パラサイト 半地下の家族のレビュー・感想・評価
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半地下側の妹がカッコいい❗️
やはりどこの国でも格差社会はあるもので。
「韓国だから」と、簡単に片付けられるものではない。
他人事ではないような気がする。
この映画後味はあまりよくないが、いい映画だとは思う。
ラストはちょっと意表を突かれたが終わり方が見事
ちょっと話は上手く出来すぎているけれど、面白い映画です。格差社会がこれでもかと描かれております。犯罪行為に後ろめたさを感じないところは見事。ラストはちょっと驚きましたが、希望を持たせない終わり方は秀逸です。日本映画ですとこのような作り方はしない(できない)と思います。
面白かったし、
自分がいま生きている環境と
誰かがいま生きている環境は
全然違ったりする
それを目の当たりにしたと共に
いま世界中でたくさんの人たちが
snsで繋がってることに対して
なんだかなと思った
自分が幸せに過ごしている時、
どこかの誰かが
台風や火災などの災害にあっていたり
してる場合もあるわけですもんね
ということをふと思った
THEエンターテインメントでありながら、社会派!
おもしろかったぁぁぁぁぁ!
あらすじも読まず、事前知識は、映画のポスターととにかくネタバレ厳禁であること。前知識なしで観た方がよいという情報のみ。
本当に前知識なしで観てほしい。だから、あんまり内容は語れないけど、
笑いあり、ハラハラドキドキ。前半と後半がまるで別の作品みたいだった。コメディー、サスペンス、ヒューマンドラマ、、社会派でもあり、いろんなジャンルが1つになっている感じ。先が読めない展開、本当によくできていて、クオリティー高いエンターテインメント作品。
対称的な2つの家族を中心に展開していく本作は、そこに深いメッセージが潜んでいるんだなと後半からどんどん思ってくる。この映画に出てくる2つの家も、共通点が広い窓があるところだけど、この2つの窓から見えるそれぞれの景色の違いも興味深い。
この作品、THEエンターテインメント!そのものでありながら、格差社会の闇のリアルを描いている映画でした。
「半地下」というこのタイトルもいろいろな意味が込められているんだろうなぁ。
韓国映画、初めて観たけど、よかった!これは映画館で観てほしい作品!!
映画をテーマにYouTubeやってます〜
https://youtu.be/VH-jIINE8nM
何処がパルムドール?
韓国映画は恨み・妬みで後味が悪いのであまり見ないのですが、今回は「パルムドール」と言う事もあり気になり観ましたが…(追記:その後アカデミー賞)
演出は普通、演技はオーバーアクション、ストーリーは奇想天外で飽きさせはしないのですが漫画的なザックリさ。
その根本で伝えたいのが、人の階級により拭えない匂い… 漫画的なストーリーに対し現実的なメッセージのバランスの悪さ。そのバランスを埋めて描くのが作品としての映画だと思う私は、なんでこれがパルムドール?って印象でした。
そして安定の後味の悪さw
強いて…良かった所をあげると、チェ・ウシクくんが可愛かった。
後味は殺伐と言うしかない
韓国ドラマも韓国映画もほとんど観たことがない自分が、この話題の作品には興味を掻き立てられた。しかし、その感想はこのレビューのタイトルのとおり「殺伐」である。
結局、世界規模の経済自由主義の行き過ぎが格差の拡大を招きました⇒なのでこの映画の結末が生まれました。というだけ。他には何も提示されず、得られるものは感じられなかった。
そうじゃないわよ半地下の臭いよ。
すごく体臭の濃い映画。金に囲まれた金持ちに「寄生」する、ゴキブリのような貧乏人。
それにしてもこの金持ち家族は、よく騙される。ビジネスには目端が利くが、プライベートにはぬるい。
金持ちと貧乏人の対比を、様々な角度(臭い、汗、カメラアングル、湿気、、)から訴えながら、ラストに向けての怒涛の展開。せいぜいこのくらい、という予想をはるかに越える。ちょっとやり過ぎの感はあるが、だからこそその強烈さは賞賛にさえ値する。そこが韓国映画の強みだろう。
中盤から加速するパラサイト
今この時代、拡がる格差社会を生きる全ての階級の人々が、それぞれが見失っている何かに気づき、きっかけになるような作品ではないでしょうか。
