「【マ・ドンソクの怒りの右フックが、腐った政治家、警察、”傍観する町の人々”に炸裂。が、ストーリー展開の粗さがなあ・・。キム・セロンとマ・ドンソクの剛腕を観る作品でもある。】」守護教師 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【マ・ドンソクの怒りの右フックが、腐った政治家、警察、”傍観する町の人々”に炸裂。が、ストーリー展開の粗さがなあ・・。キム・セロンとマ・ドンソクの剛腕を観る作品でもある。】
ーイロイロと事情があって短尺にしたのだろうか?それにしても、ストーリーが粗いし、人物も深く描かれていないが、構成がシンプルなため理解は容易な作品。-
・ヨク・ギチョル(マ・ドンソク)は元ボクシング東洋チャンピオンだが、協会と袂を分かち(副会長を右フック!)ある町の高校の体育教師として赴任。
だが、その町は政治家、警察、暴力団、学校関係者が腐りきっていた。頼りになるのは、元教え子の警官ドンスのみ。
-ここまでで、既にストーリー展開が粗い。-
・赴任した学校では、ハン・スヨンという両親を亡くした女子高生が失踪するが、学校側も警察も真面目に捜査しない。只、友人だったカン・ユジン(キム・セロン)のみが心配し、探す。
-同級生達の嫌がらせも中途半端だし、理由もよくわからない・・。-
・ギチョルの隣の席のイケメン美術教師キムは女子高生に人気があるようだが、表情が暗い。そして、カン・ユジンがハン・スヨンを探す過程で、彼のサイコパスの一面が見えてくる。ヨク・ギチョルもトイレに取り付けられた隠しカメラで、彼の怪しさに気づくが・・
ーキム先生の歪んだ性格形成の原因は予想がつくが、上手く描かれていないなあ、勿体ない。-
<ストーリーはシンプルで分かりやすいが、伏線が上手く回収していなかったり、かなり強引なストーリー展開が気になった作品。
極論を言えば、マ・ドンソクの強烈なパンチとキム・セロンのみ鑑賞すれば良いかもしれないなあ、と思った作品でもある。>
NOBUさん、板違いですみません。睡眠が短くてOKなんですね。羨ましい。自分は、遅くまでおきてるのが好きなくせに、その分、睡眠が必要です。大人になって色々代わりましたが、基本的に夜は元気!です。