るろうに剣心 最終章 The Finalのレビュー・感想・評価
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想定外
珍しく原作既読。
娘がどはまりしていて、つられて私も惹かれていった。
だから、ストーリーとしての面白みは余り感じない。
ほぼ原作に沿った流れだったと思う。
一方、アクションは触れ込み通りの素晴らしさ。
日本映画としては秀逸のできばえと感じた。
原作既読なだけにキャストに違和感を感じるところもあるが、
剣心、斎藤一、蒼紫はぴったりはまって存在感抜群。
そんな中のあの事件はおそらく大いに想定外だっただろう。
最終決戦に蒼紫不在は事件への配慮か、撮影中の事件だったのか。
そんな余計なことを考えながらこの秀作を鑑賞せざるを得なかったのは残念だ。
その影響なのか、宗次郎の登場は大いに私にとっては想定外だった。
私の中では最も魅力的なキャラの1人で、演るなら神木君しかいないと思っていた。
事件の影響だとしたらうれしいハプニングだが、
急な登板だったせいかちょっとシャープさに欠ける感じだったのは残念だった。
2部作で終了と思っていたので、ここでほぼ完結してしまったのにはちょっと困惑。
次作では過去を描くようだが、単なるスピンオフのような感じになってしまうのだろうか。
いぜれにしろ、映画館で必見だ。
監督、弥彦嫌いなの?
原作ファンです。
この実写シリーズにずーっと感じてた違和感。
「弥彦、蔑ろにし過ぎじゃない?」
私は『るろうに剣心』は、弥彦の成長物語でもあると思っているので、まぁいわゆる「解釈違い」です。。。
鯨波さんと弥彦の関係性って、原作の中でもかなり重要な部分だと思っていたので非常に残念。あのままだと鯨波さんが獄中死する未来しか見えないよ……
アクションに力入れ過ぎてストーリーが疎かになってる気がしちゃう。
が、アクションはほんと凄い。
真剣佑さんの縁は本当に縁。姉に対する執着とか愛情とかもしっかり演じてる上での、あの身体能力。
土屋太鳳さんは、なんで普段大人しめの役ばかりやらされているんだと言いたくなるくらいキレッキレで技も止めも美しい。かっこいい。
佐藤健さんと神木隆之介さんの共闘は良かったけど、ごめんなさい、このシーン必要??
これ入れるんだったら、弥彦にもう少し活躍の場をくれても良かったんじゃない?燕ちゃんを瀕死にさせる意味……
ヤツメが最初から姿現してるのもちょっと笑っちゃった。
1作目から脇キャラの魅力を根こそぎ奪って行くスタイルだなとは思ってたけど、ここまでとは。
アクションは凄いけど、内容は薄い。キャラクターを適当に扱い過ぎ。
翁殺した蒼紫が御庭番の頭になってるのも納得いかない。
原作で死んでないキャラを適当に殺さないでほしかった。
縁とおいぼれが出会わないのも、それで良いのか??って感じ。
でもやっぱり1番気になるのは、弥彦の扱い。
剣心が弥彦に逆刃刀を託してこそ、『るろうに剣心』という作品は完成されると思う。
尺の問題かもしれないけど、削ってはいけないエピソードが多過ぎたな。「final 前編」「beginning」「final 後編」の3部作だったら良かったのかな。
………無理か。無駄な演出が増えるだけの気がする。
思ってたよりは面白くなくはなかったけど、原作ファンとしてはキャラ設定・ストーリー的にかなり物足りない。
とは言え、きっと「beginning」も劇場に観に行くんですけどね。「るろ剣」が好きだから!
