パラサイト 半地下の家族のレビュー・感想・評価
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私はあまり好きなタイプの映画ではなかった。
韓国映画はそもそもあまり好きではないんだけど、知人が韓国ドラマとか映画が面白いって言ってたのと、前回のエクストリームジョブのリベンジと、評価も高かった為、冒険で見てみる事にしました。
結果、すんごい微妙〜〜〜
つまらないって訳じゃないんだけど…
韓国映画ってグロいというか、エグいっていうのをスッカリ忘れてた💦
なんか内容もぶっ飛びだし、ちょっと度が過ぎてるというか…
そんなに上手くいく???ってのもあるし。
なんとも言い難い映画でした。
匂いがする
かなりの期待で観に行き、そういう時って外したりするんだけど、期待を裏切らず、でした
前半のひょいひょいと乗っかっていく巧妙さから、後半の怒涛の展開
目が離せませんでした
好きか嫌いかと言われると、好きとは言えない映画かもしれない
人間臭くて、汚くて
トイレの方が高いところにある生活、街の消毒が家の中に流れ込み、雨の浸水でトイレが溢れ、酔っ払いが立ちションする家
生死を分ける瞬間ですら、富裕層の主人は匂いに嫌悪感を示す
人間だ
苦しかった
せめて、夢描いたラストが実際に来る日が有りますように
多分叶わないけど、ずっと夢見ていられますように
ビジュアルが好き!
期待が大きかった分観終わった後はあっけない感じもしたけど、うんやっぱり面白かったです。
全体を通してビジュアルが好き!♡
お金持ちのお家、素敵すぎるでしょ。
住みたい住みたい🤎⭐︎
対して半地下の方は…
対比がすごいですね。
ストーリーもはじめから引き込まれてずーっと熱中して見れます。
まさかの事態がどんどん起こって、あれよあれよと。
くすっとくるシーンもあるけど最後の方はハラハラの連続。
終わり方は個人的にもっと期待しちゃってたけど…
一言、おもしろいです!
終わってからポスター見てゾッとするのわかります。
格差社会よ
「ジョーカー」とちょっとテイストが似てる。
貧困層を描いてそれに共感する人に訴えかけるのが世界の潮流なのか?
日本より色々と深刻な社会的な問題が進行している韓国。
初めてちゃんと韓国映画をみました。(韓流ドラマは見てましたが。)
日本人は隣の国の高品質なエンタメを反感抜きでもっと見るべき。
最後は「まあこうなるよね…」という終わり方。
障がい者になった息子があの豪邸を買い上げるなんて夢のまた夢(あるサイトでは8億と見積もられていた)、だとしたらお父さんがあそこにいるのを知りながら、なにもできずに一生暮らしていくなんて、ホラーすぎる。
怖すぎる。
でも脱出したとしても犯罪者&賠償金?がえげつないだろうし。
半地下から半地下への移住が最適解なのかもしれない…と思うと陰鬱。
一つ不思議だったのが、男の子はなんでモールス信号をスルーしたんだろ??
あのシーンはなんの意味があったのかな?
2020/2/11追記。
アカデミー賞作品賞をとった!とラジオのパーソナリティーの男性が話してた。
で、続く言葉が
「日本にも可能性があるってことですよね!」ってコメント……。
は?なにいってんだ。
100年かかっても日本には無理じゃね?って思う。
アシスタントの女性が「そう、ですね……」って引いてたのが印象的。
時間がたってからじわじわ心を侵食してくるある意味トラウマ映画。
ポン・ジュノには、たっくさん映画を撮ってもらいたい
凄まじかったです…
このサイズ感の映画をポン・ジュノにはぜひ量産していただきたい。
まだ見ていないポン・ジュノ作品を含めた韓国映画をたくさん見たくなりました。
格差社会を感じ始めると笑ってみてられなくなる
前評判で期待しすぎた感もありますが、観てよかったです。
予想できない展開は、まさに。
悪人はいないんだけど、世の中が作り出す悪はある。
格差社会を面白く描いてるけど、じわじわとその格差に悲しい気分になる。
ただストーリーは、かなり荒削りだったかなー。
ゾクゾクした
シンプルに凄い映画でした。一歩先はなんとなく分かるけど、それより先が全く予想がつかない感じです。
話の本筋はとても理解しやすいとおもいます。しかし細かいディテールや心理描写などがとても多く(それらが余りにハイレベルです)色々なことを鑑賞中にずっと考えてしまいます。鑑賞者が怯むようなパンチのある映像が延々と続きます。これ以上はもう嫌な、悲惨な状況にならないだろう、ならないで欲しいという鑑賞者の希望を嘲笑うかのようにジワジワと登場人物達がめちゃくちゃになっていきます。
演技も映像も(金持ち描写が引くほどリアルです)ストーリーも音楽も全てが素晴らしかったとおもいます。
私の鑑賞し感じたところの主題は、やはり格差がもたらす歪んだ人間性と貧者のプライドだと思います。
おすすめの一本
序盤から物語の展開に無駄がなく
無難にタイトルを回収しつつ
コメディ映画としての面白さで楽しめる。
中盤、物語が一服を見せた頃をみはからい
映画のジャンルを変えて、
さらに物語に引き込んでいく。
一本の映画ながら、前後半で別の映画を見ている気分になり起承転結が素晴らしい。
見終わったあとの満足感が高いと思うNo1
ポン・ジュノ版の万引き家族
面白かった!
