劇場公開日 2020年10月30日

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「あのテープのせいで一生台無しや」罪の声 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5あのテープのせいで一生台無しや

2020年11月16日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

2020年映画館鑑賞116作品目

原作未読
漫画未読

脚本は『俺物語』『アイアムアヒーロー』の野木さん
監督は『いま会いにゆきます』『ビリギャル』の土井さん

新聞記者という仕事というのは地道な取材の積み重ねで成り立っている
それが眠気を誘う
グリコ・森永事件知らない世代はあらかじめネットで調べておいた方がいいと思う

生島総一郎役の宇野祥平の芝居がとにかく素晴らしかった
普段なら飄々としたハゲおやじであまり目立たない存在だが今回は違う
東京あたりに住んでいる人でもし宇野祥平を見かけたら「罪の声の芝居最高でしたよ」と褒めてあげて欲しい

のぞみちゃんはただただ可哀想だった

なぜテーラーと生島きょうだいでこんなに差が開いてしまったのかよくわからない

関西人じゃないこともあり関西弁は全く気にならなかった
一部関西人はプライドが高すぎで保守的で閉鎖的なせいか東日本出身の役者に対して厳しすぎる
関ヶ原の戦いで石田三成が勝っていたら関西弁が標準語になってるとか寝ぼけたこと抜かしてるしアホか

日本の左翼はろくなことしないなと感じた
この映画を作ったのはTBSと講談社だけど

梶芽衣子とか浅茅陽子とか宮下順子とか桜木健一とか佐川満男とか佐藤蛾次郎とかなぜか懐かしい俳優さんが多く出演していた作品でした

野川新栄