…あと、女性陣の髪の毛ボサボサなのはどうにかならなかったのかな…薫は普通にポニテでいいし、巴も……当時の髪の毛事情より、ビジュアル重視で良かったのではと思う。。。
人を活かすが為に戦う「贖罪」
配信等でボチボチ追いかけてみていた今シリーズ
劇場で観るのは初めてですが観賞
家にあった原作マンガを
一通り読んで連載当時に知ってたくらい
るろうに剣心の個人的に面白いと思うところは
敵キャラクターのデザインがほんと個性的で
初登場時の何じゃこりゃ感から特殊な戦い方
そして徹底して味方側も緋村剣心の周囲の
人が徹底して狂言回ししてくれることで
謎めいたキャラを維持しながらずっと
戦ってられる上手いやり方だなあと思ってました
で今作はそのキャラクターに実在の俳優の
合わせ込みがほんとうまい
良い意味で役者が世界観に呑まれており
役者の個性が死んでキャラになりきってます
それが新垣健二のアクション指導で動いて
つまらんわけがありません
今回の悪役の新田真剣佑も
持ち味の感情爆発系演技が
復讐鬼と化した雪代縁と良く合っています
演技力って役者のスキルじゃなくて
現場の演出のウデだと思いますが
ここがうまく効いてるんでしょうね
アドリブなんて技術でもなんでもなく
演技ではないと思います
世界観の表現もしっかりしてて
原作も実在名を出しつつかなりファンタジックな
ところをそこそこの時代考証と組み合わせて
妙に説得力を感じる映像になっています
今作のファイナルからひと月後に
前日譚に戻るという変わった公開をするようで
どうしてそうするのか不思議ですけど
それも唸らせてくれる仕上がりになっている
んじゃないでしょうか
このシリーズに関しては
やれば出来るじゃないの日本映画
と思ってしまいました
掘り下げがまるで足りていない
今作を観るにあたって、だいぶ忘れていた原作を最初から最後まで一気に読みました。
その直後に観たからというのもあるかも知れませんが、原作と比べると掘り下げが足りなさ過ぎてガッカリしました。
最終章が二部作だと知って、当初は『あぁ、薫のあのシーンで第一部を終えるのね。引きの絶望感としては最高だし、剣心が廃人になってるというというのも二部目のスタートとしては最高。』と思っていたのですが、実際はあのシーンは採用されず、ただ薫が誘拐されて最終戦へ。
雪代縁の目的は剣心から大切なものを全て奪い去って生き地獄を味あわせる事であり、生きる意味すら失うほどの絶望を味あわせずして復讐は完遂しなかったはず。
なのに薫のあのシーンがないので、縁の目的が全く伝わって来ない。
あれでは剣心をおびき寄せて殺す為にしか見えず、縁の復讐はそんな簡単な事ではないんだよとツッコミを禁じ得ない。
また、薫のあのシーン不採用という事は、剣心が闇堕ちする描写も無いという事で、原作最大のテーマである『数々の人を殺めた人間が、死以外の贖罪を背負ってどう生きて行くのか』という部分がまるで抜け落ちてしまっている。
そこを描かずして終幕を迎えてしまった為、最後の幸せな風景に対する感慨深さがまるでなく、剣心と薫のこれからを祈る気持ちにまるでなれない。
剣心が死ぬほど苦しみ抜いて自力で答えを導き出す描写がないから、ラストで剣心が薫の側に居続けている事に疑問が湧いてしまう。
剣心の性格であれば、自問自答を乗り越え答えを出した後でなければ、これ以上同じような事が起こらないようにまた流浪の旅に出てしまう方が自然だ。(実際原作ではそうしようとしていた。)
あそこの改変で、るろうに剣心全体に通じる最も重要なテーマを丸投げしてしまった事になり、残念で仕方がない。
四乃森蒼紫の扱いも酷い。