同じパルムドール受賞でも、ただ世の中に 寄生するだけであらたな希望や情熱もなかった昨年の万引き家族とは比べようもない傑作だと思います。
格差社会云々などは他の人にまかせる
地下という言葉には、日の当たらない暗部というニュアンスでも受け取れる。
光と影のコントラストだ。
コントラストを強調する為に思い切り金持ちを登場させるのは誰でも思いつくが、本作品の金持ちは憎めない善人で、ある意味お人好しである。
それがまた良い対比効果を生み出している。
次の展開を視聴者にリードさせる造りが絶妙で、想像する度に深く引きずり込まれ展開は優秀である。
最近のアメリカ映画は完全にパターン化している。失敗しない定石通りに作られおり、只々流れてくる情報を受け取るだけの娯楽であって、まるで日本のテレビを観ているようである。(まぁテレビより100倍楽しめるが)
そのようなパターン化したアメリカ映画に飽きた人には良い刺激となるだろう。
日本ならあそこまで
見事!でもてっきり完全に家を乗っ取る展開と思いきや突如ホラー展開。パーティーの残虐シーン、日本ならあそこまでやらないでしょう、せいぜい未遂、軽症で終わり。あそこまで踏み込める韓国は凄い。
アカデミー賞ノミネート作品
アカデミー賞ノミネート作品の発表があり、現在公開されてる作品で、見に行きました。
ん?アカデミー賞ってアメリカ映画じゃなかったっけ?
調べると、過去にない異例な外国作品のノミネートとか?(間違ってたらすみません)
良くできた映画でした。
普通に韓国映画として見たなら、素晴らしいと思うが、アカデミー賞に異例のノミネートされるぐらい?と見ると、そうなの?って感じで。。
半地下家族を主役とした映画だか、金持ち家族を中心に描くと、とんだとばっちりだしね。
一流の人を雇ったつもりなのでしょうから、、、そう思ってもしかたないでしょうに。。
格差社会の問題をテーマにした映画で、問題ではあるが、一般人には?いや、個人的には、あまり、心や感情に響かないかも。。
格差社会の闇…
韓国の大学入試のニュースを見た事がある。
場所によっては、高校で決起集会が開かれ、
巧妙なカンニングもあるとか…
この映画は、超高収入家庭と最下層家族を登場させて、
実は、韓国社会そのものを写しているのではと思った。
断片だけかもしれないが、隣国とはいえ、対岸の火事ではないと感じた…
映像と肉体
私には夫と娘と息子がいる。一人は勉強が得意で、一人は美大生だ。夫は車の運転ができるし、私は家事ができる。まるで我が家だ!と思った。
私だけじゃない。貧しくても裕福でも、誰が観ても自分の暮らしぶりを重ね合わせ、否が応でも色んな感情が沸き立ち、思考が揺すぶられる。
何しろ映像が力強いのだ。俳優陣の圧倒的な演技力は言うに及ばず。役者の肉体が放つオーラが完全にキャラと融合し、主要メンバーから脇役に至るまで、一人ひとり全員が生きていた。有機的な人間とガチンコで対峙する意気地。ポンジュノ監督の真骨頂か。
自分たちに染み付いた匂いに気が付かない貧しい者たちと、急に集まったパーティで自然に振る舞う金持ちたち。この差異は一体何か。答えは、地球上のどこの一点に生まれ落ちたかというただの「偶然」だ。もはや計画は意味がない。
下水道を完備した都市。金持ちは糞尿と悪臭を生活の眼前から消し去って、下水道に流し、あとは済まし顔でいる。現実からは見えにくいが、確実にどこかでつながっている下流のことなど想像すらしない。
そんな片割れの文明、片肺飛行の文明に、いつしか反撃を加えることはできるのか。
お姉ちゃんが汚水が溢れる便器の蓋に座って一服するところが、クソかっこいい。
匂う映画
見終わった後に、なんともやりきれない気持ちになりました。
最初は、金持ちを嘲笑うかのように次から次へと手玉に取って軽快に、コミカルに寄生していくのだけれど、
最後は、逆に育ちの違いを匂いで嘲笑われて、破滅へと向かう。
その破滅が救いの無い道で、登場人物の誰一人として幸せになった人はいないのだ。
楽しい映画ではないけど、ストーリーが進めば進むほど、目が離せなくなりました。
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