劇場公開日 2020年1月10日

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パラサイト 半地下の家族のレビュー・感想・評価

全973件中、581~600件目を表示

5.0不快な表現がない

2020年2月11日
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金持ちなのに嫌味がないキャラたちで
不快な気持ちにならなかった

それと貧困をテーマにしてるから
誰かが誰かを犠牲にしたりする
表現があるかと思ったのに
家族の絆がとても深くて
互いが思い合ってる表現がとてもよかった

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さめ

4.5軽妙鋭くダイナミックで重層的

2020年2月11日
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あっという間でした。
縦を活かしたカメラワークを始め繊細なカット割、構成、設定など緻密に設計されつつダイナミックさもあり、洒落が効きまくっている現代的な交響曲のような作品。
"ちょっとしたこと"の積み重ねの恐ろしさも味わわせてくれてゴクリギクリ。
アカデミー監督賞を受賞した際の、監督のスピーチも素晴らしかった。

いわゆる"富裕層"と自覚する人たちは、この映画にどの様な感想を得るのだろう。
かつて狭いワンルームの地上に暮らし広い家を夢見た自身、世界は思ったよりも狭くて深いのかも知れないと思わされた。
脱帽。

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blank3s

5.0ミニョクの石が持つ本質

2020年2月11日
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泣ける

笑える

悲しい

「計画を立てると
人生その通りにはいかない」

寝転がり頭上を見つめて息子に言い聞かせる父親の表情は後悔不安恐怖、期待する少しばかりの希望が現実味なく貼り付いていた。

例えば半地下家族の長女ギジョンが八百屋から桃を一つくすねて華麗にその場を後にする姿。桃の産毛はアーティスティックで、香りを嗅ぐギジョンの白い肌と茶色い髪の毛が陽の光を浴びてふんわりとしたフォルムを生み出し、後ろ姿は光の中へと消えてゆく。

窓の外に見える地上で立小便をする酔っ払いを追い出すギウが放つ水しぶきはスローな躍動感で、コバルトブルーの海を臨む砂浜に寝転んだ時に水面で水かけ遊びをする者の立てる水しぶきのようなキラキラとした美しさの描写のそれに似ている。

欲なのか防衛なのかもうわからない掴み合いの中にに見える愚かな幻影のような醜さ
そして流れる皮肉にも美しい音楽

美と悪、美と醜
紙一重の描写はリアリティに溢れている。

半地下の薄暗くジメジメとした
カビ臭さや生活臭で澱んだ空間に身を寄せながら生きる4人家族。

長のギテクの人柄だが、
それは気さくでユーモアもあり、
また頼れる父親という印象だ。

母親の気迫に押され気味だが、
妻を思い、子を思う。

家庭教師の後任のための面接に行くためにスーツ姿で決めた息子を呼び止め、
おまえを誇りに思う、と言う姿がとても優しくまた寛容で美しく見える。

困る家族のために常に「計画」を考える姿。

運転手食堂で、たくさん食えと息子に自分が取りに行った肉を嬉しそうに分け与える姿。

大雨の洪水の夜に、惨事に混乱する子を誘導し、早く帰って風呂に入るんだと諭す姿、

不器用ながらにも愛情を表現する姿が、
ブラックコメディながら心を揺さぶられる。
愛おしく、大きな父親だ。

それでいてあらゆる対策に順応できる柔軟さもある。

全ては長として家族を守りたいという気持ちからくるものだろうと映った。

母のチュンスクは気が強くしっかり者、賢さが際立つ。劇中の彼女の動きを追っていると要領の良さと動きの素早さが爽快に映る。
劇中にホーガン投げの写真とメダルが出てくるが、国体のホーガン投げの選手である。

長男のギテクの頭は冴えるが共存している幼さを兼ね添えた頼りなさが長女ギジョンの計算高さとシュールさを目立たせている。

物語の鍵を握るのはギウの友人ミニョクの祖父が贈り物として持ってきた「石」

ギウは時にそれを眺め
水の中に沈む石を拾い上げ大切に抱え
時にそれを抱きしめながら寝て
そして最終的な手段の道具として
それを用いようとする

本質を揶揄するような展開に
はっとするのである。

物語は先が読めない。
気づけば物語に入り込んでいる。
観客がたくさんいる映画館の中で、
誰一人として音を立てず、
誰一人の気配もしない。
いや、違うかもしれない。
少しの音や気配はあるが、
それに気づかなかったのかもしれない。
それくらい物語に入り込んでしまうのだ。