原作では蒼紫、斉藤、佐之助、そして剣心の4人がライバルであり友であり、物語の中核を担う存在であるはずなのに、蒼紫は大した活躍もなく、ザコを仕留め切れなかった上に爆発でドロップアウト。
生死すら分からずに物語が終わるという扱いの酷さ。
中の人がやらかしたから急遽ストーリーを変えたのかなとすら思ってしまった。
原作にはない瀬田宗次郎の登場も、本来はあそこは蒼紫の場面だったはずのところを撮り直して差し替えたのでは?とすら邪推してしまった。
佐之助に関しても、前作の志々雄真実編で二重の極みを会得させて貰えなかったせいで、ただ威勢が良いだけのお荷物ザコキャラポジションに成り下がってしまった。
原作では剣心が誰よりもなによりも信頼を置く人物だったはずが、悲しくて仕方ない。
また、原作の方のるろうに剣心は、もう一人の主人公、明神弥彦の成長物語でもある。
現に、原作は逆刃刀を受け継いだ弥彦が立派な剣士になったところで終幕となっている。(北海道編は別)
ところが実写映画版のるろうに剣心では弥彦はただ居候している子供というだけで、居なくても物語が成立するレベル。
今作も、ただの一度も闘う事なく終わってしまった。
同じく、恵も居ても居なくても良いキャラに成り下がってしまった。
薫の恋敵として時に背中を押し、時に鼓舞し、最後は全てを薫に託して去っていくカッコいい女性のはずが、あれではただの手当の得意な居候。
彼女の覚悟の上に薫と剣心の幸せがあるからこそ、その特別さと重さが増す話しだったはずなのに、全てが台無しに。
尺の問題があるから鯨波や無名異をきちんと掘り下げられなかったり、劇場版1作目で出してしまったから外印を出せなかったり、そういうのは仕方がないとしても、メインのキャラクターはもうちょっとしかっりと掘り下げて、ストーリーに説得力を持たせて欲しかった。
そのくせ逆に要らなくない?って思う張がやけに目立っていたりと、よく分からない演出が目立って非常に残念だった。
最後は大団円で終わったはずなのに、剣心と薫以外のその後には一切触れる事がなく、それも不満が残る。
もしかしたらThe Biginningの方でそこを描くのかもだけれど、縁との決着が今作で着いた後で後日談的に描かれても感動が半減してしまう。
The Biginningで散々巴との愛の生活を掘り下げて見せられた後で薫との今を見せられて、素直に喜べるのだろうか。
個人的は、もう一作増やして最終章三部作にしてでも、縁編は丁寧に描いて欲しかった。
だいたい原作では志々雄真実編と雪代縁編はほぼ同じ長さなのに、雪代縁編だけ一作に収めようとするのがそもそも無茶だったのではと思う。
長々と批判ばかり書いてしまい申し訳ありませんでした。
るろうに剣心をリアルタイムで読んでいた頃は剣客バトル漫画くらいにしか思っていなかったのが、大人になって読み返したらとても奥が深く、生きる事の意味と真っ向から向き合う重厚な漫画であった事を再認識したばかりだったので、余計に細かい部分が気になってガッカリしてしまいました。
これは原作を読んだ直後だから思う事で、内容を忘れかけている人や剣心シリーズを映画でしか知らない人はまた違った感想を抱くのかも知れません。
この駄文、長文にお付き合い頂いた方がもしいらっしゃいましたら、心よりお礼を申し上げます。
鉄板です
役者、ストーリー、演出、音楽どれをとっても、素晴らしいと思います。特に格闘シーンは圧巻であのスピード感は最高です。前作、前々作も凄かったですが、大きく上回ってます。ストーリーについては、アニメファンからすると若干ですが物足りなさが残ってしまいます、原作では、薫が縁に殺され(詳細は書きませんが)剣心が廃人のようになったはず、このシーンは重要なシーンだと思うので、取り入れてほしかったです。(張の出演するシーンを全て無くしてでも)