ポン・ジュノ版の万引き家族といった内容でしょうか。
映画の内容そのままの意味でのタイトルではないと思うので、本当は誰が誰に寄生しているのか考えて観ると面白いです。
貧富の差
を描くパルムドール受賞作品
ハラハラドキドキ
最後まで飽きずに観れてあっという間だった
ラストが予測できなくて目が離せない
最後あの行動に出たのは少し疑問が残った
しかし終わり方がまとまってて結果楽しかった
是枝監督作品を思い出した
いろんなジャンルが混ざってて癖になります
期待が大きかった分だけ落胆も大きかった!
ガンホさんが主演ということで本当にすごく楽しみにしたが、映像も内容もグロテスクで、後味の悪い映画だった。客観的に格差を描いただけのような気がした。比較されていた万引き家族には、血縁のない家族という設定でしたが、とても愛らしく描かれていて、不器用だけど家族一人一人がいつくしんでいる空気が流れていた。ストレートな言葉はなかったけれど、ばらばらになったエンディングでもそれが余韻として残り、本当に素晴らしかった。
ハイレベルハイブリッドエンターテイメント
下町の半地下に暮らす失業者家族と、高台のお屋敷に暮らす富裕層。韓国社会の経済格差への問題提起作という見方もあるようだが、それが主題かと言うと、 うーん、と首を捻ってしまう、『ジョーカー』を見た時のような感触が…。
説教臭いお題目よりは、ほーら、人間って恐いだろ、と、解り易い破滅を可視化してくる、お化け屋敷のような作品。
富裕層の世間知らずや傲慢を嘲笑い、つけ込んで寄生した家族が、もっと足下の存在に脅かされていく構図。加害者と被害者、見下す側とされる側が入れ替わりし、先の見えないスビード展開、衝撃の結末。地上と地下、高台と下町など、目に見える比喩を駆使し、色や臭いを強烈に印象付ける感覚的表現。リアルと幻想が境を無くしていくような不安感。
どれもが素晴らしく、絵・音・物語の全てで観客を揺り動かす『映画』というコンテンツとして、これが一つの理想形かもなぁという完成度の高さ。
流れる雨と共に滑り落ちるように階段を駆け下り、最下層の溢れる下水に浸った我が家で呆然と途方に暮れるシーンは、感嘆の一言。
コメディともホラーともサスペンスともヒューマンドラマとも分類し難く、笑い、泣き、ドキドキし、恐がり、感情変化さえも盛りだくさんに、あれこれと堪能できる。
一級のエンターテイメント作品なのは間違いなく、特に前半は笑い所も多く気軽に楽しめるのだが、人の弱さ、悪意、欲、傲慢、欺瞞、妬み、蔑み、暴力などの負の感情が強烈に描かれ、しかもそれが極めて感覚的に叩き付けられてくるので、思考停止で遣り過ごす事もできず、どんどん恐さや嫌悪感の方が上回って、肩に力が入り、観賞後にはぐったり疲れ切ってしまった。
恐がりさん、暴力苦手な方は少々ご注意を。
高く評価されるのが納得の作品
どこか日本人の監督にも近いけど
なんとなくハリウッド映画的でもあり...
高く評価されるのが納得の作品。
ちょっとモヤモヤだけど
ちょっとスッキリって感じでしょうか...
ユーモラスからシニカルへ雰囲気が大きく変わる!
