッセージが潜んでいるんだなと後半からどんどん思ってくる。この映画に出てくる2つの家も、共通点が広い窓があるところだけど、この2つの窓から見えるそれぞれの景色の違いも興味深い。
この作品、THEエンターテインメント!そのものでありながら、格差社会の闇のリアルを描いている映画でした。
「半地下」というこのタイトルもいろいろな意味が込められているんだろうなぁ。
韓国映画、初めて観たけど、よかった!これは映画館で観てほしい作品!!
映画をテーマにYouTubeやってます〜
https://youtu.be/VH-jIINE8nM
何処がパルムドール?
後味は殺伐と言うしかない
そうじゃないわよ半地下の臭いよ。
中盤から加速するパラサイト
格差社会云々などは他の人にまかせる
地下という言葉には、日の当たらない暗部というニュアンスでも受け取れる。
光と影のコントラストだ。
コントラストを強調する為に思い切り金持ちを登場させるのは誰でも思いつくが、本作品の金持ちは憎めない善人で、ある意味お人好しである。
それがまた良い対比効果を生み出している。
次の展開を視聴者にリードさせる造りが絶妙で、想像する度に深く引きずり込まれ展開は優秀である。
最近のアメリカ映画は完全にパターン化している。失敗しない定石通りに作られおり、只々流れてくる情報を受け取るだけの娯楽であって、まるで日本のテレビを観ているようである。(まぁテレビより100倍楽しめるが)
そのようなパターン化したアメリカ映画に飽きた人には良い刺激となるだろう。
全976件中、661~680件目を表示