The Fainal とThe Beginningを分けるのではなく、1つのストーリーにしても良かったのではと思います。
アニメでは、音楽がとても印象的で素晴らしいと思います。映画も素晴らしい音楽ではあるのですが、アニメで使われる、音楽を少しでも取り入れてもらえれば、るろファンとしてはより楽しめます。
原作と比べて、どうのこうの言うのは、どうかと思うのですけど、、、。
映画としては良かったが、原作好きとしては残念。
映画は、やはり役者もアクションも演技が素晴らしいので、とても良かったとは思います。
やはりキャスティングは大事だなと思うし、安易なアイドルとか配役されていないから見ていて違和感なく観れるなと思います。
一方で
原作好きとしては、残念でした。
やってはいけないことを、やってしまった感。
それは
削っては、いけない大事な部分を削ったこと。
剣心は、薫が殺されたと思い苦悩の末、落人群で朽ち果て、そして這い上がる。
あれがあってこそ、この縁との闘いの重さ、縁の憎しみ、人誅、剣心が何を償い何を守りたいのか…など深みがあるはずなのに、何故削ったのか。
蒼紫や、操にあれだけアクションやらせるなら、宗次郎を無理やり出させるなら(ここが1番意味不明)、掘り起こすシーンなぜやらない。。。と思えてなりませんでした。
あと、
巴との馴れ初めは、さすがにもう少し欲しかったですね。
beginningが、追憶編ゆえにあえて、きりまわした感もありますが。
ただ、
冒頭に書いた通り、原作知らずに映画として普通に見れば素晴らしかったと思います。
太鳳ちゃんも、アクション頑張ってました。
とんだシスコン野郎だな
雪代縁のキャラ設定はこれでいいのかな。縁が不幸なのは剣心に姉さんを殺されたからじゃなくてさ、シスコンの度が過ぎるからだと思うんだよね。
最後の方で剣心が縁に『お前の姉さんへの想いは間違ってない』って言うんだけど、近親相姦がタブー視されてるのはそれなりに意味あるしさ、「『間違ってない』って断定はどうかな」って思っちゃった。
縁のキャラ設定のせいかも知れないけど、ストーリーもじゃっかんのヘンテコさがある気がして、なんか真剣に観られないのね。
剣心と縁がやり合うときに、縁が『俺の仇は(略)お前と話したやつ』って台詞があるんだけど、ここで剣心がさ、「えー、お前いま俺と話しましたー。お前もお前の仇でーす。どうすんの? お前、自分で自分を討つの?」とか言い出してもおかしくない感じがあったな。
この作品は完全なアクション映画だね。あまりストーリーに見るべきところがないの。アクションは「さすがだなあ」と思うけど、もう何回か観てるから新鮮さはないね。
キャストも前作ぐらいまでは「旬なキャストが勢揃い」って感じだったけど、もうちょっと違うよね。売れてる人は大御所感が出てきてるし、売れてない人は「今なにしてるの?」感が出てる。
FinalとBeginningで前編・後編なのかなと思ったから、この作品では「剣心たち絶体絶命だぜ、どうしよう!」ってなって終わると思ってたの。そしたら違ったね、最後までやった。
そこは良かったけど、なんだか良くわかんなくて勝ったよね。突然、味方が集まってきて、それで勝ったって感じで。
全体的に話が今ひとつになっちゃってるんだけど、これ、大友監督が脚本書いたからかな。