格差社会はどこにでもある。
ふとしかきっかけで見えた打破の扉は
希望という幻影をまとった絶望の始まりなのかもしれない。大事な家族を守るために踏み出す道の不確かさは加速を増した欲のせいで姿を現すことなく、共生することへの抵抗として正体を晒すことになる。

なんと愚かで、滑稽なことなのだろう。

しかし人は反芻し、後悔する動物だ。
だが逆を返せば、致し方ない。

生きる意欲と生き抜く力が携わる者であれば、変えることのできない現状を飲み込み、腹を据えて、地下の階段を駆け上がり、高台の芝生を踏み、寝転び、空気を思いきり吸うように「生」の喜びを再び噛み締めることができるのだろう。

寄生することなく
共生しながら自存するために。

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milnln

3.0期待して見ると失敗

2020年2月11日
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オスカーを受賞したと言うので見てみたけど、面白かったかと聞かれるとそこそこ面白い。笑えるところも有る。

でも、これが最優秀作品?と言う思いはずっと残るだろう。

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おこげ

4.0ドリフのコントのような、テンポの良さ!

2020年2月11日
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笑える

怖い

興奮

韓国映画特有の、終始薄暗くて泥臭さがなく、金持ち宅の華やさかもあってか、明るい感じをした。
だが、内容は「陰と陽」「明と暗」「金持ちと貧困」のグラデーションが要り混ざって、物語の展開が加速していくテンポのよさに、2時間超えの長さをまったく感じさせない。本当に面白い映画って、のめり込めますね。
シリアスな場面でもクスッと笑かされてしまう展開には心を開かされてしまいます。
ドリフのコントを思い出されるような場面もあり、「志村、うしろ!うしろ!」と言ってしまいそうな、突っ込みどころも楽しめました!

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コスモス43

4.0韓国映画らしい雰囲気

2020年2月11日
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鑑賞方法:映画館

これってみなさん偽名や住所等を偽って働いてたの?二転三転して予期せぬ展開に過去に無かった様なネタで結末が!ただこの作品がなぜ各賞を受賞したのかは別の問題で基準がよくわかりませんけど?

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ゆたぼー

3.5あぁ。。。やはり思ったとおりの韓国映画

2020年2月11日
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鑑賞方法:映画館

アカデミー作品賞受賞との一報の前に座席予約してました。
その時はまだ映画館2名しか予約なかったのに、レイトショーで映画館はいっかほぼ満席。さすがアカデミー作品賞になった作品。

風刺の効いたストーリーで、笑いもバッチリ。
暗い話しではなく、たくましい話し。
家族の絆の強さにさすが儒教の国、と思うと同時にそれが深い闇に見えてくる。
と、思ったら、ほら、やはり、韓国映画特有の流れになったなぁ。

猟奇的。

一時期流行った 「猟奇的な彼女」の猟奇的は可愛いもので、それ以後に知った韓国映画の猟奇的は身震いするものばかり…

過去観た韓国映画は「チェイサー」が恐ろしくて記憶に深く、「スカーレットレター」は現実が恐ろしく、怖いばかりかと思ってみた「ハローゴースト」には伏線の張り巡らし方に泣かされて大号泣し、最近では「Sunny」がお気に入り。これらの作品に比べたら「パラサイト」はそれほどの感動も驚きもなかったけど、きっと色々な時事背景と解釈とウンチクがこれから山のようについてきて立派なアカデミー作になるんだろうな。

もぅ3年後くらいにまた観てもよいかな。

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アルバさん

5.0濁流リスペクト

2020年2月11日
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驚くべきはジャンルミックス、ジャンルレスではなく、あまりにも高い水準でミックスしているため、この作品を全ての側面から語ることが可能だという点にあると思う。
個人的には社会的背景から映画を見ることが多いが、それだけでは語り尽くせていないことは分かる。
だが、それ以上の考えが纏まらない。
観賞後、何日もこの映画のことを考え続けている。
登場人物は、誰もがそれなりに誠実でズルくて間抜けで愛おしい。
演出もテンポが良く小気味いい。
何より人間の業への生温かい視線が、作品全体に安定感をもたらしている。
ただ、「リスペクト」だけは違う。
水の流れで貧富の差を見せつけるのは流石の演出だったが、その濁流に逆らっているのか、流れに身を任せてリスペクトしていないかと問われているように感じた。
少なくとも私には多少なりとも身に覚えがあり、身が寒くなった。
今年この映画を観ずして何を観る。

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grantorino

5.0高揚感が止まらない!

