るろうに剣心 最終章 The Finalのレビュー・感想・評価
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さすがにもう驚きは無い
とにかくアクションシーンが多い!興奮しっぱなしの2時間でした
55点
アクション重視の人には良いかもだが
アクションが凄かった!
有村架純の巴も、儚い雰囲気が出てて良かったと思う。
ただ、凄い速さでストーリーが展開していくなぁと思った記憶があります。
突如宗次郎が登場するシーンも、何故…と思ってしまった。。
finalだから色々詰め込んだのかな。。
見応えある
まさに圧巻。豪華キャストで描く、アクション大作の集大成!!
【賛否両論チェック】
賛:宿敵の暗躍を前に、己の過去を背負い立ち向かっていく剣心の姿や、そんな彼と共に戦う登場人物達の姿が、感慨深くてカッコイイ。怒涛のアクションの連続は、まさに圧巻。
否:予備知識は必要不可欠で、知らずに観てもそれほど楽しめない。殺害シーン等もかなり多め。
特に前作までの説明はしてくれないので、原作や前作までの何らかの予備知識は必須です。逆に知らずに観ても、色々な人物が沢山登場してくるので、何となく分からないまま終わってしまいそうです。
剣心のこれまでの死闘によって築かれた、平和な社会。しかし剣心へ強烈な憎悪を燃やす男・雪代縁によって、“人誅”という名の殺りくや破壊が始まった時、剣心が己の過去から逃げることなく立ち向かっていく姿が、どこか切なくも非常にカッコイイです。
そしてそんな剣心の窮地に、左之助や斎藤一、四乃森蒼紫や巻町操等、かつては時にしのぎを削った者達が一堂に会していく姿は、お約束ではありますが、観ていて思わず感動してしまいます。それから個人的には、何といっても神木隆之介さん演じる瀬田宗次郎の参戦が、とってもステキでした。
言わずもがな、アクションはまさに圧巻の一言。作品を追うごとに激しさを増す、息をもつかせぬド迫力の殺陣シーンの連続に、終始圧倒されてしまいます。
ONE OK ROCKの主題歌「Renegades」も絶妙にマッチしていて、印象に残ります。最後にしてエピソード0でもある「The Beginning」と併せて、是非ご覧になってみて下さい。
アクションを楽しみたい人におススメ
・激しいアクションさえ見れたらいいという人にはおススメ
・ストーリー重視の人にはおススメできない
・原作至上主義者は見てはならない
【ストーリーについて】
原作が長いので過去編(begining部分)を除いても、映画1本でおさまらないのは当然。だから、雪代縁の復讐の物語をどういったオリジナル展開で表現するのかを楽しみにしていた。
ところが、オリジナルに突き進む覚悟がなかったのか、大人の事情なのかは不明だが、オリジナルストーリーを展開しようとする割に、話の文脈を全く考慮せずに原作シーンを入れる荒業に出ることが多く、原作にもオリジナルの展開にも中途半端になってしまったのが残念だった。
例えば、弥彦の「自分だけ弱いままは嫌だ」という台詞はそこに至る弥彦なりの葛藤や焦りがあったから響く。だが、映画ではその過程をすっ飛ばして唐突に台詞だけ出て来たので「はぁ、そうですか」くらいの感想しかもてない。原作を知らない人には恐らく何の印象もないシーンになったと思う。無理してこの台詞を出す必要もなかった。
同様に、鯨波の「止めを刺せ」のやり取りも、過去何があったのか、鯨波がどういう人間なのかという描写があるから引き込まれるシーン。だが、映画ではそれまで「ウガァァァ」としか言わず暴れていた初対面の敵を止めたら、「自分を殺せ」と言いだす展開なので「お前何言ってんだ?」くらいにしかならない。オリジナル展開を続けておいて、話の流れを無視して原作要素を出すので呆然としてしまう。
赤べこの食事シーンのカットは英断だと思うし、それによって原作以上に復讐者たちの狂気や憎しみが描かれたと思っているが、それだったら、鯨波は最後まで言葉を話さない人でよかったのでないか。
特にひどかったのが、「お前の中の姉さんは笑っているか」という台詞。原作では象徴的な役回りを果たすが、映画ではやはり唐突に台詞だけ登場した上に、この台詞の意味を理解させる補足も演出もない。時々思い出したかのように縁・剣心が見えない人のことを突然話し出すので、縁と剣心が幻覚を共有するホラーに思えた。
酷評したが、原作通りでなかったことを責めているのでない。大まかな設定だけ拝借してオリジナルに突き抜けた作品でもいいと思っていた。オリジナルと原作を話の流れも考慮せず中途半端に混ぜたことがひどいのだ。
実際、原作と全く異なるオープニングや原作以上に苛烈な東京襲撃というのはすごくよかった。この勢いのまま剣心と縁の対決に持ち込んで、何らかの形で二人の間に決着をつけたなら、原作と違うけどとてもいい映画だったと言っていたと思う。ところが実際は、そこまでやっておきながら、唐突の薫誘拐。また原作に戻るのかと残念な気持ちが強かった。
その後、縁の拠点に来た剣心を迎え撃つのは、剣心1人ではさばききれない怒涛の数の敵兵。仲間たちの協力のもと先へ進んでいく剣心。そこだけ見れば熱い展開だが、この縁は一体何をしたかったのか。縁の目的からして、埋め尽くさんばかりの兵隊を置くのは考えられない。抜刀斎を殺すことだけが目的なら今までのやり取り全部いらなくなる。
ストーリーは酷評したが、各俳優の演技やアクション、小物などのディテールは大変素晴らしかった。ストーリーや原作を無視してこれらの部分だけを楽しめるなら素晴らしい作品。
