「「怒声」から「悲鳴」へ…」罪の声 イーグルさんの映画レビュー(感想・評価)
「怒声」から「悲鳴」へ…
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当時の〈若者〉達が起こした学生運動は
社会や警察に立ち向かうために起こした「歓声」かもしれない…
しかしその声は〈大人〉になった今でも残し続けたせいでいつのまにか周囲を巻き込む「怒声」へと変貌し、
巻き込まれた子供達は「悲鳴」すら上げられず
理不尽に苦しみ続けたのだと思うと胸が苦しくなる、
そんな作品でした。
80年代当時は今となってはあらゆる記録としてしか残されていないが
フィクションでありながらも現代でも隠されている
事件やそれに苦しんでいる人はどこかでまだ「呻き声」を発しているのだと感じると
それを聴き逃してしまうのは「罪」なのかもしれない。
それはそれとして
「アンナチュラル」や「MIU404」の俳優達が脇を固めて野木さんの脚本作品のファンも楽しめる作品です⚡️
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