2020年2月10日
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スピード感がすごい!
錚々たるキャストが素晴らしい演技

ハラハラドキドキの展開で思わず友達の手を握ったんだけどこれ彼氏だったらイチコロじゃない?邪魔か

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ゴハン

5.016どんでん返し

2020年2月10日
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笑える

興奮

難しい

はじめに、映画好きな私は、ここ数年で久しぶりに感動をしました。
最後まで展開が読めない映画はこの作品が初めてです。
最初はライトなイメージを持たせつつ、コメディに描きながらも現代の闇が浮かび上がっていき…
というような、シリアスコメディサスペンス?もうよくわかりませんが、10点中19点くらいあります。
韓国映画、なめてました。
日本の映画がいかにチープかが分かりました、犬○村とか。。
伏線もしっっかりと回収されてました。
迷ってる方、ハズレはないと思います。

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横

3.0私には合わなかった

2020年2月10日
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受賞のニュースを聞いて速攻で見てきました。
ああいったお話、あまり好きでなくて受け入れることが出来ませんでした。SFを排除した筒井康隆の小説みたいな話。1970年代の日本みたいな感じでしょうか。
でも、カンヌもアカデミーも受賞しているので、きっと私にはわからない価値観で評価されたのだと思います。

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りっちー

3.5オスカーに値するかは?

2020年2月10日
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オスカー作品賞に値するかは分かりませんが、
いい映画でした。

外国語映画史上初の作品賞受賞という快挙ということで、普段見ない韓国映画を鑑賞しました。

作品賞、監督賞、脚本賞、外国映画賞を受賞したパラサイトは社会派ドラマとして意義のある映画だったことは確かです。

最近のオスカー作品賞受賞は、社会がテーマになっており、パラサイトも、そうした映画でした。

心が揺さぶられる、音楽が耳から離れない、映像美が目に焼きつく、音響感、名台詞などなど、こうした感動をオスカーに求める私は、時代遅れなのでしょうか?

オスカーが変貌しているだけで、映画の都、ハリウッドの夢はこれからも変わらずいて欲しい。

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YUKI

5.0格差と家族

2020年2月10日
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ストーリーが一気に疾走する傑作!

急な坂道を流れ落ちる爆流の暴力性が見事に映画的。

しかし日韓で似た題材を扱っても、そのリアルの違いが明らか。

茹でガエルの自己満足に浸るのが、良かれ悪しかれ日本。

焼肉ドラゴンの母親役の女優も素晴らしい存在感。

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Radio21

5.0全ての感情を掻き毟る!最高のエンターテイメント

2020年2月10日
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怖くて笑える。ハラハラ。うっとり。まさか!もうこの映画を、観たら人に話さずにはいられない!まだ観てない人はぜひ。ソン・ガンホ最高です。

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レストランヴァンセット

4.5前半ギャグで後半はサスペンス

2020年2月10日
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鑑賞方法:映画館

作品賞取ったから見に行ったけどすごかった…前半ギャグで後半はどんでん返しのサスペンス…(笑)
終わり方も良かったですね。アカデミー作品賞にしては華がないというのは失礼ですが、受賞納得のいい映画でした。

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Min.

4.0これぞ韓国映画🌟

2020年2月10日
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これぞ韓国映画🌟って感じだった。
文句なく面白く出演女優は美しくかった。

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tuna

3.5濃ーい!

2020年2月10日
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韓国映画やドラマって濃いなーといつも思います。
そこが面白かったりするんですけど。
「あー、分かるなー」と思ったのは臭い。
微妙な何かが臭うのが気になるのも分かるし、逆に自分が臭いんじゃないかと気になりだすと、人の仕草ひとつに敏感になる。
人間って地下でギリギリの生活が出来る強さも持ってるけど、すごく繊細な弱い部分も持ち合わせてるんだよね。

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myuwmyuw

5.0これはすごい映画だ

2020年2月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

興奮

はじめはちょっと笑えて、いやいやそんなまさかそんな簡単に進まんやろって思ってたのも束の間、どんどんシリアスになってって、いろいろ考えさせられた。
なんか、万引き家族見た時と似たような複雑な想いがうわぁ〜って溢れてくるみたいな…言葉で説明するんが難しい。けど、これはすごい映画やと思う。

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たね

5.0最高❗️

2020年2月9日
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最初から最後まで目が離せない、ストーリーでした❗️
役者全員がはまり役で入り込めました。

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カッちゃん

3.0期待とは違いました

2020年2月9日
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自分の中で想像していたものとは違っていたので、映画として悪いわけではないのに、正直ガッカリしてしまったのが本音です。
もう少し軽い気持ちで見れたら楽しめたのにな。

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asm
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