パラサイト 半地下の家族のレビュー・感想・評価
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ドリフのコントのような、テンポの良さ!
韓国映画特有の、終始薄暗くて泥臭さがなく、金持ち宅の華やさかもあってか、明るい感じをした。
だが、内容は「陰と陽」「明と暗」「金持ちと貧困」のグラデーションが要り混ざって、物語の展開が加速していくテンポのよさに、2時間超えの長さをまったく感じさせない。本当に面白い映画って、のめり込めますね。
シリアスな場面でもクスッと笑かされてしまう展開には心を開かされてしまいます。
ドリフのコントを思い出されるような場面もあり、「志村、うしろ!うしろ!」と言ってしまいそうな、突っ込みどころも楽しめました!
韓国映画らしい雰囲気
これってみなさん偽名や住所等を偽って働いてたの?二転三転して予期せぬ展開に過去に無かった様なネタで結末が!ただこの作品がなぜ各賞を受賞したのかは別の問題で基準がよくわかりませんけど?
あぁ。。。やはり思ったとおりの韓国映画
アカデミー作品賞受賞との一報の前に座席予約してました。
その時はまだ映画館2名しか予約なかったのに、レイトショーで映画館はいっかほぼ満席。さすがアカデミー作品賞になった作品。
風刺の効いたストーリーで、笑いもバッチリ。
暗い話しではなく、たくましい話し。
家族の絆の強さにさすが儒教の国、と思うと同時にそれが深い闇に見えてくる。
と、思ったら、ほら、やはり、韓国映画特有の流れになったなぁ。
猟奇的。
一時期流行った 「猟奇的な彼女」の猟奇的は可愛いもので、それ以後に知った韓国映画の猟奇的は身震いするものばかり…
過去観た韓国映画は「チェイサー」が恐ろしくて記憶に深く、「スカーレットレター」は現実が恐ろしく、怖いばかりかと思ってみた「ハローゴースト」には伏線の張り巡らし方に泣かされて大号泣し、最近では「Sunny」がお気に入り。これらの作品に比べたら「パラサイト」はそれほどの感動も驚きもなかったけど、きっと色々な時事背景と解釈とウンチクがこれから山のようについてきて立派なアカデミー作になるんだろうな。
もぅ3年後くらいにまた観てもよいかな。
濁流リスペクト
驚くべきはジャンルミックス、ジャンルレスではなく、あまりにも高い水準でミックスしているため、この作品を全ての側面から語ることが可能だという点にあると思う。
個人的には社会的背景から映画を見ることが多いが、それだけでは語り尽くせていないことは分かる。
だが、それ以上の考えが纏まらない。
観賞後、何日もこの映画のことを考え続けている。
登場人物は、誰もがそれなりに誠実でズルくて間抜けで愛おしい。
演出もテンポが良く小気味いい。
何より人間の業への生温かい視線が、作品全体に安定感をもたらしている。
ただ、「リスペクト」だけは違う。
水の流れで貧富の差を見せつけるのは流石の演出だったが、その濁流に逆らっているのか、流れに身を任せてリスペクトしていないかと問われているように感じた。
少なくとも私には多少なりとも身に覚えがあり、身が寒くなった。
今年この映画を観ずして何を観る。
16どんでん返し
はじめに、映画好きな私は、ここ数年で久しぶりに感動をしました。
最後まで展開が読めない映画はこの作品が初めてです。
最初はライトなイメージを持たせつつ、コメディに描きながらも現代の闇が浮かび上がっていき…
というような、シリアスコメディサスペンス?もうよくわかりませんが、10点中19点くらいあります。
韓国映画、なめてました。
日本の映画がいかにチープかが分かりました、犬○村とか。。
伏線もしっっかりと回収されてました。
迷ってる方、ハズレはないと思います。
私には合わなかった
受賞のニュースを聞いて速攻で見てきました。
ああいったお話、あまり好きでなくて受け入れることが出来ませんでした。SFを排除した筒井康隆の小説みたいな話。1970年代の日本みたいな感じでしょうか。
でも、カンヌもアカデミーも受賞しているので、きっと私にはわからない価値観で評価されたのだと思います。
オスカーに値するかは?