【各キャラ寸評】
縁:終盤の縁が剣心にキレて怒鳴っているシーンは素晴らしいの一言に尽きる
刀狩の張:原作とは全く違う展開だけど、いい味を出していた。こういうオリジナリティの積み重ねだったらすごくいい映画になったと思う。30秒でもいいから張の戦いを出して欲しかったくらい。
番神:ほぼ会話がなかったおかげで、格闘バカっぽいイメージ通り。縁の同志の中で一番まともな待遇。映画で言及されなかったが、無敵手甲を使っていたのもよい。なぜ左之助と殴り合わせないのか…
乙和:番神以下の知能のチンパンジーになっていて残念。原作よりもアグレッシブに暗器を使って戦う点は素晴らしい表現。だけど、謎の巨大武器を持たせた意味が分からない。署長宅襲撃しておいて銃の暴発エピソードないのは理解できない。
鯨波:この人の再現が難しいのは仕方ないけど、アームストロング砲をとても重そうに持ち上げたのは悲しい。ガトリング砲の戦いは、原作以上にいい味出していたので一層惜しい。先にも書いたが映画の展開では、最後まで黙っていたほうがよかった。
八つ目:ダースベイダー。エンドロール見るまで誰かも分からず、外印の代わりのオリジナルキャラクターだと思っていた。
黒星:原作と姿は全く似てないけど、作中の設定だけで人物を作ったらこうなるかなという感じの姿ですごくいいと思った。問題は、終盤の原作シーンを再現するためだけに出させられた感が強く、作中でとにかく出番が多い。黒星の代わりにもっと縁や剣心の描写をして欲しかった。ラストの黒星のシーンなんて丸ごとなしにして、全く別の展開でよかったと思う。
物足りない
私は映画の前三作を観ましたが、原作は人誅編だけは未読です。その前提でのレビューになります。
まず作品として続いているものなので、前作たちとの比較になってしまうのですが、アクションは変わらず凄いとは思うのですが、焼き回しの様に感じてしまい少し退屈でした。
特に目新しものもなく、既視感のあるアクションだったのは残念でした。
構成のパターンなどの細部は色々変えているのはわかるのですが、やはりある程度の目新しさが欲しかったのは事実です。
単作としてのアクションとしては良くても、連作となるとどうしても飽きが来るので、そこは何とかして欲しかったです。
そして連作として難しい点が、俳優さん達の変化です。
特に気になってしまったのが佐藤健さんの演技の変化です。とてもいい俳優さんだとは思うのですが、前作たちの剣心との解離を感じてしまいした。
いいなと思う俳優さんなので、出演作品は最近のもの観ていたのですが、声優の仕事もちょこちょこされている影響なのか、最近は前よりも声を作った演技が強くなってきたと感じています。それが別に悪い訳ではないのですが、前作たちの剣心と比較すると、そこが差異なってあらわれたのかなと、勝手ながら思いました。
作中での時間の流れもあると思ってもそこまでではないので違和感を感じます。やはり何年も続く役を演じるのは難しいのだなと実感しました。
作品の全体としては単調で盛り上がりに欠けたように感じました。
真剣佑だけで見る価値ある
まず実写るろうに剣心の醍醐味であるアクションシーン。
少し雑魚戦が長いかなとも思ったけどもうケチのつけようが無いです。
佐藤健さんのアクションが超人的なのは当たり前として真剣佑さんが凄すぎます。特に最後のBGM無しでの戦闘シーンは邦画史に残る名シーンでは無いでしょうか。
伝説の最期編でも思った事ですけどストーリーの繋げ方は流石に雑ですね。
でも伝説の最期編は藤原竜也さんや神木隆之介さんの敵役が完璧なおかげでストーリー性が保たれてる印象でした。
今回も良くも悪くも楽しめるのは真剣佑さんのおかげですね。なんなら佐藤健さん以上に過去最高にハマり役だったんじゃないでしょうか。
ストーリー的には星3.5くらいなんですけど真剣佑の良さでお釣りが来るので4.5にしておきます。
完全に雪代縁を観る映画てす。
まだやっていると思うので是非映画館で。
アクションが見応えあり!
原作未読、アニメ未見
実写映画は一作目から三作目まで観賞済み
「final」では、剣心の十字傷の謎を知る
雪代縁がラスボスとして登場。敵なのに、悲しい過去を持っていて同情してしまいました。
剣心と縁の対決は今までの映画を超える迫力のあるアクションでとても見応えがありました。
佐藤健さんをはじめとする、おなじみの神谷道場のメンバーの安心感や縁を演じる新田真剣佑さんの演技が凄く、見る価値があります!
個人的には、神木隆之介さんが登場したのが
胸アツでした。
ビギニング先鑑賞をお勧め
るろうに剣心の集大成
アクションは確かにすごいが…
アクションのカッコよさ、迫力は評価できます。
しかし原作との乖離が激しくて、ストーリーとしては「うーん…」となってしまいますね。
剣心の人斬りの罪に対する贖罪がこの作品の大きなテーマですが、その答えを見つけられないまま、叩きのめしてしまうのが納得できませんでした。
挫折を経験し、立ち直ってこそ縁に勝てる強さを得るはずですが、それがないのがなんとも…
原作で四乃森蒼紫が言っていた
「人斬りの罪を償う答えを見つけられないまま縁を倒しても、二度と神谷道場には戻らず、人との関わりを絶ったまま、死ぬまで孤独に生きていくだろう」
このままの結末ではないのかと…
原作厨かもしれませんが…
正当性の無い復讐と理由のない強さ
蒼紫が全部削除じゃなくて良かった
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