Beginningはどんな話になるのか解らないけど、剣心も縁も、縁の姉さんが好きだったし好みのタイプが似てるから、今度は薫を取り合うのかな。そんなわけないと思うけど、そんなことを考えてしまうような話だったな。
こうするしかなかったと思う。
原作ファンの皆さん、分かります。言いたいこと、僕もたくさんあります。
でもこうする以外僕はなかったと思います。あの原作のストーリーを2時間ちょいの時間でここまで纏めただけでも僕は満足です。
薫人形→剣心廃人化がカットされている事が原作ファンから大きく反発を喰らっており、自分も視聴直後は不満爆発寸前でしたが、あの限られた時間の中で絶望からの復活を描くのははっきり言って厳しいであろうという考えに至りました。
勿論、不可能ではないでしょう。ですがもし実現されていた場合、映画の尺を考えると廃人化からの復活までの時間と経緯がめちゃくちゃに短く、かつ雑に進められることになっていたでしょう。あのシーンはじっくり丁寧に描くからこそいいのであって、雑に描くくらいなら最初からやるなという結論に至っていただろうと僕は思いました。(伝説の最後編の蒼紫のように)
唯一受け入れ難いのは張が無駄に殺されたことでしょうか。あれは本当に意味がわからない。原作では可愛げのある憎めないあんちゃんというキャラだったのにガチクズ化した上に惨めに殺されるとは。
漫画映画化の抜群の安定感と限界
漫画の映画化と言えば、駄作、迷作、珍作が多い 中、抜群の安定感がある本シリーズ。
今回もアクションとイケメンという二軸で十分に楽しませてくれる。
子どもの時にジャンプを読んでたオールドファンとしては期待以上のアクションで大満足。
観客が期待したことを期待以上に見せる。簡単なようで、妙な作家性とかこだわりを出すとダメな映画多いです。
イケメン期待の女子としても様々なイケメンが出てきて、更に神木隆之介の登場でお腹いっぱいでしょう。
が、そこから名作と呼ぶにはいろいろ壁が。
子どものときは気にならなかったが、姉の敵討ち一本で東京まるごと巻き込むにはいかんせん苦しい。
縁がただのシスコンに見えてくる。
あと、女性陣が信じられないくらい弱い。イケメンたちがこれでもかというくらい見せ場があるのに、回想シーンで美しさが強調されている有村架純以外、浮いている。
どの女優さんも本来は魅力的な方ばかりなんだろうけど。
ということで次回作に期待。
アクションは良き。3部作とかのが良かったかも?
原作とは別物としないとファンからすると物足りなさを感じてしまいます。
巴のところの尺が少なくもう少し欲しかったですが、全体の流れ、尺的にそれ以上は入れれないのも分かりました。縁との戦いもしかり。なら、いっそ3部とかにすれば良かったのかなぁと思いました。
個人的に神木くんが出演したことへの喜びと、伊勢谷さんのシーンがカットされてなくて良かったです。公開が一年延期されて、伊勢谷さんのことが風化されてたのでそれも良かったのかな。
四乃森蒼紫
るろ剣を映画館で初めて見た時の興奮が、蘇ってきて本当に最高だった。
原作は未読なので映画単体での感想になりますが、登場人物のビジュアルがとても好きなので、新キャラの悪役たちも凝りに凝ったメイクや衣装でとっても楽しかったです。柳俊太郎さんの存在感すごい。ダースベイダーとかシザーハンズとかいてちょっと面白かった笑
結局、縁の恨みは姉の死にまつわるもので、それだけでよくここまで、、とか思う節もありましたが、、自分に対する怒りと剣心に対する恨みで葛藤している姿もあり、真剣佑さんの演技がとても良かったです。
そして伊勢谷友介さん演じる青紫様が大好きだったので、カットされず出演されていてとても嬉しかったです。セリフも出演時間もとても少ないものでしたが、存在感は抜群でした。
