パラサイト 半地下の家族のレビュー・感想・評価
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えげつないほど一貫した連帯感が素晴らしい詐欺家族
キム家の息子も娘もかなり才能に富んでおり、学力もそこそこある。だからこそ、前半はコミカルな躍動感に溢れ、楽しい。
便器から逆流する汚水に浸かり、体育館で雑魚寝する半地下の「台風家族」。
におい smell は格差の象徴として巧みに使われている。じわじわと効いてくる。そして、ついに殺意に直結するに至る。とてもセレブパーティーを手伝うどころの状況ではなく、キム家の息子も超くさいはずだが、パク家の令嬢はおかまいなしで、キスに夢中なところや頭からの流血量は即死レベルなのに助かる点に違和感を強く感じ、後半は急ぎ過ぎた印象を受けた。
あの岩石はなんの象徴だったのか?
どうしても、カンヌ国際映画祭のパルムドール賞繋がりで万引き家族と比べてしまう。アジアの端の国の貧困を題材にした映画は欧米からすれば、気楽な娯楽映画なのかもしれないが、また再び戦前の貧しさに両国が戻って、どっぷり浸かるのだけは勘弁してほしい。
声を高らかに言おう、我らが金正恩同志、そして共和国萬歳!
なんせ北朝鮮もとい北韓のパロは完璧だ。
半地下には半地下の資本主義があり、地下には地下の資本主義がある。その存在価値は、便所コオロギかもしれないし、ゴキブリかもしれない。
富めるがゆえに無垢で無知でお人好しな、地上の楽園かのように見えるブルジョワを完膚なきまでに叩きのめしたのは、極めて「無計画」な状態で、本来相剋した関係にある地下と半地下の資本主義が結びついた、偶然の産物にすぎないのだ。
まっ、とにかく前半のセリフ全般がトンチが効いていて面白い。
しかしもっと面白いのは、やっぱこの家買うたるわ!という、結局金でもの言わす資本主義が大好きだ!という最後の結論に至ったところ。うーん、野蛮です。やはり私は、真の地上の楽園、共和国が好きです。おかげでラストシーンは、ソン・ガンホがJSAで「キムジョンイルドンジ,マンセッ!」と叫んでいたのを思い出しました。
えっ?なに?カーセックス?おお、なんておぞましい!米帝がもたらした頽廃的風俗!
チョンジソ キュート、チョヨジョン ビューティフル忘れちゃいけない。
日本には珍しい半地下の住居、絵に描いたようなブルジョア家庭、外車、お抱え運転手、住み込みのお手伝いさん。家庭教師。フルセット。ジェットコースた~ストーリーですが、私は前半のサクセス?ストーリーがお気に入りです。某国の元女性大統領、元法務大臣のご令嬢の大学に不正入学疑惑に、世論が怒ってる背景が鑑みれました。
想像以上の良さ!
ずっと観たかった映画だったけれど、新型コロナウイルスが怖いので行くのをためらっていたけど、アカデミー賞に6部門ノミネートされた、と知って思い切って観に行った。
想像以上の良さで、思わず拍手をしたくなる良さだった。
こんなストーリーを思いつくのもすごい!
「ジョーカー」「万引き家族」に共通する、貧しさ故の悲しみに泣けた。
登場人物全てが、個性豊かで、素晴らしい演技力。
すごい映画!!
経済格差
貧困層と富裕層との経済格差を分かりやすく訴えかける作品。
貧富の差は見てて普通にしんどいし、貧富の差を生み出してしまってる社会がどうしようも無さすぎて心がもやもやした。
韓国だけじゃなく、この日本でもすでにこういう貧富の差は生まれているわけで。
発展途上国と先進国との国ごとの経済格差だけじゃなく、先進国である日本の中でも経済格差はかなりあるしそれはどこの国でも同じこと。
ひとつの国の中での経済格差を五感に訴えかけて描けるのは凄い。
パルムドールとこちらの評価の高さから、好みの作品ではないとわかりつ...
