パラサイト 半地下の家族のレビュー・感想・評価
全970件中、621~640件目を表示
えげつないほど一貫した連帯感が素晴らしい詐欺家族
キム家の息子も娘もかなり才能に富んでおり、学力もそこそこある。だからこそ、前半はコミカルな躍動感に溢れ、楽しい。
便器から逆流する汚水に浸かり、体育館で雑魚寝する半地下の「台風家族」。
におい smell は格差の象徴として巧みに使われている。じわじわと効いてくる。そして、ついに殺意に直結するに至る。とてもセレブパーティーを手伝うどころの状況ではなく、キム家の息子も超くさいはずだが、パク家の令嬢はおかまいなしで、キスに夢中なところや頭からの流血量は即死レベルなのに助かる点に違和感を強く感じ、後半は急ぎ過ぎた印象を受けた。
あの岩石はなんの象徴だったのか?
どうしても、カンヌ国際映画祭のパルムドール賞繋がりで万引き家族と比べてしまう。アジアの端の国の貧困を題材にした映画は欧米からすれば、気楽な娯楽映画なのかもしれないが、また再び戦前の貧しさに両国が戻って、どっぷり浸かるのだけは勘弁してほしい。
声を高らかに言おう、我らが金正恩同志、そして共和国萬歳!
なんせ北朝鮮もとい北韓のパロは完璧だ。
半地下には半地下の資本主義があり、地下には地下の資本主義がある。その存在価値は、便所コオロギかもしれないし、ゴキブリかもしれない。
富めるがゆえに無垢で無知でお人好しな、地上の楽園かのように見えるブルジョワを完膚なきまでに叩きのめしたのは、極めて「無計画」な状態で、本来相剋した関係にある地下と半地下の資本主義が結びついた、偶然の産物にすぎないのだ。
まっ、とにかく前半のセリフ全般がトンチが効いていて面白い。
しかしもっと面白いのは、やっぱこの家買うたるわ!という、結局金でもの言わす資本主義が大好きだ!という最後の結論に至ったところ。うーん、野蛮です。やはり私は、真の地上の楽園、共和国が好きです。おかげでラストシーンは、ソン・ガンホがJSAで「キムジョンイルドンジ,マンセッ!」と叫んでいたのを思い出しました。
えっ?なに?カーセックス?おお、なんておぞましい!米帝がもたらした頽廃的風俗!
チョンジソ キュート、チョヨジョン ビューティフル忘れちゃいけない。
想像以上の良さ!
経済格差
パルムドールとこちらの評価の高さから、好みの作品ではないとわかりつ...
日韓が冷えきっている今
どう解釈がしたらいいのか分からない
予告編等を確認せずで、
コミカルホラーだと途中気づいた時は、ああこういう映画、と思い諦めましたが
そういう展開も嫌いではないので、最後までじっくり鑑賞する事にしました。
脚本で仕方無いのかもしれないが、置き去りの伏線がいくつか散見され、かなりの
強引さを感じました。最終面白ければ良いかという流れで締めたかったのでしょうが
非常にスリリングでも無く、非常にギャグが効いている訳でもなく、役者が素晴らしい
だけに、何か喉ににっかかる残念さがありました。
良く考えればこれほどの家族ですよ(頭の回転含め)それが半地下?
映画館では相当数の年配の鑑賞者がおり、鑑賞後の裏切られた感がすごかったです。
映画が悪いのではなくて、私同様、半地下、韓国というキーワードで私は韓国の
半地下に住む貧困層と社会情勢、人との交流やそういった不条理や理不尽さが
渦巻くような人間模様を思っていましたので、たぶんあれだけ年配の人がいたと言う事は
私のようなストーリーを思っていたと感じました。まさかホラーと思っていなかった様で
若い人は非常に少なかったです。
先週見たフォードVSフェラーリが素晴らしかったので、これはちょっとと言う感じです。
面白い展開
ヤバいシーンほどコミカル
※演出についてしか描いてませんが一切のネタバレを防ぎたい人は見ないでください。
一貫してヤバいシーンほどコミカル。
少し長いけど、なんならもっと観てたいなーと思えた。ハラハラとアハハがほどよいリズムで訪れるからかだろうか。
ハラハラがピークに達すると同時に笑えたりする。
カメラがピシッと動かず止まったアングルで、ちゃんといろいろ見えるような明るさも快適で観続けやすい。内容はエグかったりもしたけど、その分?絵的なものは落ち着いていた。
これをハリウッドがリメイクしたら暗くてBGMデカくてカメラ動いて変なコミカルさになって駄作になるやつだけど、この映画はそういうのが全部ちょうど良かった。
そういう演出が貧乏で家が半地下だけど、家族は仲良くて温厚っていうあの家族の雰囲気そのもの、とも思えた。
面白い!けど後味が…
全970件中、621~640件目を表示