初っ端からアクションがすごいです
朝、るろうに剣心展を見に行ってからの舞台挨拶付きで鑑賞。
そのためより楽しめました。
舞台挨拶で、佐藤健くんが撮影はファイナル、ビギニング、ファイナルの順に撮ってて、ビギニングの時は体重を5kgほど落として望んでいたけど、最後のファイナルは体重が戻り切らずにやっていたというので見てたけどわからなーい💦
あと、まっけんが撮影の合間にも筋トレしていたとかで、その肩の筋肉がすごかった。
そしてまっけんの演技に号泣…。
ほんとね、辛かったよねー、ギュッてしてなでなでしたいって思っちゃいました(笑)
アクションがとにかく迫力ですね。
ありえないシーンもあったけど。あれは卑怯すぎるわーとかツッコミながら見ていました。
神木隆之介くんも、なかなかいい役どころでした。
これで終わっちゃうんですね…。
寂しいけど10年間お疲れ様でした。
原作からのファンですが、実写化が決まった時も、佐藤健くんは全く違和感ないどころかハマり役すぎて…びっくりしたことを思い出します。
また漫画も読み直したくなりました。
なるほど
豪華キャストにワイヤーアクション、VFXにと、かなりの時間とお金が掛かっている事は理解出来ました。
佐藤健さんのハマり役だというのはその風貌から間違いないとは思うけど、あまりにも主役の影が薄かった。過去を背負った寡黙な流浪人とはいえ終始無表情で棒な話し方、そういうキャラだとしてももう少し魅力的に描けなかったものか。おそらく佐藤さんのせいではなく、原因は脚本か演出か。代わりに縁と斎藤一の印象が強烈でした。この二人は本当にカッコ良かったです。
期待のアクションシーンは、いくら小回りのきく剣心とはいえ、あんなにひょいひょい屋根の上に登ったり走ったり、さすがに無理やろーってリアリティ無さすぎる場面多々、エンタメだから良いのか?最後の剣心と縁の対決は、室内のシーンが多くて動きが細かすぎかな。外に出てからは、縁が建物ぶっ壊したり剣心が本気出したら強いんだぞ!って感じで見応えが出て来たと思えば、途中から薫さんやらピストル持ったマフィアやらが絡んで来ちゃって迫力が尻すぼみ。最後まで一騎討ちで、二人で倒れてせめて引き分けーくらいのほうがまだ良かったかも。まっけんの鍛え上げられた筋肉は眼福だったけど。
個人的には冒頭の列車内でのアクションシーンがとても良かったです。上海マフィアらしくカンフー感のある動きもありました。ややシスコン過ぎたけど、真剣佑は見た目も演技もアクションも凄く良かった。これは当たり役でしょう。
最後なのに、残念ながら今回はゲストに主役が食われちゃった感強めで、正直脇役さまさまな印象でした。そこが物足りなくスッキリしなかったなぁ。
想いがしっかり伝わる作品
原作のファンで実写映画も一作目から観てきましたが今作も原作へのリスペクトや役者のみなさんの熱量が伝わる作品になっていました。
もちろん、限られた時間の中で物語を完結させなければならないので原作とは違う部分や省かれたストーリーは出てきますがそれでも人誅編として大切な部分は描かれていたと思います!
個人的にはやはり今作の最重要キャラの縁を演じた新田真剣佑さんの演技がとても素晴らしかったなと感じました。
縁の冷静沈着な面と姉への想い故の狂気的な復讐心を見事に表現されていて圧倒されました。
願わくば四星との戦いも入れてもらいたかったですが更に一作必要になりますかね(´∀`)
Beginningも今から楽しみです!
被害と犠牲者が甚大過ぎて…
アクションもスケールも凄かったです!