パルムドールとこちらの評価の高さから、好みの作品ではないとわかりつつも見てきました。
結果きつかったです。
家族がみんな健康で一緒にいて未来を語れる余裕がまだ感じられた前半は笑えました。
一転、更なる格差間との軋轢から半地下は地下なのだと思い知らされていく過程は、じわじわと余裕が無くなっていく様が匂いや光、雨に対する温度差が効果を増し、また、結託しても良さそうな立ち位置なのに対立していく様はサバイバルそのものでこわかったです。
終盤の急展開は過激すぎて☆マイナス1。。
ラストシーン、計画と夢想の差を考えて切なくなりました。
「天気の子」や「ジョーカー」を改めてもう一度みてみたいです。
日韓が冷えきっている今
わざわざ韓国からきただけのことはありますね。テンポよくて見応えありました。万引き家族よりはかなりぴったりでした。クライマックスでちょっと引きましたが人間てどこの国でも醜いの持ってるんだね。当たり前のことですが。
どう解釈がしたらいいのか分からない
私は韓国のことについて何も知らないので半地下に住んでいる人のことについてや格差に対する国民の考えやその他の情勢などについて思いを巡らすことが出来ず、なのでこの映画についてもどう受け取っていいものなのか分からなかった。
でもつまらないわけではない。解釈は分からないけれど、それなりに面白かったです。
予告編等を確認せずで、
コミカルホラーだと途中気づいた時は、ああこういう映画、と思い諦めましたが
そういう展開も嫌いではないので、最後までじっくり鑑賞する事にしました。
脚本で仕方無いのかもしれないが、置き去りの伏線がいくつか散見され、かなりの
強引さを感じました。最終面白ければ良いかという流れで締めたかったのでしょうが
非常にスリリングでも無く、非常にギャグが効いている訳でもなく、役者が素晴らしい
だけに、何か喉ににっかかる残念さがありました。
良く考えればこれほどの家族ですよ(頭の回転含め)それが半地下?
映画館では相当数の年配の鑑賞者がおり、鑑賞後の裏切られた感がすごかったです。
映画が悪いのではなくて、私同様、半地下、韓国というキーワードで私は韓国の
半地下に住む貧困層と社会情勢、人との交流やそういった不条理や理不尽さが
渦巻くような人間模様を思っていましたので、たぶんあれだけ年配の人がいたと言う事は
私のようなストーリーを思っていたと感じました。まさかホラーと思っていなかった様で
若い人は非常に少なかったです。
先週見たフォードVSフェラーリが素晴らしかったので、これはちょっとと言う感じです。
面白い展開
貧困、格差社会といった硬めの風刺映画かと思いきや、、常に想像の斜め上を行く展開↗️
犯罪ものからコメディ、サスペンス、ホラー、バイオレンスときて、最後は青春文学の香りさえ漂わせる。エンタメとしても映画の魅せ方としても面白い🤣
132分の長編を覚悟したが、テンポの良い展開に飽きることはない!!
やたら優雅な画面🎬の作り方と音楽🎻にはまいった👍🏻
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エンディング曲sojuoneglass良い、息子役のチェ・ウシクが歌ってる👍🏻 .
メモ、1950朝鮮戦争後1970年に建築法改正により防空壕も兼ねた地下室の設置を義務付け。後に貸出、規制緩和、安価な住居
ヤバいシーンほどコミカル
※演出についてしか描いてませんが一切のネタバレを防ぎたい人は見ないでください。
一貫してヤバいシーンほどコミカル。
少し長いけど、なんならもっと観てたいなーと思えた。ハラハラとアハハがほどよいリズムで訪れるからかだろうか。
ハラハラがピークに達すると同時に笑えたりする。
カメラがピシッと動かず止まったアングルで、ちゃんといろいろ見えるような明るさも快適で観続けやすい。内容はエグかったりもしたけど、その分?絵的なものは落ち着いていた。
これをハリウッドがリメイクしたら暗くてBGMデカくてカメラ動いて変なコミカルさになって駄作になるやつだけど、この映画はそういうのが全部ちょうど良かった。
そういう演出が貧乏で家が半地下だけど、家族は仲良くて温厚っていうあの家族の雰囲気そのもの、とも思えた。
面白い!けど後味が…
貧しい一家が富豪の家に入り込むさまが、コメディタッチなコンゲームのようで、ワクワク感すらあった。
後半から、サイコサスペンスの様相を呈してきて、ラストは物悲しく…。
犯罪犯したからハッピーエンドはあり得ないなかで、希望を持たせる終わり方ではあったのかもしれない。
どこまでいっても取れない半地下の匂い、貧困の匂い、そこに格差の壁を感じた。
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