「濃厚な映画でした」罪の声 keytonさんの映画レビュー(感想・評価)
濃厚な映画でした
一本のカセットテープからここまで物語が発展するとは思いませんでした。新聞記者とテーラーが別々に事件の捜査を進め、中盤からタッグを組んで捜査するのも面白かった。
地道に事件の真相に近づいていくのもリアルに表現されており、途中から新聞記者の阿久津は事件を解明する意義はあるのかと自問する描写があるが、私も同じ気持ちになり、最終的に阿久津は記者としてのけじめを果たしたんだと思いました。
基本的に地味なシーンが多いですが、脚本や徐々に真相を明らかにする快感は申し分ない。
コメントする