しかしそれと同じくらい被害も犠牲者も凄くて…
アメコミファンの和月先生が描く荒唐無稽な敵キャラが実写化最大の難関だと思いますが、2.5次元のバランスは個人的には許容範囲だったと思います。
鳥山明先生が本当は命懸けの死闘中に技名を叫ぶ余裕なんかあるはずないとジャンプ作品の特徴を指摘していましたが、剣心が原作のように技名を言わないのも良かったです。
アクションも超絶でした。一番好きなのは座頭市のように静かに間合いを見極め抜刀した瞬間に決着がつく殺陣ですが、本作の尋常じゃないスピードで見せる長めの殺陣も時代劇の新しいスタイルとして楽しめました。
しかし本作を通して感じたのは気持ちよく映画館を後に出来ないレベルの無関係な人達の被害と犠牲です。何故ここまで徹底して被害の甚大さを丁寧に描くのか疑問に感じるほどでした。
これで最終的に剣心が勝ったとしても、めでたしめでたしとはなりません。主人公と身近な人さえ死ななければそれ以外はいくら死んでもいくら大怪我を負ってもいいとはなりません。しかもその被害や犠牲は剣心に対する復讐の手段。
剣心が過去に対して生きて償い続けると言っていました。これ以上更なる業を背負わせるなんて…。もやもやしまくりです。
るろうに剣心で一番好きな瀬田宗次郎(神木隆之介くん)に再会出来たのは嬉しいサプライズでした。
原作ファンとしては残念
原作ファンでも楽しめる、評価の高い作品だっただけに、とても残念だった。
薫が死んで、剣心が廃人になる描写もなく、左之助、弥彦の見せ場全くなし。
1番納得いかないのが、瀬田宗次郎を登場させたこと。伊勢谷友介が捕まって、書き換えなければならなかったのかわからないが、どういう理由で出したのか‥?出す意味が全く理解できない。
アクションはキングダムより上!
漫画は未読。今までの作品は全て観てます。
で、感想としてはファイナルとうたってるけど、別にファイナルぽくないストーリー!!
良くも悪くも王道の普通!!!!!
悪い奴が現れる→悪い手下が道場を襲う→薫さんが悪い奴にさらわれる→剣心が助けに行く→終!!!
しかしチャンバラやアクションはさすが!!
キングダムもこれぐらいの総力戦の重みというか、アクションが欲しい!次回作期待してるぞ!キングダム!!
それにしても神木くんのアクションは素晴らしいので星プラス
最強VS最狂
映画館が閉まり始めましたが、閉まる直前に見れたのがるろ剣です。昨年の夏から首を長ーくして待ってました。
期待通り超最高のエンタメでした。原作はなんとなくかじった程度でしたが、ドラマ性は薄くしてアクションに特化してるなと思いました。
序盤の狭い電車内を駆け回るアクションから心奪われました。狭さを活かしているなと思いました。ワイヤーを使っているように見せない滑らかな動きが素晴らしいです。
町を燃やす感じもパニックムービーとして壮大で、そんな町の中でも瓦の上を走り回ったり、壁蹴りで敵の攻撃を回避したりと、多彩な動きがまた凄いです。敵サイドもガトリングを装備したりとやりたい放題な感じがとても好きです。
真剣佑のゴリゴリの筋肉に驚きました。漫画の世界から飛び出してきたような感じで衝撃です。剣心VS縁のBGMなしのひたすらのアクションシーンが最高です。劇場のスクリーンに釘付けにされました。
左之助や弥彦がお座なりになってるなと思ったのが惜しいと思いました。張の遺体を剣心に放り投げてもしょうがなくね?とは思いましたが笑
綺麗に物語のオチまで持っていき、beginningへと続きます。こんな時期ながら公開を決行してくれてありがとうございます。
鑑賞日 4/23
鑑賞時間 15:50〜18:20
座席 J-17
原作ファンでなかったらよかったのに!?
原作ファンとしては、ストーリーが省かれていて、物足りない。
特に薫の死を偽装するという剣心を廃人に追い込む最大の人誅がないので、剣心復活のシーンがいつ来るかと期待していたら、ラストバトルに。薫が剣心に駆け寄るシーンになっちゃった。正直がっかり😵⤵️。
ただアクションシーンはすごいので、それだけの評価なら★4~5。
原作は人誅編だけで2部作のボリュームがあるので、よくぞまとめたという評価はありでしょうか。
追伸 2021.06.26.
本日、最終章の2作品を時系列順に連続して鑑賞。
初見時の原作ファンの変な期待がない状態で本作を改めて評価してみると、時系列順に見た方が納得でき、2作品で一つの作品だなと感じました。
巴姉弟と剣心、そして薫をめぐる物語。大友監督が描きたかったことの一部でも感じとれた気がします。
2回目鑑賞後の評価は🌟5です。
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