オスカー作品賞に値するかは分かりませんが、
いい映画でした。
外国語映画史上初の作品賞受賞という快挙ということで、普段見ない韓国映画を鑑賞しました。
作品賞、監督賞、脚本賞、外国映画賞を受賞したパラサイトは社会派ドラマとして意義のある映画だったことは確かです。
最近のオスカー作品賞受賞は、社会がテーマになっており、パラサイトも、そうした映画でした。
心が揺さぶられる、音楽が耳から離れない、映像美が目に焼きつく、音響感、名台詞などなど、こうした感動をオスカーに求める私は、時代遅れなのでしょうか?
オスカーが変貌しているだけで、映画の都、ハリウッドの夢はこれからも変わらずいて欲しい。
格差と家族
ストーリーが一気に疾走する傑作!
急な坂道を流れ落ちる爆流の暴力性が見事に映画的。
しかし日韓で似た題材を扱っても、そのリアルの違いが明らか。
茹でガエルの自己満足に浸るのが、良かれ悪しかれ日本。
焼肉ドラゴンの母親役の女優も素晴らしい存在感。
前半ギャグで後半はサスペンス
作品賞取ったから見に行ったけどすごかった…前半ギャグで後半はどんでん返しのサスペンス…(笑)
終わり方も良かったですね。アカデミー作品賞にしては華がないというのは失礼ですが、受賞納得のいい映画でした。
濃ーい!
韓国映画やドラマって濃いなーといつも思います。
そこが面白かったりするんですけど。
「あー、分かるなー」と思ったのは臭い。
微妙な何かが臭うのが気になるのも分かるし、逆に自分が臭いんじゃないかと気になりだすと、人の仕草ひとつに敏感になる。
人間って地下でギリギリの生活が出来る強さも持ってるけど、すごく繊細な弱い部分も持ち合わせてるんだよね。
これはすごい映画だ
はじめはちょっと笑えて、いやいやそんなまさかそんな簡単に進まんやろって思ってたのも束の間、どんどんシリアスになってって、いろいろ考えさせられた。
なんか、万引き家族見た時と似たような複雑な想いがうわぁ〜って溢れてくるみたいな…言葉で説明するんが難しい。けど、これはすごい映画やと思う。
韓国のリアリティ
遅ればせながら、
アカデミー賞ノミネートということで、見てみた。
知ることもなかった、
韓国のリアルをまざまざと見せつけられた。
「臭い」を感じるような迫力のある映像、
最初から最後まで、飽きることなく、
今から何が起こるの?という、
緊張感を持ちながら見る事ができた。
俳優さん達にもすぐに親近感を覚え、
映画の世界に没入できた。
とにかく素晴らしかった。
海外の方が「万引き家族」を見ると、
同じ感覚を抱くのかな?
夢とか憧れってあるけど、
今の生活が自分には丁度良いのだ。
時計回り
ネタバレなしで見た方がいい
が、そういう貧困差はあるよーくらいに
あらすじくらいは捉えてから行った方が
見やすそう
話は前半笑えるんですよね
格差社会の下にいるのに
笑えるんですよね
WiFiのとことか
ピザの箱の件とか
たまたま貰ったチャンスから
富裕層にとりいっていく
さあここからこの家族の悪事がばれて
はたまた富裕層家族のっとるのか?
~と思いきや
後半なーすごいね
まさかもう一段階、話があるとは
正直びっくりした
オチも秀悦
希望を残す終わり方
勿論ただではない
すごくリアルで
いい作品でした
色眼鏡なしでみてほしい
あと時計回り
おじさんには印象のこってしまいました
人間結局一緒なんだよね
根本的には
それを言いたいことはわかるが
あしからず・・・
映画「シュリ」を誉めてた人達は今どこに?
20数年前に映画「シュリ」をマスコミを始めこぞって大絶賛の嵐でしたけど、あれを誉めてた人達は今どうしてるんでしょうね。
ハリウッド映画をトレースしただけの二流のアクション映画を誉めてましたけど、今じゃ誰にも見向きもされません。
あの時は南北問題と二言目には鬼の首を取ったかのように騒いでましたけど、今作では格差社会ですか。
頭の良い監督が頭の良さだけで作った、そこそこ面白い映画というのがこの作品の妥当な評価ではないでしょうか。
1つだけ良かったのは、主人公と女子高校生のキスシーン、この作品で唯一ハッとさせられたシーンでした。
なので、まだ見てない人はキスシーンに注目してください。あとは夫婦のソファでのベットシーン、あれはエロいだけでシーンとしてはイマイチでしたね。
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