パラサイト 半地下の家族のレビュー・感想・評価
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ネタバレなしで見るべき
前情報なしで見るべし。
前半フフッて笑うとこも多かったけど、後半は目を見開いて見てた。
本当の貧困とは何か、映画の中の彼らの世界は本当にあるのか。
多分あるのでしょうね。
かなりキツイ。
お金がないと何もできない。
確かに自分が若く貧乏してたころのことを思い出すと抜け出したい気持ちは凄くわかる。
でも勉強して就職して、さらにはダメでも転職して抜け出せばいい。
でも満足にも学校にも行けない人は学歴もなくどうしても抜け出せない。
さらにそういった人生が、生活が、匂いに変わる。
それを嗅ぎ付けられないようにビクビクして生きる。
何だか複雑な気分になる作品でした。
前評判が高過ぎ
言葉にできない恐ろしさ・面白さ
ふぅ〜ん…
ポンジュノ作品を同時代に体験できる幸せ
パルムドール、オスカ―のW受賞だけに期待が上回って・・・・・・!
退屈はしない。が、面白いとは言いづらい
娯楽映画を哲学的に捏ねないで
経済大国韓国の 経済格差や貧困や異常気象を題材にしているという前評価で 構えて見に行きましたが、
ペテン師家族をコミカルに描いた「寄生虫」と言う題目のコメディ映画。
速いストーリー展開で面白かったのに、結末がシュールで悪い余韻が残ってしまった。
半地下から地下になったと言うオチなのか?
何処にアカデミー賞4冠を得た感動があるのか?
そんな事を考えながら、映画館の出口に向かった。
【追記】
ソウル市であの家族のような、半地下で部屋が3つある住居を賃貸する場合、「保証金1千万ウォン(約93万円)+毎月30~50万ウォン(約2万8千円~4万7千円)前後」が必要となる。
この映画の哲学的見解を調べたいのなら
ここを見るといい。
https://bunshun.jp/articles/amp/34479?page=1
パク社長の大邸宅のいくらか?
ギテクの息子はどうして4度も大学に落ちたのか?
警備員募集に500人が集まったというのは本当か?
半地下生活の人々の「匂い」とは?
の答えが書かれている
しかし そんな事を束ねてドキュメンタリー映画にしてもオスカーはもらえない
現実をつきつけられる
ホラーなのかサイコパスなのかドキドキしながら観たけど、前半どんどん寄生していくのに笑った。こんなに頭いいのに何で貧しいのだろうとも思った。軽妙に描かれていて観やすかったが、作品のテーマとしてはかなり重いと思う。後半重め。「半地下」というのが絶妙で、高層階も低層階もある中での地下であり半地下。万引き家族が頭によぎった人も多いのでは。韓国映画は時々観るが、テーマが重めのほうが私は好きかもしれない。
この映画は総合芸術!
韓国のドラマとか映画には全く興味がないもので、今まで気にはなっていたものの他の作品を優先して観ていて、今回のアカデミー賞でこれはいかなくては!と急いで鑑賞。
改めてアカデミー賞の効果はすごいですね。平日の昼間でも満席です。
感想として、全てが予想を裏切る展開。
サスペンス、ミステリー、エロス、ヒューマニズム、社会性、コメディ、など、、すべてを兼ね揃えている。
最後の場面のあの迫力には慄きと悲しさと、どうしようもできないもどかしさに涙が流れた。
この先は少しだけネタバレが入るけど
他人のSEXの場面に遭遇してしまうのは個人的にはすごく嫌だ。
欧米系のエッチなシーンは喘ぎ声や胸への愛撫は少なめだねど
韓国も日本と似たような前戯から入るんだなと新たな発見をしたw 日本と同じように普通に喘ぎ声を出してたし。
あと、2度ほど父親がパク社長に奥さんの事を愛しているんだろ?と聞いたときのパク社長の答えや反応がモヤモヤした。
あれは、パク社長は妻を本当は大して愛していないと解釈すれば良かったのだろうか?
個人的にずっと引っかかっている。
エンドロールの音楽が良かった。
この映画は本当に面白い。もっと早く観ればよかった。
良い映画だが好きな映画ではなかった
とても素晴らしい映画だったがあえて残念だった点だけ書く。
この映画を語る上で格差社会、格差社会というが、私は別にこの映画が韓国の格差社会を本質的に描いたものではないように思う。格差社会を道具的に使ったとても良くできたエンタメホラー映画だと思う。
ストーリーは偶然起こってしまった悲劇であり格差社会による必然的な悲劇ではない。
個人的な嗜好だが、その道具としてストーリーの軌道力となる格差の中の家族がとても一面的で登場人物の誰にも共感できなかった。
結局、別々の社会の人間たちが互いを理解することはなかったし、鑑賞者にもその機会は与えられなかった。誰かが裕福な人は~だ、貧乏だから~だと決めつけずにその家族たちが持つ困難を理解しようとしただろうか。だれも他者を理解せず、自分の理解の外の事に対して受け入れられず破壊する。人間的とは思えない、ホラーである。
貧乏な家族の長男には他者を理解しそうなところは少しあった。裕福な家族の女の子の日記を読もうとしたり、バースデイパーティの時に「急に集まったのにこの人たちはとても自然だ。」という部分。誰かの視点や当たり前を知ろうとした部分だ。だけどこれはストーリーには生かされなかった。
結局貧乏な家族は自分を偽って裕福な家族の見かけしか見ていなかった。そして裕福な家族も他者を嗅覚として感知はできたが結局は他者には何の興味もなく、何も見ようともしなかった。
他者が見ているもの、自分が当たり前だと思っていたものとは違うものを与えてくれることが映画をみるという行為でもある。この映画の家族描写には新しい視点がなかったのが個人的には物足りなかった。
韓国映画もなかなかやるな!
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