3人の信長のレビュー・感想・評価
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29 信長を違う角度からアプローチ
ジャケ買い映画の佳作
予備知識は必要なし
今年は影武者の当たり年
背格好や年齢など特徴が似ている者が影武者となるのだが、なんと信長が3人にもなってしまった。どことなく三谷幸喜作品にも似たクスクス笑える演出もあるにはあるのですが、コメディかシリアスか、はっきりしないところが残念なところ。天下布武も強調されすぎで、信長の本質がいまいち見えてこない。
もっとも面白いのが主題歌を MAN WITH A MISSION が担当しているところ。狼煙や狼といった伏線があるのですが、このバンド自体がオオカミやろ!と、上手いところも見せている。
蒲原演ずる高嶋政宏がひげもじゃだったので、今川軍の武将というより、柴田勝家を思い出させるのも狙ったところなのか?オチは見えているけど、この高嶋兄が美味しいところをかっさらっていった。
コメディー映画と思って楽しみましょう‼️
予告編を観て、面白そうと思ったのですが、TAKAHIRO 演技下手だしなぁ…とためらいました。でも、時間の都合で、観に行きました。
思っていたよりも、TAKAHIRO の演技、悪くなかったです。共演の市原隼人、岡田義徳が良かったからかもしれません。
ストーリーは、タイトル通り、3人が、自分こそが織田信長だと主張するというもの。でもね…始まってすぐ、誰が、織田信長か分かっちゃうんですよ。そういう意味では、意外性ゼロ。敢えて言うなら、ラストの「4人の織田信長」だけは、想像していませんでした。
織田信長を題材にしてますが、歴史的要素もゼロ。これ、織田信長じゃなくても良い話。歴史ものというよりも、コメディーです。そう思って見ると、意外と笑えるので、楽しめると思います。
コメディーぽくなりすぎていてちょっと…
予想のやや斜め上を行く可笑しみある物語。 戦国時代コメディ劇の小品。
ここまで面白いとは予想外であった。素直に嬉しい。〈関係者の方々、すみません。褒めてます。〉
クスリと笑う場面が多い中、時折滲みる場面が織り込まれる良作コメディの要素がしっかり盛り込まれながら、元今川軍衆と捕らわれた3人の信長とのおかしな、騙し合い、駆け引きが繰り広げられる。
小粒だが、オリジナル脚本作品 且つこの時代あまり流行らない戦国時代劇を製作した関係者の気概が感じられる(遊び心も含めて)。
安普請感が否めない部分はあるが、それも可笑しみと捉えたい。
余り小難しく考えず、ストーリーに身を任せ楽しく騙され、少し良い気分で劇場を後に出来る作品だと思います。
<「たたら侍」の無念さは多少は晴らせたんじゃないかな。>
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