「正義を言う人の悪」罪の声 ずんさんの映画レビュー(感想・評価)
正義を言う人の悪
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事件の関係者と知ってしまった俊也。
記者として記事にすることになった阿久津。
この二人の線がどこで一点に結ばれるか。
前半はそこが見所たったが、
やっぱあんたかい!
思った通りの人がうっかり繋げてしまう。
そんな顔してたもんな。
けどあの人居なけりゃこの映画成り立たないから、最重要人物だな。
結ばれた線が、今度は二人によって手繰り寄せ、ほどかれる。
なんとも言いがたい過去に、胸が締め付けられる。
この人たちの現実を見て、それでも『奮い立つ』とか言ってられるか?
正義を言う裏で人がどんな目に遭っているか。
それを想像することができる人なら、正義なんて言葉に逃げないだろう。
望ちゃんの同級生も、言うなれば30年以上の犠牲者の一人だろう。
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