「私の好きなキャラクターたちがいなかった」午前0時、キスしに来てよ 小柳なごみさんの映画レビュー(感想・評価)
私の好きなキャラクターたちがいなかった
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最初の方はよかったんです。ちゃんと纏まっていて。
でも、中盤から終盤にかけてあまりにも飛び飛びで感情移入しずらかったです。あくまでも要点をまとめた感じがしました。
見に行ったきっかけは漫画が好きだったからというのと、ラストが漫画上で描かれてない分どうやって描くのか興味があり見に行きました。結果は落胆。難しいよね.......と思いつつも、何もせずに3年後にいきなり飛ぶのは視聴者を置いてきすぎかなと思いました。
この作品の名言でもある、「片想い上等です」が来るかなと思ったのに来ない感じ、あーちゃんという良き幼馴染がいるのにも関わらず、ずっと綾瀬さんに片思いし続けるには段階が足りないかなと思いました。「憧れ」が「恋」に変わり「愛」に変わる過程をもう少し大事に描いて欲しかったというのが、原作読者からの願いです。
何はともあれ、11巻もある長い作品を2時間にまとめるのは断腸の思いだったと思います。脚本家さんのこれからを期待して、星をつけさせて頂きました。
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