下層階級が住む町の貧しい家族(キム一家)が息子の友達から家庭教師の代役を依頼された事から物語が展開していく。
一家が住む家は半地下にあり汚れた家で夫婦と息子と娘がひしめき合って住んでいた。
息子の生徒は裕福なIT社長(パク)の娘で一家山の手の豪邸で暮らしていた。
家庭教師の息子(ギウ)はまずパク一家の母親(ヨンギョ)に好感を持たれさらに娘(ダヘ)に好意を寄せられていく。
さらにパクの息子の美術の家庭教師をキムの娘(ギジョン)がするようになる。
以降、人の良いヨンギョから信頼を得て次々と父、母とパク一家での仕事を得ていくがその過程での巧妙なやり方がユーモラスで周りの観客から聞こえないように笑いをこらえていた。
特に永く勤めていた家政婦を追い出す方法が滑稽であり結核患者に仕立てあげられた家政婦がトランクを両手に持って寂しく去る様子はS的性格ではないが笑ってしまいました。
パク一家が泊まりがけでキャンプに出かけてしまい羽を伸ばすようにくつろいでいたキム一家。
そこに雨に打たれたまた家政婦が訪ねて来てこれまでのユーモラスな展開からシニカルでありホラー的要素のある展開となる。
終盤の思いがけない展開から暴力的な描写が増えラストはネタバレになるので割愛するが豊かな生活を夢見たキム一家に不幸な事態となる。
物語中、パク夫婦のラブシーンも日本映画にはない直接的な描写がされており個人的には楽しめた。
ストーリーは違ってはいるが万引き家族と共通するものを感じた作品でした。
面白いものの違和感。
昨年のカンヌ映画祭パルムドール作品。「韓国で作られた家族が他人のふりをしていく物語」。
一昨年のカンヌ映画祭パルムドール作品。「日本で作られた他人が家族のふりをしていく物語」。
アジア極東がゲットした、表裏な企画でのパルムドール。主人公らは「貧困」が共通。喜劇的な家族像と悲劇的な離散の結末。アプローチは国柄だろうが。ともあれ、絶賛されすぎで、気持ち悪い。
格差は永遠のテーマ
韓流大好きの家内、政治的に韓国はNo Thanksの亭主(私)、共に60代のすれ違い夫婦が珍しく意気投合して何年振りかでレイトショーを見ました。
普段、韓国ドラマにどっぷり漬かっている家内には少々物足りなかったようですが、そこそこ映画好きな私には納得のいく一作でした。
昨今の映画は「社会的な格差」をテーマにしたものが多いですが、例えばジョーカー然り、万引き家族然り、その扱い方は様々ですが、中でもこの映画はコミカルな娯楽性も充分織り込みながら、それでいて格差というテーマを鮮やかに浮き彫りにした秀逸な作品です。
格差を取り扱った作品として、日本には古くは黒澤明の「天国と地獄」がありますが、それにも匹敵する出来栄えになりました。
忘れられないあの人
サービスデーでもない平日の午後、300人規模の劇場がほぼ埋まっている状態でした。
観客は老若男女、ちょい若め。
若い女性客のグループやカップルなど、偏りのない印象で、話題作だなーと実感しました。
強烈さで言えばソフトで観た「母なる証明」の方が上でしたが、おしまいまで飽きることなく、ずっと面白かったです。
あちらが「母」への畏怖ならこちらは「父」への共感。妻に頭が上がらなくて情けないザッツアジアのおとうちゃん像。
ラジオなどでだいたいのあらすじは知っていたにも関わらず、ちゃんとツイストがあり、さらにそれが展開のための展開ではなくオチできちんと回収し、そこから作品タイトルにつながっていく流れなど、脚本の手際は無駄なく鮮やか。
個人的には「万引き家族」よりこちらの方がリアルな感触を残しつつ、より娯楽度が高めで好みでした。
登場人物の退場のさせ方のドライさとか必要にして充分。若いのに監督の手つきは老獪ですね。
ネタ的には「太陽がいっぱい」はじめ割と古典的だと思いますが、映画リテラシーの低いわたしには数多の先行作と比してどうかなのはわかりません…
それと、どちらかというと主人公家族以外の人々のことが心に引っかかりました。
金持ち家族の内面とか…余白にいろいろと想像をかき立てられます。
「業務日だ」はさすがのあの人にも皮肉が通じたって意味だったのかな?
劇場で笑っている人は少なかったですが、奥様の英語ギャグも面白かったです。
謎めいた「ヤングアンドシンプル」の身も蓋もない意味も含めて。
もっと大きかったのは中盤以降で登場するあの人。
正直、主人公以上のインパクトがあり、観終わったあと一番心に残っていました。
たぶんこの先、事あるごとに思い出すだろう登場人物の1人になった気がします。
全1343件中、981~1000件目を表示