「リアルタイムであった事が今…。」罪の声 うにたん♪(コロナが当たり前の世界)さんの映画レビュー(感想・評価)
リアルタイムであった事が今…。
クリックして本文を読む
子どもにも「なんちゅう犯人だ!」と言わしめたグリコ森永事件。
毒物混入を見分ける為に、お菓子に個包装がされたのを思い出す。昔は箱でそのまま売っていて、包装なんかはされて無かったが、事件辺りから一気に変わったように思う。けど最近は表面上箱で中に別途の包装されてるから、どう進化したのか?よく分からない(笑)
毒入り食べたらしぬでとか独特の表現で、あの時代を象徴するような事件だった。
この作品はあの事件に発想を得て、想像で進めてるけど、身代金も取ることが出来なかったこの犯人たちが金融で利ざやを稼ごうとしてたと言う設定はそこそこ納得できる。
そして階級闘争…分からなくもない。
曽根母の警察への怨み、消えるはずもない。
他人への迷惑…そんなん気にするなら、あんな事はしない。
国外逃亡した達雄には腹立たしい。
企業を脅迫し巻き添えを産み出し、結局はカネが目的になってしまった。
ラストの尻すぼみ感は残念。
コメントする